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始業式が終わって。
無事に宿題を提出し終えた想花は、ぐったりと虚脱状態に陥っていた。
(正直、もう提出できないんじゃないかと思ったけど……何とかなったな)
席に身を投げ出す想花の周りで、同級生達が「久しぶりー」「これ実家に帰ったからおみやげー」なんて話をしている。
想花は空調の効いた教室と黒板、年季の入ったカーテンに、居並ぶ机と椅子を見回した。
(別に、久しぶりの学校、ではないんだよな)
夏休みに補習を受けていた想花は、何度も学校に来る機会があった。そして、合間を縫って色々とバイトをして過ごしたのだ。
実家にだって、補習を口実に帰らなかった。
両親は、文武両道を地で行く双子の弟ばかり溺愛するのだ。
何かにつけて比較されるあの場所は、お世辞にも居心地がいいとは言えない。
実質的に追い出されたようなものだった。
(流れ流れて寝子島にやってきたけど、この選択は正しかったのかな……?)
想花は一つ嘆息すると、帰り支度を始めた。
◆
ホームルーム前の教室に。
恵御納 夏朝
と
恵御納 夏夜
の姉妹は、おはよう! と挨拶をしながら教室に入って席に座る。
元々は夏朝の体に別人格として宿っていた夏夜が、分離して肉体を得てからは、2人で過ごせる時間は格別のものだ。
「えっ、ほんとに言われたの? 夏夜ちゃん」
「あぁ、本当だとも。『夏休みの宿題を前半で終わらせているなんて、そんな人外が猫鳴館にいたとはッ!?』……って先輩に。まぁ、その先輩は最終日に徹夜していたらしいな」
夏夜は苦笑いする。
多くの学生達を苦しめる夏休みの宿題だって、姉妹にしてみれば一緒に進められるのが嬉しいものだったりする。
「えーっ、2人とも前半に終わってたの? すごいねぇ」
「ののこちゃん……もしかして、ギリギリまで?」
会話に加わってきたののこは、いつもは元気なアホ毛がだらんと垂れている。
「うん。英二君に教えてもらったとはいえ、夏休み最終日の読書感想文はキツかったなー」
「そりゃあね……」
「そうだろうな……」
ため息をつくののこに、姉妹は顔を見合わせた。
「あ、そうそう。さっき先生が言ってた転科の話だけど。2人はするの?」
「あぁ、それか。夏朝とも話し合って決めたんだけど……僕達は転科しないことを選ぶよ」
夏夜が口を開いた。
「えっ、そうなんだ」
「僕はね、将来はカメラマンとかの、撮影する仕事がやりたいと考えているんだ」
ののこと夏朝がうんうん、と頷く。
「この進路を考慮するならば、転科して専門知識を学ぶ方がいいかもしれない。だが僕は3年生だし、今から転科したら専門知識を得る事に専念しなければならない。結果的にそれ以外の時間は削られてしまう」
僕は夏朝やののこちゃん達と、3年2組で高校生活を楽しむことを選んだ訳さ――と締めると。
感極まったののこが、がばっ! と抱きついてきた。
「夏夜ちゃぁぁん! 嬉しいよぉぉ!」
「ちょ……くすぐったいよ、ののこちゃん」
「えへん……じゃあさ、ののこちゃんは将来何になりたい、とかある?」
慌てる夏夜に思わず笑ってしまった夏朝は、咳払いしてから言葉を継いだ。
「将来ねぇ……私はこうして、いつも皆と楽しく過ごせればいいんだけどな。でも、もうすぐ学校も卒業だし。どうすればいいか、よく分からないんだよ」
眉間にシワを寄せて、真面目に悩んでいるののこ。それだけ見れば、十代の少女なのだが。
彼女は『ひと』ではなく、落ちてきて――記憶と力を無くした神様なのだ。
卒業したらどうなるのかは、夏朝には分からなかった。
「あ、そだ! 夏朝ちゃんは何になりたいの?」
「うん、僕はね……小説家とかの創作系の仕事をやってみたいって思ってるんだ。寝子高に小説方面の専門授業は無いし、転科もしなくていいかなって。それに……僕も夏夜ちゃんやののこちゃんと同じクラスで、高校生活を楽しみたいんだ」
3人は「2学期も色々楽しいことがあるといいね!」と話ながら、ぎゅっとハグをした。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
陣 杏里
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
5人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
定員
1000人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2022年07月16日
参加申し込みの期限
2022年07月23日 11時00分
アクション投稿の期限
2022年07月23日 11時00分
参加キャラクター一覧
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