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暴走扇風機を止めろ!
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●渾身の一本背負い
魚塚 源三
は学校の授業を終えて、帰る準備を始めた。
教室の外からは強い日差しが朝から変わらず降り注いでいる。
「くそ暑いぜ……」
この部屋の空調が効いているとはいえ、限界がある。暑さにうんざりしつつ教室を出た。その足で校門へ向かおうとしたら巨大な扇風機に遭遇した。学生の何人かは足を止めて、その羽から送られる風で涼んでいる。
しかし何か異様な音がした直後、扇風機が激しく回り出した。首は不規則に回り出し、先ほどとは比べ物にならないほどの強風が吹き荒れる。周囲は一気に困惑と混乱に包まれた。
「ちっくしょう! こんだけ風が強いと涼しいと思うヒマもねぇぜ! このままじゃ帰れねぇし、あの扇風機をぶっこわすしかねぇな!」
源三は重心を低くして、一歩ずつ扇風機に向かって進む。しかし風に飛ばされにくくなる半面、なかなか前に進むことができない。
(ぐっ……せめて飛ばされないように何か重りになるものがあれば)
状況を打開するのは厳しいと判断した源三は、いちどその場を離れて重りを探し始めた。
だが、そもそも学校内に重りがあるのだろうか。鞄に教科書を詰め込んだような、半端な重さではあの風に太刀打ちできない。もっとはっきりした重量が欲しい。源三は走りながら唸る。
「重り……重いもの……そうだ!」
彼は体育倉庫に向かって走った。
ウェイトトレーニング用と思われるダンベルやバーベル、なにかを固定するためのブロックなど。これなら重りとして十分使えるだろう。源三はそれらから適当に選んでふたたび扇風機のところへ戻って来た。
「これで簡単にはとばされねぇぞ!」
先ほどと同じように重心を低く保ち、扇風機に向かって歩いていく。しかし風の勢いは凄まじく、重りをまとった体でも後ろに飛ばされそうになる。
「ふんがー!」
それを気合で逆らって進んでいく。
(も、もうちょっとでこいつに手が届く……)
あと少し、あと少しと距離を縮めていき、ついに扇風機を掴んだ。
「よし! くらいやがれ! 一本背負いだ!」
源三は両手でしっかりと扇風機を掴むと、流れるような動きで持ち上げてそのまま地面にたたきつけた。バキッという大きな音とともに扇風機が完全に停止した。
「ふぅ、ちょっともったいない気もするけどこれで風も収まったな」
一安心といった気持ちで息を吐いた。だんだん落ち着いてくると、いつもの暑さが戻ってくる。しかもさっきまで体をかなり使っていたから汗も滴る。
「気合入れて動いたからか、今度はクソあちぃーぜ。クーラーの効いたサテンにでもよって涼んでいくか」
源三は鞄を拾うと校門から外へ出た。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
星織遥
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
バトル
定員
10人
参加キャラクター数
5人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2022年07月05日
参加申し込みの期限
2022年07月12日 11時00分
アクション投稿の期限
2022年07月12日 11時00分
参加キャラクター一覧
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