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暴け! 秋だけの美味しいヒミツの暗号
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空いた食器を片付けながら、文也は弾む会話に耳を傾ける。
いつもの読書が捗る店内もいいものだけれど。
(店が普段と違う賑わいをみせているのは、悪くないものだね)
謎に行き詰まったお客にはわざとらしいくらいのヒントを提供し、順調に解いていく人には声を小さくするようにお願いしたりして。お初の顔は喜んでくれているようだけれど、見たことある顔ぶれはこの様相をどう思っているだろうか……ふと顔を上げた先には、七瀬が暗号を前に悩ませている姿があった。
あれは、あとでヒントが必要かなと思った矢先。
「ウォルター先生は解けましたか?」
どこかで聞いた名だなと瞬いて、そっと彼の視線の先を追ってみる。
(へぇ、あれが件の)
なるほどねぇと笑みを浮かべると、七瀬がこちらに気付いたので――文也は笑みをそのままに手を振るだけに留めた。
そのままへらりと笑い返して手を振ってみて。
お客さんが賑わっているから嬉しいのかな、なんて思いながら七瀬はウォルターへ視線を戻した。
「あの人が店長の文也さんです。本をよく読みに来るんで、たまに話したりもするとですよ」
「これだけの本を管理するんだから、倉前とも話が合うだろうね」
「本のことも話しますし、この前なんて……」
――もしかして、好きな人でもいるの?
それはたまたま、いや、もしかしたら知らず知らず想い溢れて積み上げてしまったせいなのか。他人から見れば『そう』としか思えないタイトルばかりかき集めて、読書に夢中だったとき。
「この前もっ、色々……話を聞いてもらいました」
この気持ちはもう秘密ではない。ウォルターにも『好き』とは伝えてあって、文也に話したのも恋愛とは似て非なる、違うけれど上手く切り分けできない好きの気持ちをウォルターに持っている、という話だ。
……なんだか少し、さっきの文也が生暖かい目線をくれた気がしてソワソワする。
落ち着かない。こんな時はそう、暗号にでも集中してみよう。
(ふむん……意味をなさない文字の羅列)
苦手だ。
眉を顰め、暗号文を遠くにやったり近くにやったりしてみるけれど、やっぱりこういう無意味な文字は好きになれない。
(いや、暗号だから意味はなしているんでしょうけど……)
切っ掛けが掴めればなんとかならないだろうか。
「先生は解けましたか? それならヒントを」
「えー? これヒントって難しいんだけどなぁ」
さてどうしようかとクスクス笑う声に、七瀬はもう一度ヒントをおねだりしてみるのだった。
暗号となりえるひらがなの羅列。
(んー、いくつか思いつくけど……)
交流ノートを見に行かなかった真白にとって、決め手となるものはないけれど、それでも試してみたいことはある。例えば、ずらして読んだり抜いたりとする方法。
けれど、これならばずらす字数や方向が指示してあることが通例だし、少し試した所で意味ある言葉にならない……ということは、この方向性ではないのだろう。
(指示がさらに暗号になってる、って線もなさそうかな?)
飾り枠もなく文字だけの用紙には、これ以上の謎が潜んでそうにも思えない。
あとは、色んな人が情報を求めるように読んでいるノートに次の指示がある可能性もあるが、であればノートを見るように問題用紙なり店員からの指示があるはずで、あれは必須項目ではないのだろう。
(ともなると。単体で解決できるひらがなの羅列……あれかな?)
さすがに対応までは覚えてないけれど、これを照らし合わせるなら『キーボード』だと睨み、真白は手早く画像検索をする。
可愛いデザインに目を留めて、思わずクリックをしたら求めているデザインではなく一旦戻り……シンプルな物を選んでみては、小さい持ち運びサイズだったためか求めてる情報は載ってなくて。
意外と種類があるんだなと思って、ようやく定番のキーボードを見つけた。
(えーっと、『ち』が『A』で『な』が……ふむふむなるほどなるほど)
間違いない。これならばメニューとして成立している。
「うわー、どれもおいしそうで迷っちゃうなぁ」
まさに秋らしい、そして解読のご褒美に相応しいラインナップだ。
どうせなら、他店であまり見かけない物を食べたいけれど、そうなるとパンプキンパイだろうか?
「すみませーん、注文お願いしまーす!」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
浅野 悠希
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
NPC交流
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2022年11月16日
参加申し込みの期限
2022年11月23日 11時00分
アクション投稿の期限
2022年11月23日 11時00分
参加キャラクター一覧
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