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ある迷宮で手繋ぎを・幽
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不規則に伸びる塀は非常に入り組んでいて、まるで迷路のようだ。一度はぐれたら、二度と出会うことはできない、そんな予感さえする。
稲積 柚春
は、塀に囲まれた道を
ウォルター・B
先生と歩いていた。細い路地かと思っていたが、分かれ道がある。
「……ただの塀じゃないのかな?」
ここが何なのか確認するために、カプセルギアのворで様子を見る。
「ここ、迷路だよ」
先は曲がりくねって分かれ道がいくつもあって、迷路としか言いようがない。このまま正解の道を探すのは難しそうだ。
「確か迷路って法則があったよね?」
「僕も聞いたことがある気がするなぁ」
迷路の法則。柚春は自分の右手側の壁を見る。行き止まりでも、この壁をなぞるようにすれば、遠回りでも確実に出口に繋がっていると。
(でも万能ではなかった気がする……)
「出入り口の場所か、何か特定条件ではできなかったと思うんだけど、ウォルターさんは知ってる?」
不安を感じて、あおいは修の手をぎゅっと握った。修も優しく握り返す。
そんな二人の視界の端に、ふらふらと燃え移りながら移動する炎が映った。
生き物のように動く炎。万一火傷してしまったり、呼吸困難になってしまったりしたら大変だ。
「風上へ炎を避けて進もうか」
言って、修はあおいの手を引いて歩き出した。
ここで珪先生と手を離すと、もう会えないかもしれない。なぜだかそんな気がした。だから。
「離れ離れにならないように、ここでも手を繋いだままでいます」
「そうだな、それがいい」
「珪先生となら、必ず出られると信じてます」
「僕も綾辻さんとなら出られると思っている」
珪先生の言葉にほわりと胸が温かくなる。
「珪先生、私を持ち上げてもらってもいいですか?」
持ち上げてもらったら塀の全体が見えないかと思ったのだ。一時的に手を離して珪先生に持ちあげてもらい、塀の向こう、見える範囲を眺める。
「出口か何か見えるかい?」
「はい、少し開けたところが見えます。それから橙色の何かが……あれは炎、ですか」
ふらふらと動く炎が見えた。その炎が近づいてくるのも。
「珪先生、炎が近づいてきています……!」
焦りながら伝えると、珪先生は持ち上げていた綾花を下ろして、手を繋ぎ直す。
「どこから来る?」
珪先生の問いに答える前に、炎が目の前に現れた。炎が珪先生の方へ近づくのが見えて、綾花はとっさに先生の前に立った。
「珪先生、もしものときは逃げてください」
炎と対峙する。触れれば火傷してしまいそうな熱気がまとわりつく。怖いか怖くないかと問われれば、怖い。それでも、好きな人は守りたいから。その想いが恐怖よりも強かった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
鳴葉ゆらゆ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
推理・サスペンス
ホラー
定員
5人
参加キャラクター数
5人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2022年08月11日
参加申し込みの期限
2022年08月18日 11時00分
アクション投稿の期限
2022年08月18日 11時00分
参加キャラクター一覧
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