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霊界ポストからの手紙
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●16時28分:503 泉田
絢がエレベーターから通路に躍り出て、焦げ付いた匂いに顔を上げた。
すぐにドアの隙間や投函口から煙が漏れ出している部屋が目に留まった。
「あそこね」
既に始まっている。だが、119番には通報済みだ。
あとのことは消防士に任せて、自分はさっさと避難してしまえば死ぬこともない――が。
(そういうことじゃないでしょ!)
もしここで他の人を見捨てたなら、負い目に感じていつまでも引きずるかも知れない。
そんな気持ちのまま夢を叶えることなんてできるわけがない。
絢は首を振り、恐る恐るドアノブに手をかけた。
幸いまだ玄関までは火の手が届いていないのだろう、火傷することはなく。
そのまま回し、意を決して引いてみれば扉は苦もなく開いた。不用心だが今はありがたい。
「わっ!?」
次の瞬間、どっと熱と煙が溢れ出て、絢は堪らず咳き込んだ。
しかし怯んでいる場合ではない。口を押さえ、煙で目が痛むのも堪えて中に踏み込む。
(あれは……)
キッチンから廊下にかけて上体をはみ出すように、恰幅の良い女性がうつ伏せに倒れている。
煙もそちらから流れてきているようだ。
「大丈夫ですか!? しっかりして!」
絢が女性に呼びかけても、返事をするどころか身動ぐことさえない。
とりあえず外へ――そう思って助け起こそうとしても、びくともしない。
ならばせめて引っ張れないかと手を引いても、絢の細腕ではどうにもならなかった。
「うっ……ごほっごほっ」
更に悪いことに煙を吸ってしまい、急速に息苦しくなった。
気持ち悪い。目眩もする。
それでも絢は止まらなかった。
「……さなきゃ」
消さなきゃ。
我が身を引きずるようにキッチンに入り、コンロを中心に燃え盛る火の元をぼうやり見つめ。
時折咳を漏らしながら、持ってきた消火器の栓を抜いて、ふらふらとノズルを構えた。
レバーを握ると、黒かった視界も真っ赤な火の手も全部、真っ白に染まって。
あとは、よく分からなくて。
急に視界が横向きになった。
遠退く意識の片隅で、誰か
気の良さそうな男
の声が、聴こえた気がした。
「もう大丈夫だ、私がついてるからね」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
津軽無色
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
推理・サスペンス
ホラー
冒険
定員
5人
参加キャラクター数
5人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2022年08月03日
参加申し込みの期限
2022年08月10日 11時00分
アクション投稿の期限
2022年08月10日 11時00分
参加キャラクター一覧
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