this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
狂気の笑顔が悪意をばらまく
<< もどる
1
…
16
17
18
19
20
…
52
つぎへ >>
【D】旧市街の魚市場 / アライグマ
「あれっ?」
異変を感じた
佐藤 英二
は足を止めた。両腕は茶色い前脚に変わっていた。後ろ脚も同じで猫に変化していた。
疑問に思う間もなく、鼻をひくひくさせる。
――魚の美味しそうな匂いがする。あそこか。
英二は魚市場に足を踏み入れた。そこでは活気に満ちた声が飛び交う。
「今なら新鮮な魚が食い放題だ!」
「こっちは刺身で提供するぜ! どんどん食ってけ!」
市場関係者らしい人達の大盤振る舞いに英二は驚いた。奥の方では多くの猫が集まってガツガツと生魚を食べている。
提供している側を見て、えっ、と英二は声を漏らす。
青黒い大小のアライグマだった。生魚を洗っては猫達に差し出していた。
――迷惑な外来生物のアライグマのはずなのに、どうなっているんだろう。今は猫の天敵ではない?
アライグマは用意した魚を丁寧に手で洗う。食べ終わった猫を見つけては素早く手前に置いていく。猫は飛び掛かる。邪魔なウロコは前脚で取り除き、仇敵と言わんばかりに齧り付いた。
英二は何となくではあるが、納得の表情を浮かべた。
――猫の必死な姿を見ると、あれが戦いなのだろう。それなら僕でも何とかなりそうだ。
猫達の集いに加わろうとした、その時、一方から争うような声が耳に飛び込んだ。
後ろ脚で立った三毛猫に薄っすらと黄色い猫が抱き着いていた。
「ののこ、パパだよ~! 可愛く『パパにゃん』と呼んでおくれよ~!」
「ベタベタしないで! もう、なんなのよ!」
頭から飛び出したアホ毛を振って押し返す。
会話の内容から三毛猫が
野々 ののこ
で黄色い猫が
野々 ととお
とわかる。
「まあ、まあ。ここは皆で仲良く魚を食べませんか?」
「もしかして英二くん?」
「野々さんも猫になったんだね」
「パパも猫になったよ~、ののこ~!」
ととおは歓喜に泣くような声でののこに頬ずりする。ののこは、離れてー、と声を上げた。そんな二匹を英二は頭で押してアライグマのところに連れていった。
出された魚を目にするとののこは夢中になって齧り付く。ととおも続く。
「皆で食べて、アライグマには満足して帰って貰おう!」
英二も加わって大ぶりな魚の腹部にかぶりついた。
<< もどる
1
…
16
17
18
19
20
…
52
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
狂気の笑顔が悪意をばらまく
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
黒羽カラス
シナリオタイプ(らっポ)
ホワイトシナリオ(100)
グループ参加
5人まで
シナリオジャンル
オールジャンル
定員
1000人
参加キャラクター数
53人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2023年04月23日
参加申し込みの期限
2023年04月30日 11時00分
アクション投稿の期限
2023年04月30日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!