this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
霊界おうち探訪!
<< もどる
1
2
3
4
5
つぎへ >>
〇友、人界より来たる
「ここは……? 寝子島とは違うようですわね」
ほしびとの
アイオ・キャンドライト
は、突然霊変わった景色に首をかしげた。
さっきまで町の中だったが、ここの様子はどう見ても村という風情だ。
「よく来たな、歓迎するぞ!」
大きな家から、アイオの友人であやかしの
片夏 阿呂江
が嬉しそうに顔を出した。
「この屋敷が儂の実家なのじゃ」
アイオは屋敷を見て目を見張る。
「格式高い和風の豪邸ですわー……アロエは本当にお嬢様だったのですわー!」
「ですわ」口調と縦ロールのアイオは、見た目だけはお嬢様だが、実際の境遇は違う。
阿呂江の屋敷だというその家はものすごく大きくて、広い庭園もあった。
阿呂江について門をくぐったら、狐のお手伝いさんがいっぱいいて、アイオに頭を下げる。
「お邪魔いたしますわ……」
玄関に着き家に上がろうとした時。
リリリーン!
「きゃーっ!」
そばにある黒電話が突然鳴り響き、アイオは驚いて飛び上がった。
しかしさらに驚いたことには。
「こら! 儂の客人に何するんじゃ!」
阿呂江は受話器を取ることなく、そのまま電話に向かって怒鳴りつけたのである。
(えっ? 電話に向かって怒ってるアロエは何だかシュールですわ……)
アイオがそんなことを思っていると、阿呂江が説明してくれた。
「そいつは付喪神じゃ、急に鳴って人を驚かすのが好きな困ったやつでのー。父上が気に入っている故置いてあるが、儂だったら速攻で捨てるぞ」
「そうなんですの? でもほんとに電話が来たときはどうするんです?」
アイオは疑問に思ったが。
「ああ、電話線が無いから通話は出来んぞ」
「あら、本当ですわね……」
まじまじと黒電話を見つめるアイオに、
リリン。
詫びるように一度だけベルが鳴ったのだった。
廊下を歩きだすと、向こうから丸いお掃除ロボが動いて来た。
(また付喪神?)
やや身構えるアイオに、阿呂江は説明する。
「2代目お掃除丸じゃ。人間の世界から持ってこられた丸いロボット型クリーナーじゃ。こうやって放し飼いにしておる」
「こっちは付喪神ではないのですか? お掃除丸ってアロエが付けた名前ですのね、意外と可愛いセンスです」
「そうか? 初代は儂がうっかり踏んで壊してしまっての……」
「ここが儂の部屋じゃ」
アイオは、部屋に入って周囲を見渡す。
(時代劇で見る和風のお姫様の部屋って感じですわ)
星幽塔出身のアイオだが、ネコジマで過ごして人の文化はだいたいわかった気がしている。
畳が敷いてあって高そうな調度品や着物が飾ってある阿呂江の部屋は、正に日本のお姫様の部屋、に見えたが。
よくよく見れば違和感がある。
アイオの視線に気づいた阿呂江が説明する。
「そこらにある家具家電は村を出た者達からの貢ぎ物……いや土産じゃな」
(このお家は時代がごちゃごちゃですわね……)
「これはAIスピーカーのニャレクサ?」
時代劇っぽい世界に最新の家具が混ざっていた。
『おかえりなさいませ阿呂江様、玉水様は午睡の最中です』
アイオは疑問を口にする。
「玉水様、とは?」
「片夏 玉水(へんげ ぎょくすい)。儂の父上じゃ。白い毛並みの大きな狐が主な姿で、変化の術も本当は儂よりすごい。本当にありとあらゆるものに化けられるのじゃ」
「すごいんですのね」
「しかし今は老齢の身でな、最近は昼夜問わず離れの部屋で寝ていることが多いのじゃ。本来なら父上にも友人として紹介したかったが、またの機会じゃな」
「お母様は?」
「母上は仕事で霊界中を飛び回っていてな。村には数年に一度顔を出すぐらいじゃ」
「そうだったんですの……」
『そちらの方は?』
「儂の友達のアイオじゃ」
『お友達ができて良かったですね。いらっしゃいませ』
「えっ? はい、お邪魔してます」
ニャレクサがアイオのほうを向いてしゃべりだし、驚くアイオ。
「付喪神なので電気やネットが無くとも喋るぞ。儂の話し相手じゃ。村の外に出るまで友達と呼べる人がいなかったのでな」
「まあ、それでスピーカーの付喪神が話し相手だと……箱入りお姫様みたいな生活なら納得です。めっちゃかわいそうです……アイオは絶対にアロエの友達ですからねーっ! ぐすん」
涙ぐむアイオに阿呂江は驚く。
「何、別に寂しくはなかったのじゃ。女中や付喪神に囲まれておるしな」
「それならいいのですが……もう少しお家の中を案内してほしいのですわ」
「無論じゃ」
阿呂江はアイオをあちこち案内し、二人は客間でお茶とお菓子を楽しんだ。
<< もどる
1
2
3
4
5
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
霊界おうち探訪!
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
天村花海
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ★(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
ホラー
定員
10人
参加キャラクター数
6人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2022年03月13日
参加申し込みの期限
2022年03月20日 11時00分
アクション投稿の期限
2022年03月20日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!