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暴け! 秋だけの美味しいヒミツの暗号
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真っ白い壁にグリーンを吊った爽やかな内装も、無垢材にカントリー雑貨が並ぶ温かな内装も。
あちらこちらで静かな話の花が咲いて、相づちのように食器が小さな音を立てて。その店の特色によって香りも集まる人も変わってくる、そんな喫茶店の空気が好きな
桜井 ラッセル
は、旧市街の参道商店街から少し離れたところで足を止めた。
(本屋……じゃ、ない。喫茶店だ!)
馴染みの店でいつもの様子を楽しむのもいいけれど、知らない店を開拓するのはキャンパスに一筆目を滑らせるようにワクワクする。だからこうして、行ったことのない店を見つけられた時はとても嬉しい。
「お、しかも何かイベントがやって……?」
古書喫茶『思ひ出』
の入口に掲示された『季節限定メニューのお知らせ』に一通り目を通すと、ラッセルはしたり顔で頷いた。
(これはあれだ、謎解きってやつだな)
建物から脱出したりとか、街歩きをしながらとか、色々流行ってるらしいことくらいは知っている。喫茶店で謎解きをして隠しメニューにありつけるだなんて、実に面白そうではないか。
ラッセルは元気よく入店すると、表の隠しメニューに挑戦したい旨を告げる。その満面の笑みを見て、
柏村 文也
はもう解けている物だと思って注文を尋ねた。
けれど、空いている席についたラッセルは笑顔を崩さずこう答えるのだ。
「……まったくわかりません!」
あまりに潔く言う物だから、文也は一瞬面食らって――ふふ、と堪えきれない笑いを噛みしめた。
「そうかいそうかい。ならまずは――あちらへどうぞ」
スッと文也が指さした先には交流ノートを見比べている人がいる。あーでもない、こーでもないと言い合っている様子から、ひと目で答えが閃くようなヒントが書いてあるとは到底思えず、ラッセルは「あそこで何を?」と言いたげに首を傾げた。
「情報はタダじゃない、足で稼ぐもんですぜ?」
「ははっ、なるほど。そうやって解読するんだな」
ヒントが店内に散らばっているのなら、自分にも解けるかもしれない。ラッセルは注文を少し待ってもらうようお願いして、まずは暗号解読に勤しむことにした。
匂いにつられ、目に飛び込んできた本につられ、あの時は偶然辿り着いた店だけれど。
しっかり目当ての店に両親を連れてくることができた
見帰り沼の コトコ
は、得意げに胸を張りながら入店する。
「とー、もうしょーがっこーれす! まいご、ならないれす!」
ちょっとばかり背伸びをした着物姿で、まずは店長さんへご挨拶。七五三の前撮り帰りで大はしゃぎのコトコを窘めつつ、両親はお世話になったようでと文也へ頭を下げた。
「いえいえ。我が悪の秘密結社も、少年探偵団には楽しませてもらいましたから」
「みみつ! てんちょしゃん、こんろのみみつのあんごーなんれすか?」
今、何か不穏な言葉が聞こえたのは気のせいだろうか?
わくわくとコトコがはしゃいでいるのなら、そういう設定で遊ぶところなのだろうか。何にせよ、良くして頂いていることは十分伝わって、コトコの両親はやりとりを見守ることにした、のだが。
「今度の暗号は、ちぃとばかり難しいかもねぇ」
通常のメニュー表と一緒に渡されたのは、ひらがなの羅列。コトコにも読める文字だけれど、ただ『読める』だけでさっぱり意味はわからない。
漢字は母に手伝ってもらいながら読んで、どうやらこれが季節限定メニューだということはわかった。であれば前回と同じように、大人なら知っているのかとコトコは父を見るが、父は意外と本格的な謎解きなんだなと用紙に夢中で、何かを閃いた素振りがない。
つまり、この謎を解くのは前回探偵団の一員として頑張った者――コトコの役目だ。
「とーが、とーととかーかにおいしーものたべさせゆれす!」
やる気に満ちあふれた我が子が何をしでかすのやらとは思いつつも、奮闘する様子は見守ってやりたいのだろう。勝手がわからぬ店で戸惑うような両親に向かって、文也は「ごゆっくりお解きください」と微笑んだ。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
浅野 悠希
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
NPC交流
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2022年11月16日
参加申し込みの期限
2022年11月23日 11時00分
アクション投稿の期限
2022年11月23日 11時00分
参加キャラクター一覧
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