this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
waに染まる猪口齢糖と伝統技術の饗宴 in サロネコ1371
<< もどる
1
…
10
11
12
13
14
…
17
つぎへ >>
*朗らかと、気の合う君と
寝子島で『チョコレートのお祭り』がある、と
餅々 きなこ
から誘われた
三毛谷 道哉
は、きなこの髪を
彼女の母親の櫛
を使い丁寧にといてから出かける事にした。因みに二人とも人間の姿へ変化している(道哉は若者の姿をとっている)。
今回は『和』とチョコレートのコラボという事で、二人も和の装いでお出かけすることに。紅葉と手毬が描かれた着物を纏ったきなこを見、道哉は優しく微笑んだ。
「似合ってるじゃないか。私はどうかな?」
「みちちかくんも、にあってるね!」
きなこはニコニコと道哉の姿を見、楽しそうに頷く。道哉自身は「きなこも同年代と一緒に見えた方がきなこも過ごしやすいだろうし」と若者の姿を取っているようで、ちゃんと若い姿にみえるかが気になっているらしい。
(ちょいと、別形態の化け方を磨くべきかねぇ……)
と考えていた彼だが、きなこが不思議そうな顔をしていたことに気付き「さて、行こうか」と彼女へ手を差し伸べた。
会場に入ると、甘い香りが漂う。三味線や琴の雅な音色を楽しみながら歩けば、様々な『和』とチョコレートのコラボレーション作品が展示されていた。
「ほう……、街中でみる店とは趣が違うね。懐かしささえ感じる」
これはこれは、と道哉が興味深そうにあたりを見渡していると、きなこがくいくいと袖を引っ張る。
「このおとはなんのがっきかな?」
「あぁ、これは琴……ほら、あれだよ」
きなこは道哉が示し見せた楽器を見て「おっきい~」と興味深そうに見つめる。かと思えば近くにあったもなかに目を奪われいた。
「どうしたんだい?」
「これ、あんこにちょこれーとをまぜたもなかだって! たべてみる?」
きなこの言葉に、道哉は少し考える。というのも、猫にとってチョコレートは毒。故にあやかしになり人の食物を嗜めるようになり色んなものを味わった身ではあれど避けていたのである。
だが、きなこに誘われた手前、食べないという選択肢などない。道哉は「いただこう」と小さな最中を口にした。
「ん? なかなか美味いな」
意外とさっぱりとした味わいに、道哉の目が僅かに見開かれる。毒特有の苦みも痺れも感じず、あんこのやさしい甘さが舌に広がる。
「恐れ入ったよ。懐かしんだ和の味と繊細さだ。それに、この口当たりもいい」
「うん! とってもおいしいね!」
きなこもその最中をおいしそうに食べれば、今度は豆乳クリーム入りのチョコレートを見つけてきた。こちらも食べたが、特に異常はない。
(チョコレートも、大丈夫みたいだ)
だが、好みとしては和の甘味だな、と内心で道哉は頷いた。
「きなこはほかにどんなものが気になるかい?」
「あっちにあった、まっちゃちょこくっきーかな?」
道哉はきなこと共にそのお菓子を食べようと一緒に歩き始めた。
口直しにお茶を飲みながら、のんびり会場を楽しむ。途中大正琴の演奏が行われ、きなこと一緒に懐かしいメロディーを楽しんだり、甘じょっぱいしょうゆベースのペーストが入ったチョコレートを試食したり、チョコレートと練り切りで作られたジオラマなどを見て楽しんだりしていると、きなこが「みちやはどんなあじがすき?」と聞いてきた。
「そうだねぇ。醬油味が私は好きだねぇ」
道哉はお茶を飲みながら穏やかに言う。
「みたらしも好きだから甘さとしょっぱさ、そして薬味や隠し味からくる旨味は……あぁ、もう少しいただくよ」
そう言いながら道哉が手にしたのは、アクセントとして七味が混ざったおせんべい。チョコレートを吹き付けてあるのだが、これが彼の口にあったらしい。
「きなこは、やはりきなこ味が好みかい?」
「それもすきだけど、こっちのもすき。あまいものはみんなすきだけど、ね」
きなこはそういいながらきなこを混ぜたチョコレートを口にし、楽しそうだ。
(私は、楽しんでるきなこが見られただけでも儲けものさ)
誘われなければ縁がない体験でもあったからね、と道哉は小さく微笑んだ。きなこもまた、笑顔の道哉を見て
「やっぱり、さそってよかった!」
と満面の笑みを浮かべているのだった。
<< もどる
1
…
10
11
12
13
14
…
17
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
waに染まる猪口齢糖と伝統技術の饗宴 in サロネコ1371
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
浅野 悠希
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
NPC交流
定員
30人
参加キャラクター数
22人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2023年02月19日
参加申し込みの期限
2023年02月26日 11時00分
アクション投稿の期限
2023年02月26日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!