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暴け! 秋だけの美味しいヒミツの暗号
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「これで解読終わり!」
全ての暗号を読破した綾花は、達成感から珪と手を取り合って喜ぶも――そういえば、と冷静な自分もいて。
「ご、ごめんなさい」
「どうしたの?」
だって、手は……。
思うところがある綾花が遠慮気味に離そうとする手を、珪はきゅっと力強く1度握りしめ、暫し見つめ合ってから自由にする。
「僕は『今夜は』ダメだって言ったけど……」
それは覚悟を受け取らないという意味ではなくて、ひとつ真実を伝えることが叶うなら。
(君が立てるのを待ちたいって言いたかったんだよ)
手を引いて見守るのではなく、しっかり手を伸ばして立つ頑張る姿が見たかったのだと。
隠しに隠して伝え合った気持ちは、どこかで綻びが生まれてしまったのだろうか。けれど訂正する資格を今は持ち合わせていなくて、珪は苦笑する。
「難しいね、ボタンの掛け違いのように気づけたらいいのに」
(どういうこと?)
あのとき手を繋がなかったのは、思っていたような悪い意味ではなく別の意味があるのだろうか。
それなら、そうじゃなくても。
綾花は想いを暗号にしたためようと、解読した表と見比べてペンを走らせる。途中でこれがキーボードの配列ではないかと思い至って、足りない文字もすぐに書き終えた。
まだ彼は、それに気付いていない。持ち帰ったら読み解けないかもしれない。
「はい、珪先生!」
――ちみちかちくち かちしちくにからすにみら からかいもらかちにといかとなみちくにからしいとな
「ずっと私は変わりません」
それだけは、胸を張って言えるんだ。
秋の美味しいものとворとの記念撮影も無事終えて。
柚春は先にあったことを忘れたようにニコニコと微笑んでいた。
「ウォルターさんはどんな秋を過ごすの?」
本は季節に問わず読んでそうだし、体育祭も格好良かったけど、こうして何かを頬張っているのも少し可愛いし。芸術……は挑戦している姿を見たことがないけれど、確か華道部の顧問だったっけ。
「どんな、か……秋は体育祭が終わったら文化祭、願書の推薦状も書かなくちゃで忙しいかなぁ」
片付けても次々に何かしら仕事が舞い込んでくる秋は、意外と忙しない。
そういえば最近は、もうひとつあったっけ。
「誰かさんが撃ち落としにくるから、のんびりもしてられないし?」
「ふふ、させないよ。ウォルターさんと素敵な秋にするんだから……しちにとなのに!」
「暗号? でも……」
最初から『知らない』なんて一言も言ってないのにと、ウォルターは面白そうな顔で微笑んだ。
「いやー、今日はもうけたな」
モンブランの甘さを噛みしめて、ラッセルは周囲を見回す。
初めて訪れた店は、いつのまにかしっくりと居心地の良い空間になっていた。
(やー、さすがにデートっぽい所に声はかけらんねーけど)
友人は軍師だから、今回の暗号もその知識をもって解読したのだろう。連れの同級生もいい顔をしていたし、楽しそうな空気には手を振るだけで十分だ。
あっちにはハイスペなんて呼ばれる担任がいて、向こうにも先生が――まあ、誰と一緒かなんて野暮なことは知らなくていいか。
人は誰とは特定できないようにしながら、表情だけ書き留めるようにスケッチをする。
これだから、新規開拓はやめられない!
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
浅野 悠希
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
NPC交流
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2022年11月16日
参加申し込みの期限
2022年11月23日 11時00分
アクション投稿の期限
2022年11月23日 11時00分
参加キャラクター一覧
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