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\ オーバータイム!/
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奇遇で儚き楽園
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「なんとも不思議な場所に来てしまいました」
倉前 七瀬
はおっとりとあたりを見回す。
広々とした平原に吹く風は、馴染んだ寝子島の潮風とは違い、乾いていた。
草の匂いがし、動物の匂いがし、有機的な土の匂いがする。
時の流れに取り残されて姿を消してしまった、儚くも美しい絶滅動物たちが暮らす最後の楽園。
寝子島のどこかにあるという
絶滅動物園
に、七瀬と
ウォルター・B
は迷い込んでいた。
「こげなところが寝子島にあったとは、そのうえ僕たちにも耳と尻尾がついとるなんてびっくりです」
「そうだねぇ」
ウォルターは落ち着いた口調で答えた。驚いているのだろうが、あまりそうは見えない。ふさふさのしっぽをゆるゆると振って、むしろこの奇妙な状況を楽しんでいるようにすら見える。
七瀬は甘い茶色のしっぽを思わず、はっしと両手で挟むように掴んでしまった。
「うわ」
「ああっ、痛かったとですか? すみません、先生の尻尾をみていると、なんとなく飛びつきたくなってうずうずしてしまいました。耳と尻尾が本物かどうか確かめたい気持ちと、なんというか本能的なものがですね……」
「分かるよ。その、動くものに無性にじゃれたくなる気持ち」
ウォルターは困ったように言って諭す。
「でも、しっぽを掴まれると背筋までぞわぞわってするから、出来ればお互い我慢しようよぅ」
「ぞわぞわ、ですか。どんな感じか知りたいので僕のしっぽも掴んでみてもらえません?」
「倉前は知りたがりだなぁ」
苦笑いしつつ、ウォルターは七瀬のしっぽを七瀬がしたのと同じようにきゅっと掴む。
「ひゃんっ」
あられもない声が出る。そういう種類のぞわぞわ感だった。痛いわけではないのだ。尾てい骨のあたりからぞぞぞと虫が這いのぼっていくような感じの中に、2、3ミリ官能が混じるような、なんとも居たたまれない感じだ。
「これは先生の言う通りですね、できるだけ我慢ということで。我慢しきれんかったらごめんなさい」
「お互い努力しようねぇ」
ウォルターは七瀬のしっぽから手を放して笑う。
なにはともあれ、だ。
先生と過ごせればきっと楽しいに違いない。
「とりあえず、見てまわりましょうー。こうみえて、かどうかはわからんけど、僕生物は得意科目なので、ある程度ガイドもできると思います」
「それは心強いねぇ。それじゃあ、倉前先生の絶滅動物講座といこうかぁ」
ニマニマした顔でそんなことを言われると恐縮してしまう。
「ハードル上げんといてくださいよー、先生」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
笈地 行
シナリオタイプ(らっポ)
プライベートシナリオSS(500)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
恋愛
NPC交流
定員
1人
参加キャラクター数
1人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2022年08月17日
参加申し込みの期限
2022年08月24日 11時00分
アクション投稿の期限
2022年08月24日 11時00分
参加キャラクター一覧
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