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寝子暦1371年のハッピー・ハッピー・ハロウィン☆デイズ!
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「ひゃあああ!」
見帰り沼の コトコ
を見るなり
比嘉 桐太
(ひが・とうた)は大きな声を上げた。
コトコの仮装はずばり鬼、鬼のお面に虎柄パンツ、発泡スチロールを削り色を塗った金棒まで手にしているのだ。これで桐太の前に飛び出したのである。それも、「わるいこいねがー!」とドスの効いた決め台詞つきで。
こわいこわいさせてしまった!? と思わせたがさにあらず、桐太の反応はもっと嬉しいものだった。
「かっこいー!」
賞賛のスクリームだったのである。
「すっげー、金棒見せて見せて-」
とコトコから借りてふりまわしたりしてご満悦だ。これはコトコも得意にならざるを得ない。
「へへー、はろいんれすからね。おにさんのかっこして、おまめまいて『ふくはうちー』って」
「それってー」
と
後藤 杏那
(ごとう・あんな)が言った。茶髪、小豆色のジャージ上下、しかも膝には穴があいている、履いているのもサンダルだ。
「節分じゃないっすか? あとなまはげも混じってるよーな気がするっす」
「はえ? ちなう? せちゅぶん? にゃまはげ?」
「んー、まあ、アウトってわけじゃねーですが、ハロウィン☆デイズには季節がちがうって感じっすね」
聞いてコトコは大混乱だ。
「はろいんに、おにさん、いないんれすか!?」
「結論から言えばそーっす。どっちも冬のイベントっすよ」
「ひゃあああ!」
今度はコトコが仰天する番であった。
「えーでもカッコいいじゃん?」
桐太はコトコを擁護する。
「んー、れも、それならもっと、はろいんなおいしょ、よういしてくるれす!」
コトコは宣言した。しかも桐太と杏那の分も準備してくると請け負ったのだ。
実はこの部分、ちょうど一週間前のやりとりである。場所はアパートにある杏那の部屋、コトコと桐太は『さくせんかいぎ』と称して集まり、来週日曜のスタンプラリーに思いを馳せているのだった。さっそくコトコは衣装を披露したわけだが、さきにひろーしてよかったと思った。
杏那に保護者役を頼んだところ、
「いーっすよ。日曜なら店も休みだし」
とあっさり承諾してくれたという経緯もあった。
「あんなねーちゃん、カメンコンいかないの?」
どこで覚えたのか桐太がそんな情報を披露するも杏那は、消しゴムのカスを払い落とすみたいにあっさりこれを遠ざけた。
「ないない。あーしそういうのはいいっすよ。てゆーか仮面コンは土曜夜っす、仕事っすから」
あんなはキャバ嬢なのである。夜はメイクしてきれいどころに変貌するのかもしれないが、昼間の彼女は気のいい姉貴分でしかない。
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またたく間に一週間が過ぎハロウィン☆デイズの日曜日、あんなの部屋をおとずれたコトコは先週にまして鼻息が荒かった。
「かーかにおいしょ、もらってきまいた!」
お世話になるから、と母親が用意したとのことだった。
「かーかがぬいぬいしたやつなんれす、どーぞれす!」
先週のやりとりがなかったら、三人鬼でハロウィンに参加、豆をまいたりまかれたりしていたことだろう。(それはそれで楽しそうではあるが)
「いやぁ、なんか悪いっすねえ~。どれどれ」
コトコが差し出したナップサックを受け取り杏那は開けてみた。
「すごい!」衣装が判明したとたん、桐太は先週以上の喜色を見せた。衣装を裏返し表替えしして興奮している。「NYAGOデザインのWARマチーンだ!」
コトコにはよくわからないのだが、アメリカンコミックスのスーパーヒーローらしい。灰色基調、ブリキのロボットみたいな無骨なデザインで、わかる人にはわかるクールさがあるという。しかもNYAGOブロックのアレンジがなされている。スモックみたいに羽織ってフードをかぶるだけで変身完了というお手軽さでありつつも、細かいところまでしっかり縫い糸で表現されていた。すぐに桐太はこれを着て、
「リパルサーブラスツッ!」
と必殺技らしきものを叫んでいる。
「あう、とーとと、かーかにもおせーてもらいまいた、ほんとはおばけさんのかっこするんれすね、とー、はじゅかしれす……おばけさんじゃなくても、すきなあにめのきゃらくたーれもいいってことれ」
桐太の好きなキャラクターをちゃんと把握しているコトコなのだ。
「ありがとう。ほんとうれしいよ」
リサーチは完璧だったといえよう。さて杏那はといえば、似合うかなぁと照れくさげにコスチュームを眺めている。
「あーしのは魔法少女っすか。あ、これまみ子さんが好きなやつっすよねぇ。ミスティック・エール?」
「あんなねーね、それはみすちーしゃんれす、えーりゅのしぇんぱい!」
「先輩?」
先代ミスティことミスティックアリアということだ。なお『ミスティック』と『アリア』ないし『エール』のあいだにナカグロ(『・』のこと)はつかない。
「とーが、えーりゅになるんれす!」
コトコはおもちゃのステッキをスチャっと抜き、エクスカリバーでも抜いたみたいに堂々掲げた。
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ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
桂木京介
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
恋愛
オールジャンル
定員
1000人
参加キャラクター数
61人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2023年01月15日
参加申し込みの期限
2023年01月22日 11時00分
アクション投稿の期限
2023年01月22日 11時00分
参加キャラクター一覧
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