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さよならサマー、またきてオータム
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「2学期が始まりましたね、笛吹さん。今期も風紀委員として頑張りましょう!」
「はい、愛猫さん! 2学期の始まりは風紀が乱れますからね」
9月1日の登校早々、
愛猫 萌々子
は同じ風紀委員である
笛吹 ぴりり
と校内を見回っていた。
ぴりりの言葉通り、寝子高の校舎内にどこかゆる~い空気が漂っている。
しゃきっとしている生徒もいれば、机に突っ伏して寝ている者、「宿題提出反対! ぜーったい反対!」と黒板に書き殴っている少年、「お客さまの中に、イケメンはいらっしゃいませんか~?」と自撮り棒片手に撮影に勤しむ少女、日焼け後の皮をむきあうカップルなど……
まだまだ、大多数の生徒からは、夏休み気分が抜けないようだ。
「そう言えば……いつもなら黄色い法被集団が現れそうなものなのですが、今日はいないですね」
「そ、そんなのがいるんですか」
ふとぴりりが呟いた言葉に、萌々子は驚いて飛び上がりそうになった。
「どこからともなく現れて、いつの間にやら消えてしまう……謎の集団なのです」
「実態は何をやっている集団なんでしょうか?」
「今はまだ分からないのです……しかし!! 絶対に突き止めてやるのです!」
「そうですね、次に見つけたらその隊長ってやつを捕まえないとですね。えと、そう言えば2学期のイベント対策についてなんですが……」
冷や汗をかいた萌々子は、慌てて話題を逸らした。
黄色い法被集団というのは間違いなく、萌々子自身が隊長を務める
『ののこ様親衛隊』
の事だろうと分かったからだ。
親衛隊そのものは、黄色い法被を着て、
野々 ののこ
の日常を見守るだけの集まりなのだが……ぴりりの目にはそう映らなかったらしい。
(やはりいつまでも校内で集まるのは危険でしたか……そろそろリモート会議に切り替えなくては。情報交換の場としては有益でも、風紀委員は脅威ですし)
萌々子にとって、同好の士と交流できる親衛隊は、とても大事な場所と仲間達だ。
しかし、それと同じくらい、ぴりりのことも大切に思っていた。
風紀委員である萌々子自身が隊長だとバレて、ぴりりに失望されたらと思うと、怖い。
「愛猫さん? どうかしましたか?」
「あ! すみません……ちょっと考え事をしていました」
「そうですか、よかった。体調でも悪いのかと」
萌々子は、心配をかけたことを謝り、2人で校内パトロールを続けた。
◆
さて、萌々子達の校内パトロールとはかち合わなかった、ののこはというと。
鼻歌を歌いながら、階段を上っていた。
なにせ、英二のおかげで宿題は全てめでたく終わったのだから。
「あれれ? なんだろ、皆集まって」
階段を上がって教室に入る手前に、男女が5人程集まっている。
「あ、野々ちゃん? おっはよー!」
同じクラスの友達が見えたので駆け寄ると、集団の中心にいたのは
万条 幸次
だ。
「あ、あはは……野々さん、おはよう」
「おはよ、幸次君。皆に囲まれちゃってどうしたの?」
「えーっと、それはだね……」
「こいつに彼女が出来たから、皆で祝ってるところさ!」
「えぇっ!」
幸次の肩をバンバン叩く男子生徒の言葉に、ののこは度肝を抜かれた。
「おめでとー、幸次君! それで、誰なの? いつから? 告白はどっちからなの~!?」
「もー、野々ちゃん質問多すぎ~。そんなに沢山、万条君答えられないだろうし、アタシが教えちゃうねー。全部聞いたし」
「ま、待って!? 俺がやるから!」
幸次はののこの質問に一つずつ答えてくれた。
「えっと、俺が付き合っているのは2年生の
愛猫 萌々子
さん。時期は……俺の誕生日にプレゼントくれた時、お願いしますって言われて」
「えっ? じゃあ告白は萌々子ちゃんから? すてき!」
「いいや、告白は俺の方からだと思う……たぶん。6月のプール開きの時に……つい口を滑らせて好きって伝えちゃって……それで、夏休みに入ってから、返事を貰ったんだ」
幸次が言葉を終えると、周りから「ひゅーひゅー」「やるね、この色男!」「どんどんぱふぱふー」とヤジが飛ぶ。
「えっと、じゃあなんで皆知ってるの?」
「あ、それはね……夏休みにデートしてるとこを……目撃者がいたみたいで」
幸次の背後、男女生徒一人ずつが笑顔で頷く。
「あっ、先生来たよ!」
同級生たちは渋々と教室に入り、幸次はやっと解放された。
(今日も愛猫さんに会えるかなぁ……登下校一緒にしようって言っても良かったかも)
幸次の脳裏に浮かぶのは、萌々子とデートした時の笑顔だ。
(あーでも彼女風紀委員だしなぁ。一緒にいたら委員長の笛吹さんとかめっちゃうるさそう……でも、隠すようなものでもないし……どうしたもんかなぁ)
同級生の質問攻めからは解放されたものの、幸次の耳には先生の話はあまり耳に入らなかった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
陣 杏里
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
5人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
定員
1000人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2022年07月16日
参加申し込みの期限
2022年07月23日 11時00分
アクション投稿の期限
2022年07月23日 11時00分
参加キャラクター一覧
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