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暴け! 秋だけの美味しいヒミツの暗号
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季節限定メニューがあるという告知を見て入店したはずの
白 真白
は、思わず2度我が目を疑った。
扉を開けてまず目に飛び込んでくるのは天井までぎっしりと詰まった本棚で、それは新書や雑誌の並ぶ本屋とは違い、どちらかというと図書館や古書店のような古びた紙の匂いをしていたのだ。
限定メニューどころか飲食を出来るようには思えなかったが、本棚の間には十分な読書スペースであろうテーブル席があって、書店とカフェが融合したスタイルのお店なのかなと思いつつ空いている座席に座った。これが1度目。
そうして次はメニューに目を通したとき。店主のこだわりなのか、シンプルなメニューが中心だなと確認して『季節限定』と書かれたもう1枚に目を通す。そこには、確かに季節限定とは書かれているが、メニューなんてどこにも書いていない。これが2度目だ。
(もしかして、このひらがなの羅列がそう?)
上からざっと流し見て。それからじっくり指で追って読んでみて。
なんとなく雰囲気で読めないということは、間違いなく暗号だ。
「解読のご褒美ってことだね」
勝負を挑まれて受けない理由はない。こうやって暗号にするくらいだ、さぞ美味しい季節限定メニューなのだろうと思うと期待値も上がる。
何よりこの店からの挑戦状に勝てたなら、それだけで美味しく感じるはずだ。
(ふふふ、たーのしみーっ!)
真白は思い当たるひらがなの暗号を照らし合わせながら、早速謎を解いていくことにした。
暗号文を前にした彰尋は、まずは何か法則性が見いだせないかと全体をくまなく調べた。
同じひらがなが繰り返し並んでいるところもあるけれど、さすがにこのまま読み解くのではなく何かに変換するのだろう。
(カタカナとか……いや、それだと文字の雰囲気は変わるけど読み方は一緒だな?)
とにかく、前回のように何らかの法則に乗っ取って別の物に変換されるはずだ。もしくは、もう一枚を重ねると読めるようになっているとか、当て字とか。それならやっぱりカタカナに変換して、いくつかの文字を組み合わせれば漢字が浮かび上がってくる……とか。
思い当たる物を試してみるようにノートへ書き留めてみても、どれもしっくりこない。『季節限定メニュー』というからには、それなりに連想できる言葉になるはずだけれど。
彰尋は一度ノートから目を離し、店内を見渡す。やっぱり今回も、交流ノートで情報を集めるべきだろうか。
「ふふふ、秘密兵器の出番かな?」
隣でココアを飲みながら控えていたあおいは、手のひらサイズの小さなノートを取り出した。雑誌の付録のようで、メモをとるには書くスペースが少ないけれど捨てるのにも忍びなく、ずっと使いどころを探していたらしい。その表紙には『彰尋くん必勝ノート!』と書かれている。
「わざわざ作ってくれたの?」
「私に協力できるのは、これくらいだからね」
何度かこの謎に挑戦する機会のあったあおいは、今回の答えを知っていた。けれど、まだ解けていない友だちへヒントを出す立場に回るのも楽しい反面、同じようにそれが難しかったのだと話す。
「交流ノートの書き込みが増えると、本当のヒントを探すのが大変になっちゃうから……これは間違ってるよって教えるのも、楽しみを奪っちゃってる気がして」
だから誘ったとき『大丈夫?』と聞いてくれたのか。挑戦したことがあると聞いた時には、それでは楽しめないだろうと、残念だけど仕方ないねと引き下がろうとしてしまった。でも、実際は違ったのだ。
あおいは答えを知っていることを『残念』とは思わず楽しみ方を見いだしていて、誘ったのがこちらだと言うのに配慮をしてくれた上で誘いに応じてくれた。仕方ないねと諦めることなど、何一つなかった。
「ありがとう」
敵わないなという思いと、ノートへの感謝を織り交ぜて彰尋は笑う。開いた1ページ目には、暗号と同じようにひらがなと、それに対する解説がついている。
――
みちみちんち ちらに
※私!
――
(私、ってことはあおいさんかな? 6文字と3文字で区切られる表現……)
名字は漢字だと2文字、ひらがなだと3文字。名前はひらがなで、これと同じく3文字。
あとはアルファベットの、ローマ字で書いたら――その字数はぴったりと当てはまる。
よく知る店主のことだ、メニューがシンプルなように暗号もそこまで凝った物ではないだろう。前回のように何かへ置き換えるのだとすれば、このヒントからだとアルファベットの可能性が高い。
変換する文字が定まれば、あとは法則を考えるだけ。ひらがなとアルファベットに共通するものはなんだろうか。彰尋はノートの2ページ目をすぐに見てしまおうかと思案する。出来る限り自力で解きたいけれど、せっかくのノートは活用したい。
「彰尋くんなら解けるよ。一緒に美味しいもの食べようね!」
にこにこと応援してくれる彼女に見守られながら、彰尋はゆっくり謎と向き合った。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
浅野 悠希
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
NPC交流
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2022年11月16日
参加申し込みの期限
2022年11月23日 11時00分
アクション投稿の期限
2022年11月23日 11時00分
参加キャラクター一覧
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