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「すんげ-大きいっすねえ!」
率直すぎるほど率直な言は、七夜ソラによるものである。
修の家のことだ。海の見える戸建て、星ヶ丘というロケーションも抜群すぎる。八人家族でも優に暮らせそうなこの邸宅に、修はひとりで暮らしているという。
しかもパレード会場から、運転手付きキャデラックの迎えつきという状況だった。まるで貴族か王族か。高級車のレザーシートで夢見心地になったすえがこの邸宅の披露、ソラが仰天したもの無理はないだろう。玉手箱を開けた直後の浦島太郎も、ここまで鮮烈な反応はしなかったに相違ない。
「八神先輩って、ここにひとりで住んでるんすか!?」
「まあね。おかげでさみしいくらいだ」
通いの使用人はいるけどね、と言いながら修はソラを招き入れた。
「遅い夕食になったけど用意させている。ソラ君の好みがわからなかったから肉と魚の両方にしたよ。ひょっとしてヴィーガンだったりしなかったよな?」
「大丈夫っす! 俺好き嫌いないっす! 肉も魚も野菜も全部大好きっすー!」
「よかった。たいしたもてなしはできないけど、くつろいでほしい」
修の言う『たいした』の基準を、ソラは疑うことになる。それほどまでにゴージャスな夕食だったのである。
ソラが風呂に入っている間、修は自室の勉強机に学業成就のお守りを置いた。今日神社で買ったものだ。自分用ではなくあおいのためのお守りゆえピンクを選んだ。位置は写真立ての前にした。
フレームに収まっているフォトは二枚、ひとつはケーキを持った自分とあおいだ。もうひとつは本を手にしている自分とあおい。
恋人同士の写真と言いたいところだが、そこまでうぬぼられるほど自分は自信家ではない。
明日が試験だな。
頑張れ、あおい。
きっと合格できる。
九州に行ってしまうのは寂しい。でも必ず、俺は君を迎えに行く。
「フロもすんげー大きいんすね! 温泉旅館かと思っちゃいました~!」
このとき予告もなく背後のドアが開き、ふかふかのオーガニックタオルで頭を拭きながらソラが入ってきた。パジャマは修のを借りている。身長差があるので袖に手首が埋没していた。
「あわっ!」
修は変な声を出してしまう。写真立てを倒すべく手を伸ばしたが慌てたゆえ手が滑った。一動作遅れて写真を隠す。
まずい、見られたな。
「クラスメイト! だからなっ!」
とっさに口をついた言葉は、後から考えれば不自然このうえなかった。
「先輩もしかして」
ソラは目を見開いて言う。
「一緒に写ってた人、カノジョっすか?」
幸か不幸か、あおいとのツーショットという事実までは把握されていなかったらしい。
そうだよと言って写真をオープンにするほど修は厚かましくない。
「いまはまだそうじゃないが、そうあってほしいとは想ってる」写真は伏せたままだ。
ソラは得心したように目を細めた。またこのときの表情が、驚くほどあおいに似ているのである。
「だったらすごいラッキーガールっすよねえ、そのクラスメイト」うっとりしたような口調だ。「八神先輩に想われるなんて。先輩ってイケメンだし優しいし」
「よしてくれソラ君、俺は平凡な男だよ」
「またまた~。あ、それと俺のことはもう『ソラ』って呼び捨てにしてください。俺、先輩の舎弟になりたいっす!」
「ちょっと待ってくれ。舎弟だなんてそんな」
「かわいい後輩なんでしょう? 俺も先輩のこと『アニキ』って呼びますから!」
本心を言えば俺は君の義兄(アニキ)になりたいと言ったら、ソラは驚くだろうか。
だがあまりこの話に深入りすると、連鎖的に困ったことになるかもしれない。修は話題を切り替える。
「寝るまでまだ時間があるだろう? ゲームでもしないか。別の部屋に百インチのモニターがある」
「マジっすかー!? アニキ、俺一生ついていくっすー!」
大げさだなと笑いながら、ソラ君あらためソラを修は案内する。
ソラは明日も観光したいという。なら明日もガイド役をするほかないだろう。
仕方ない、と修は思った。
可愛い『おとうと』のためだ。一肌脱ぐとしようじゃないか。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
桂木京介
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
恋愛
オールジャンル
定員
1000人
参加キャラクター数
61人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2023年01月15日
参加申し込みの期限
2023年01月22日 11時00分
アクション投稿の期限
2023年01月22日 11時00分
参加キャラクター一覧
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