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ラッキースケベ☆Day
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●放課後・校舎パート(1)●
【校舎?・ホスト部の部室】
さてこちらは、校内のどこかにある
ホスト部
の部室だ。
「今日も部活だぜ! お客さんも来ないし暇だけどね!」
ソファで暇を持て余していた部長の
八城 昌也
は、
「いや、やっぱりここはお客さんより、まず新入部員じゃん?
新たなホスト……じゃない、部員を獲得して、盤石なる体制を整えておくのね〜ん♪」
そう言って廊下に出ると、最初に見つけた地味そうな男子に、さっそく声を掛けてみた。
「あ! そこの君ぃ〜!」
キョトンと振り向いたその生徒は、もちろん小林ハジメだ。
「(両手で指さし)うん! ティンときた! 君、ホスト部に入らない?」
「へっ? ボク……ですか?」
「そう、我がホスト部は待ってたのさ! 君のような……」
とハジメのてっぺんから足先まで眺め下ろして、
「……うん。とにかく、きっとイケるって♪」
何か良い所を褒めようとした八城だったが、あまりにハジメが地味すぎて褒める要素が見つからず、結局フワフワした勧誘になってしまった。
「まぁまぁ、とりあえず見学だけでもしてってよ♪ ささ、ホスト部へようこそ!」
それにしてもホスト部とはあまり耳慣れない部活だが、部長の
八城 昌也
によれば、
「女性のお話相手になって、気持ち良くなってもらうのがお仕事さ!」
いやお仕事ではないハズだ……たぶん。
「ダメですってば! ボクに女の子とそんな、気の利いた会話なんて出来るワケないですから!」
ぶんぶん首を振って、
早速落ち込みがち
なハジメを、
「ウンウン、だからそういう女性を喜ばせるテクニックやマナーを、
皆で勉強していこう!って趣旨の部活なんだよ〜♪
部員になれば、今日から君もモテモテに!」
「ほっ、ホントですかぁ!(のせられ)」
とか話していたらドアがノックされ、
旅鴉 月詠
がひょいと部室に顔を出した。
「……今度は誰も着替えてはいないようだな。ふむ、ここは何の部活だ?」
「ややっ、早速お客さん! いらっしゃいませ、ウチはホスト部だよ♪
あれっ? 後ろのお嬢さんもお客さんかな? ささっ、入って入って〜♪」
「ふぇ? わた、私は違いま(すぅ〜)」
その時たまたま廊下を通りがかっただけの、
北原 みゆき
まで八城に背を押されて、何だかよく分からないうちに部室に連れ込まれてしまった。
「お客さんがいきなり2人も! これはハジメ君効果かっ!?
やっぱホストたるもの女性の相手をしてこそだよね〜」
ソファに案内され、キョロキョロ不安そうに部室を見回すみゆきと、こちらは落ち着いてスケッチブックを広げ、目の端でそれとなくハジメを観察している月詠。さっそく接客モードになった八城は、パニクるハジメに「ささっ、練習練習」と月詠の相手をさせながら、自分はさっとみゆきの隣りに座る。
「ようこそ♪ 今日はよく来てくれたね〜。キミ何組?」
「い、1年2組の北原みゆきですぅ」
「何か飲む? アルコール以外だったら結構何でもあったりするよ♪」
「わた、私、こういう所は初めてで……」
「はは、そんなに緊張しないでねん。じゃあお任せってことで、
モヒートなんてこれからの暑い季節には、ぴったりなんじゃないかな。
あっ、もちろんノンアルコールだから安心してね〜ん♪」
ミントとライムのグリーンが鮮やかなドリンクを作り、さっとハジメの頭の上に置く。
「へっ?」
「ささっ、2人ともどうぞ……Σ って、ああっ! ゴメン、ハジメくん!
あまりにも存在感が無さすぎて、うっかり君をテーブルと間違えちゃったよ!」
ああ、これはうっかりだ(仕方ない)。
「わぁ〜ん、空気な存在感でスミマセン!
ソレもコレも全部、ボクのキャラが薄いのがいけないんですぅ〜!」
泣きながらテーブルにガンガン頭を打ち付けだすハジメ、おかげでドリンクが倒れてびしゃーーと2つともこぼれてしまった。
「ヒイイィッ!? せっかく部長さんが作って下さったカクテルが!
ああっ、ダメなホストでスミマセン! やっぱりホスト部なんかボクには無理だったんだああ!
(絶望)
」
「だっ、大丈夫だよぅ! ほら、ちょっとだけ!
ちょっとだけまだ、底の方に残ってるから!」
ハジメのネガティブっぷりに居たたまれなくなったみゆきが、倒れたグラスを口に運んで、ひと息に飲み干す。安心させるようにニコッと笑って、
「ほら、美味しいですぅ♪ 甘酸っぱくて、さっぱりしてて……
あれぇ……それに何だか、身体が火照ってきちゃいましたよ?(ぷちり)」
「Σ ええええーーーーーー!?」
いきなりブラウスのボタンを外しだしたみゆきを、二度見する八城昌也。その胸許からチラリとのぞく下着は、
繊細なレースが可愛らしい淡いグリーンのブラ、
「ちょ! 見える! 見えちゃうからっ!」
「ふむ、私も何だか暑くなってきたような」
さらに隣りを見れば、やはり空のグラスを手に旅鴉月詠までもが、胸許をひらいて風を送っている。パタパタと扇ぐスケッチブックの向こうに見え隠れするのは、
アイスグリーンのシンプルなスポーツブラ……!
ボリュームのある胸の谷間と2人の下着に、視線は釘付けになりながら、
「おかしいな……アルコールは入れてないハズなのに。
場の雰囲気に酔っちゃったとかかな?」
と思わぬラッキースケベに、首をひねりまくる八城だ。
「おっと、私としたことが……ふむ」
自身の思わぬ行動にも動じず、また冷静にボタンを閉め直す
旅鴉 月詠
。自分がこうしたラキスケ被害に巻き込まれることも、半ば予想済みだったからだ。
そう、「被害」。この月詠は、今日校内で頻発した騒ぎが、ろっこんの影響によるものだろうと目星を付けていた。彼女がこの部室に来たのは偶然ではなく、転校生ハジメの後をここまでずっと観察しながら、追ってきたからである。
「わぁ〜ん、部活に入ればボクのキャラも立つかも!なんて、甘い考えで来てスミマセン!
やっぱりボクに向いてる部活なんて、ありっこないんだあああ!」
(なるほど……これはやはり、そういうことか)
2人の下着姿にも気付かず、相変わらずガンガンとテーブルに頭を打ち付けているハジメを眺めながら、自身の観察に確信を得る月詠。
いつも騒ぎの近くに居合わせながら、
不自然なまでにそのハプニングに気付かない……つまり、対象を見ていない人物。
それが容疑者を絞り込む、最終的な決め手となった。
旅鴉月詠──ハジメが今日の騒ぎの原因だという結論に、たどり着く。
ここで彼女には、2つの選択肢があった。
1つは、「ハジメがもれいびであると彼自身に教え、この現象を止めさせること」。
しかし賢明にも、月詠はその選択を避けた。
(──自分がこの騒ぎを引き起こした原因だと知れば、何しろこの性格だ。
皆に迷惑をかけたとさらに落ち込むだろうし……それに自分がこの先一生、
ラキスケに縁が無いかもしれないと知ったら、どれほど落胆することか)
そしてそのハジメの落ち込みは、余計に周囲の被害を大きくするだけ。
なかなか厄介な、発動条件なのである。
「『向いてる部活が無い』……まあ、そう早々に結論を出さずとも良いだろう」
そこで月詠が選んだのは、もう1つの選択肢。「もれいびだと知らせぬまま、落ち込まないようにそれとなくハジメを誘導してやること」。つまり、悩み相談だ。
「最初は誰だって素人だ。いろんな部活を見て回り、やってみたい事をやってみるといい。
やるうちにコツを掴むし、慣れてくれば楽しくなるのだ」
「そうですよぅ!」
隣りで聞いていた
北原 みゆき
も、(慌てて胸許を直しながら)ハジメの手をぎゅっと握った。みゆきの方は、彼がもれいびであることには気付いていないのだが、先ほどからのハジメのネガティブっぷりが、どうしても放っておけないのだ。
(なんだか昔の私を見ているかのよう)
入学したばかりで、不安でいっぱいだったあの頃。運動も勉強もダメな自分に、合う部活なんてあるのかと思い、もし怖い先輩がいたらどうしようかと震え。大量のチラシを胸に、勧誘ロードに立ち尽くしていた、
あの春の日の自分。
(この人は、あの時の私なんだ)
そんなみゆきも縁があって、今では探検部と美術部に所属している。
「だから大丈夫です、ハジメさんにもきっと、ぴったりの部活がありますよぅ」
「うぅ、ありがとうございます、お2人とも……こんなボクに優しくして下さって(うるうる)
でもやっぱり、こんな取り柄の無いボクなんか」
はぁ、と溜め息をつこうとしたハジメの口にピッと指を立て、すばやく月詠がアドバイスした。
「それだ。まずは、溜め息をつくのを止めてみようか。
──『幸せが逃げる』と言うだろう?」
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担当ゲームマスター
鈴木二文字
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
恋愛
コメディ
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年10月24日
参加申し込みの期限
2013年10月31日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年10月31日 11時00分
参加キャラクター一覧
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