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LIQUID -Star Chronicle-
バレットチェイサーは「甘くない」【bitter】
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【ストーリークエスト『不穏な遺物』(1)】
発端はこうだ。
とある探険家がサイディア王国郊外に発見した、新しい遺跡。ワインツの元騎士であり現在は大規模な探索隊を率いる探険家は、新発見に大いに喜びつつも予断無く、各方面のエキスパートからなる三つの部隊を予備調査のため送り込んだ。
ところが内部には確認されただけでも、原始的なスライム、かつての住人の成れの果てと思われるスケルトンに、いつからか侵入し営巣しているゴブリンらが跋扈しており、探索隊はほうほうの体で逃げ帰ったのだという。
貴重な遺跡の調査に当てるべき大切な人員を、モンスター退治ごときに浪費するわけにはいかぬ。そこで白羽の矢が立てられたのが、彼ら冒険者たちというわけだ。
集まったパーティメンバーは4名。
「うおお、ゴブリン速え!? みんな、油断すんなよ!」
パーティリーダーのながれ(プレイヤー:
水守 流
)。彼はクラフトマスターで、<アイテムクラフト>で高品質な武器に防具、消費アイテムなどなど作成するのにはまっていたら、資金と素材が底をついてしまったため、金策のためにとクエストを受諾した。
パーティでは主に、自らクラフトした多種多様な物品での支援攻撃と、<鑑定>スキルによる価値ある遺物の発見、ならびに敵の弱点の看破などが役どころだ。
「くらえ、<ねばねばネット>だ! ゴブリンスカウトを拘束したぜ、追撃たのむ!」
「うむ、ナイスだながれ!」
バレットチェイサーのシュマイト(プレイヤー:
葉月 朱真
。シュマ、ではそのまますぎるので少しアレンジしてみた)が<雷銃>のトリガーを引き絞り、雷撃弾を放つ。属性攻撃が可能な拳銃は稀少なレアアイテムのひとつで、ねばねばネットにより動きを止めたゴブリンを狙い違わず撃ち抜いた。ばちりと電弧が弾けて、ゴブリンは消滅する。
「よし、一匹撃破……次が来るぞ、エイジ!」
「りょ、了解! うわっ、数が多い!」
ウェポンマイスター、エイジ(プレイヤー:
佐藤 英二
)はパーティの前衛、いわゆるタンク役を務める。<聖銀の剣と盾>を携えみなの一歩前へ出て、敵の攻撃を受け止める。
「うぐぐ。こ、ここは我慢だ……<セルフヒーリング>!!」
自己回復で体力を確保し、最前線を維持する。そうしながらも剣を振るい、盾をハンマーのごとく叩きつけ、数匹のゴブリンを仕留めた。いささか普段の気弱なところも見えるが、一歩も退かぬ構えは仲間を守る聖騎士のごとしだ。
「だ、誰かトドメを~!」
「……詠唱完了! あとはまかせて!」
エイジの後ろで魔杖<アルケインロッド>を振りかざす、プラチナブロンドの美女ソフィア(プレイヤー:
月原 想花
)。ガチャから排出されたレアな英雄キャラは使い勝手のよいスペルブレイカーで、強力な攻撃魔法を習得している。
魔杖の先端で光がスパークし、
「食らいなさい、<誘導魔弾>!!」
飛び出した幾筋もの光弾が次々に、ゴブリンたちを貫く。標的を追尾するこの魔法の命中率は実に、100%を誇る。
ソフィアの大技の一つが炸裂し、敵は一掃され、ひとまずバトルは終了した。
「ふぅ! お疲れさ~ん。ゴブリンとか序盤のザコだろと思ってたら、案外あなどれねぇな……」
「ほんとだね、気を付けて進もうか。<地図作成>で、マップを確認するよ」
ほうっと息をついたながれにうなずき、エイジはマッピングスキルを発動する。たどってきた道筋を自動的に地図へ書き込んでくれる便利なスキルで、複雑なダンジョンの探索に極めて有効だ。
シュマイトが横からそれを覗き込み、
「ふむ、今はこちらから来たから……次はこっちか?」
つぶやきながら腕組みした拍子に、彼女の胸元がふるんと揺れた。シュマイトは朱真をモチーフにしたアバターだが、実は調整の際に身長やバストサイズを若干大きくしていたりする。
(……大きいと、こうなるんだな)
ちょっとだけ嬉しいような、空しいような、複雑な気分にかられるシュマイトだった。
警戒しつつ、遺跡の奥を目指して進む。ダンジョン内部は暗いが、ソフィアが習得している<灯火>のスキルによって明るく照らされ、大いに探索の助けとなっていた。
「それにしても、すごいグラフィックだね」
野々さんともいっしょに遊んでみたいな……などとぽつりつぶやくエイジ。
ソフィアはうなずいて、
「ほんとだよね。ゲームとしてもよくできてるし……それに、いつもと違った自分で遊べる、っていうのもいいな。普段のぼくはビビリだけど、英雄キャラを使ってると全然怖く……」
途中で口調が素のままに戻っていることに気づき、言葉を飲みこむ。プレイ中は英雄キャラになりきって遊ぼう、と決めている。
「……怖くないわよね」
先日は少し、ソフィア……想花にとって酷なことがあった。想い人の失踪。忌避すべき記憶の復活。疲弊していたところに知ったのが、このLSCだった。
今はせめてゲームに没入して、傷を癒したい。
「おっ。こいつは、トラップか?」
ながれが目ざとく何かに気づく。
通路の壁にぽっかりと、いくつも、拳大の穴が開いている。
「通り過ぎようとすると、何か飛び出してくるのだろうか?」
「どれどれ、ちょいと試してみっか」
「あ、おい。やめておいたほうが……」
シュマイトが止めるも、ながれはそこらに転がっている石をつかみ、ひょいと投げてみた。
「うわっ!?」
がしゃん、とすさまじい勢いで飛び出したトゲが、石ころを微塵に砕いてしまった。気づかずうっかり飛び込んでいたら、大惨事だったろう。
幸い、一度飛び出したトゲはもとに戻らないようだ。全て作動させてしまえば、安全に通過できそうだ。
シュマイトがぽん、とながれの肩を叩く。
「ながれ、お手柄だな」
「たまたまよ、たまたま。しかしこのあたりにゃ、手頃な石ころもあんまりねぇな。どうやってトゲを作動させるか……」
しばし思案に暮れていると、
「……うん? 後ろから何か来るよ」
エイジがしんがりへ移動し、剣と盾を構える。
「あっ。スケルトンだ!?」
がしゃがしゃと歪な音を鳴らしてやってくるのは、数体のスケルトンだった。長剣と盾で武装している。
「ちょ、ここで戦うのはまずくない……かしら!? あのトゲ地帯に追い込まれたら……!」
ソフィアが慌てて誘導魔弾の詠唱にかかる。
ながれがリーダーらしく指示を飛ばす。
「エイジ、悪ぃけど持ちこたえてくれ! あいつは火が弱点だ。俺は使えるアイテムをクラフトするぜ! シュマイトとソフィアは、とにかく撃ちまくって時間を稼いでくれ!」
「「了解!」」
エイジが盾でスケルトンの剣撃を受け止めている隙に、シュマイトは<爆破スイッチ>を起動する。接敵前に素早くしかけた小型爆弾が炸裂し、スケルトンの腕や足を吹き飛ばす。しかし敵はアンデッド、そう簡単に動きを止めてはくれない。
聖銀の剣はある程度有効で、数体のスケルトンにトドメを刺すことができたが、群れはまだ残っている。
ソフィアの誘導魔弾が光条の弧を描いて飛び、進行を押し留めたところで、
「……っしゃあ、できた! <フレイムボム>をくらいやがれ!!」
焼夷手投げ弾を野球のピッチャーよろしく投擲し、スケルトンへ叩きつける。瞬間、猛烈な炎があたり一面へ広がり、スケルトンたちは赤い輝きの中に沈んでいった。
バトルは終了。冒険者たちは、焼け残ったスケルトンの骨片をトゲの罠に投げ込み作動させることで、通路を抜けることができた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
墨谷幽
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
冒険
バトル
ゲーム
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2023年01月17日
参加申し込みの期限
2023年01月24日 11時00分
アクション投稿の期限
2023年01月24日 11時00分
参加キャラクター一覧
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