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雨崎 荒太郎
と
桜井 ラッセル
は、空からヘッドフォン男子を捜索する。
ラッセルはろっこん『黄色いピヨコ』で、カナリアに変身。そして、ラッセルの羽ばたきを受けて、荒太郎はろっこん『コノオオゾラニー』を発動させた。
「ピーピヨッ(こっち、この辺でみたって話だったよな。行くぞ雨崎)」
「……うん。なに言ってるのか、わかんないけどねー」
高層建築を飛び越え、家々を越えて、その先に目標を見つけた。
喋れないラッセルに代わって、荒太郎が携帯で、地上にいる一年三組(+α)の仲間に、ヘッドフォン男子の位置と移動する方角を知らせる。
それから、荒太郎は捕獲体勢に入った。
「ピヨーッ(すり抜けながらかっさらえ!)」
「行くよー」
とその時、音楽がアフリカの民族音楽になった。
ラッセルは慌てて自分の身体をついばんで正気を保つ。
荒太郎はおやつのこんぶを耳に詰め、こんぶをもぐもぐ。咀嚼音でなんとか凌ぐ、通称「もぐもぐ作戦」(
天馬 ひびき
考案)だ。
「塩気が身体に染みるねー。おいしいなー」
更にぱくぱく食べる。すると、口の中がこんぶで満たされ、噛めなくなった。
「…………っ」
「ピーピヨ(あほか!)」
荒太郎は服をパージ。無防備な姿で受ける上空の風は、火照った身体に優しく、とても気持ちよかった。
「風だー。大自然だー。僕は今、一陣の風になってるぞー」
全裸で滑空。道路すれすれの低空飛行で、ヘッドフォン男子を捉える。
ところが、その進路上に、
西野町 かなえ
の姿があった。
「なんやもう寝子島中、おかしくなってしもうとるやん。学校のみんなは無事だとええんやんけど。心配や」
肩から下げたクーラーボックスには、家で作った豆腐がたくさん。護身用だ。
「あや……。なんやこの音楽、なんや脱ぎたく……」
ドンドコドンドコ。腹の底に響くリズムが、かなえを原始の世界に誘う。
身体が勝手に制服のリボンを外し、ボタンを外し、胸元がはらり、はだける。
「風だー」
「……ん?」
「風だー!!」
かなえの目に、飛行する全裸の物体が飛び込んで来た。
「キャー! なんちゅうもんを見せてくれるんや! あと、見んといてーーっ!!」
豆腐を四方八方に投げまくる。そのうちの幾つかは、荒太郎に直撃コース。
だがしかし、
マウル・赤城・スティック
がそれを阻止する。投げたブーメランに、ろっこん『救いの手』で手を生やし、飛んでくる豆腐を叩き落とす。
「おお!」
「豆腐の相手は俺がする……って言うと、なんか情けないけど援護する。荒太郎はヘッドフォン男子を頼む!」
「頼もしいなー」
しかし、豆腐を叩き落とした反動でブーメランの軌道は思わぬ方角に逸れてしまった。Uターンして、再び豆腐を叩き落とす予定が、明後日の方向に。
「あ……」
豆腐は荒太郎を直撃。
同時に、かなえのろっこん『とうふの角に頭ぶつけて死なす』の効果が発動。
気を失った荒太郎は、慣性に身を任せ、真っ直ぐビルの窓に頭から突っ込んだ。
「ピヨピヨピーッ(うわ! 絶対死んだ!)」
「ラッセルー!」
マウルが叫んだ。
「ピヨ?(ん?)」
「気を付けろ! ブーメランが……ああっ!」
「ピベラッ!?」
さまよえるブーメランが直撃し、ラッセルも撃墜された。
「ピヨヨヨ〜〜……」
「……な、何やってんのよぅ!」
地上でヘッドフォン男子を追う一年三組(+α)の
天馬 ひびき
、
鈴居 鷹雪
と
電工 暁
は、二人の撃墜にショック半分、呆れ半分。
荒太郎の電話で先回りした三人は、こちらに来るヘッドフォン男子を正面から迎え撃つ。
ひびきは、右手に野球部装備の金属バット、左手に学生鞄の出で立ちで、耳に消しゴム耳栓しながらジンジャークッキーをバリボリ、咀嚼音で音楽を防ぐ。
「ちょっとちょっと! こっち見て! ヘッドフォン外して!」
ジェスチャーでヘッドフォンをとるように伝えるが、伝わらなかった。
「ここは……あたしの出番……」
鷹雪はろっこん『ココロテロップ』で、男子の目前に、テロップを出現させた。
『クラシック、好き?』
『ヘッドフォンを外してもらえないかな?』
けれども、彼はそんな目立つアピールにすら、反応しなかった。
「嘘……」
音楽がダンスミュージックに変わった。
ヘッドフォン男子は軽快にステップを踏むと、逆立ちして、そこからヘッドスピン。高速回転しながら移動してくる。
「ええっ!?」
全員、驚愕。
そして気が付いた。ヘッドフォン男子がまわりを見えていない理由に。
ヘッドフォンで音楽を抑えているからではなく、音楽の影響をモロに受けているからだ。ヘビメタの時は、正気を失ってしまう人もいたが、他の音楽の時は、意識はそれなりにあったはず。けれど、彼は全ての音楽で意識が飛んでしまっている。誰よりも、強く深く、音楽に飲み込まれてしまっているのだ。
「勝手に、このろっこんの本体は音楽の影響を受けていないものだと考えていたが、そうか……逆に誰よりも影響を受けている可能性もあったか」
暁は唸った。
「けど……どんな能力のろっこんなんだろう……?」
「少なくとも、今、私たちの頭の中で流れてる曲は、あのヘッドフォンから流れてると思うわ」
「聴いている音楽を他の人にも聴かせる能力……?」
「加えて、音楽に応じて精神に影響を与える能力、だな」
暁は身構える。
「生半可な説得は通用しないだろう。この手で無理矢理にでも、ヘッドフォンを奪い取らなくては」
その瞬間、アスファルトの道路に亀裂が走った。
地面が脈打つようにうねると、巨大な植物がそこら中から顔を出し、あっという間に頭を追い越す高さに。そこで止まればいいものを、家よりも大きくビルよりも大きく、成長していく。
「な、なんだ!?」
「テンション上がってきたー!」
納 十一
のろっこん『植物活性化』によるものだ。
身体を動かすのが好きな彼は、ダンスミュージックで感情が高まった。それに伴って、植物はどんどん大きく育っていった。普通はこれほど育つことはないが、何分ここはテオの創った世界。フツウの法則なんて当てはまらない。
「みんな、深刻な顔はやめて、もっともっと踊ろーーっ!」
「ま、待て! やめろ!!」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
梅村象山
シナリオタイプ(らっポ)
ホワイトシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
コメディ
ホラー
SF・ファンタジー
定員
1000人
参加キャラクター数
189人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2012年12月22日
参加申し込みの期限
2012年12月29日 11時00分
アクション投稿の期限
2012年12月29日 11時00分
参加キャラクター一覧
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