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【海開き】Enjoy Beach Opening!
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◆
「さあ芹香、シロ、行くわよ! フィジカルなら自信あるでしょ?」
海遊びの解禁日、となればもうはしゃぐしかない。海岸へと繰り出す
吉住 志桜里
はいつになく元気だった。
「このとーり、身のこなしなら任せなさい。で、で、何して遊ぶの?」
吉住 獅百合
の問いかけに、雨梨栖 芹香が「アレだよね?」とビーチアスレチックを指してみせた。
「わかってるじゃない芹香。目指すはビーチアスレチックエリア、夕方までめいっぱいやっていきましょうっ」
そんなわけで、女子三人かしましくアスレチックエリアへ繰り出した。
「おーい、ちゃんと写真撮ってよねー!」
ターザンロープの向こう岸から、芹香が獅百合に呼びかける。写真の撮影担当はローテしていて、今回は彼女の担当だった。
「後ろがつかえないうちに早く来なさいなー!」
「せっかくポーズ撮るんだから、急かさないでほしいな――っと!」
足場を蹴って、芹香のつかまったターザンロープが滑走する。他のロープが無い方に身を乗り出してポーズを取る芹香を、
「ねーねー、折角なら一番高いところで写真撮ろうぜっ!」
「いいわね。次行ってみましょうか」
水上ジャングルジムに目を奪われた獅百合は撮ってなかった。
途中で止まれないので、そのままこっち岸まで滑ってきた芹香が唇をとがらせる。
「ちょっと獅百合ー、ひどいんじゃないかい?」
「あ、ごめん! 今度はちゃんと撮るからもっかいやって!」
二度目のポーズはきちんと撮影し、それから三人は水上ジャングルジムへと向かう。
「――一番乗り、っと!」
この手の遊具だと、身のこなしと背丈が相まって獅百合はとかく速い。三人の中で真っ先に頂上へたどり着くと、ビーチアスレチックの中で一番高い所からの景色を堪能する。
日差しにきらめく青い海と白い砂浜のコントラストが、ここからだと特によく見えた。
「いやっはー、やっぱり高いとこは良いね……!」
ちょっと遅れて志桜里が到着、さらに遅れて芹香が到着する。
「あーら、芹香ったらちょっと遅いんじゃない?」
「獅百合としおパンとデカすぎるだけだよ。しっかし、いい眺めだね!」
「そうね。眺めを一枚と……集合写真も撮っておきましょうか。ほら芹香、あなた見切れてるからもっと伸びなさいな」
「知ってる? 人間の身体はTレックスより小さいんだよ? これだからパン、」
「ここでその名前で呼ぶのはやめてくださる?」
「痛い痛い。ここでアイアンクローもどうかと思うよ私は」
「クロー、芹にゃーん、いちゃついてないで早く撮ろうよー?」
やいのやいのと言い合いながら、ジャングルジムの頂上に三人並んだ姿を志桜里のスマホで一枚パシャリ。
水上ジャングルジムの頂上で記念撮影している志桜里たちの姿が、ののことトランポリンで遊ぶ英二の目に留まった。
(ジャングルジムで写真か。眺めも良さそうだし、ちょっと良いかも)
なんてことを考えていたら、足元がお留守になって跳びそこねた。
「うわ、っとと!」
ぼよんと跳ねて、そのままフロートの上に投げ出される英二。
元気いっぱいに跳びはねていたののこが、慌ててトランポリンから降りた。心配そうに英二の顔を覗き込む。
「英二くん大丈夫?」
「ごめん、大丈夫だよ」
顔が近くて不意打ち気味にドキっとしてしまう英二。平常心平常心と心のなかで唱えて、それからさっき思いついた提案を口にする。
「次は水上ジャングルジムに行ってみない?」
それで写真も一緒に、とはこの場ではまだ言えない。
少しの甘酸っぱさを秘めたそんなやり取りがされる隣のトランポリンでは、真優理と絢がはしゃいでいた。
「これ、結構楽しいかも……!」
「絢ちゃん見てみて! こんなに跳べるわよ!」
特に絢の向かいで両手を広げてはしゃぐ真優理の姿は、完全に童心にかえっていると言ってもいい。
もともと天真爛漫なタイプな彼女だが、眩しい夏の日差しにすっかり気分が解放されているようだった。
◆
「うわぁーい!」
曖浜 瑠樹
のつかまったターザンロープが滑走する。水上を勢いよくかけていく爽快感に、自然と声が出た。
「楽しいねぇ……ぅわぅ!?」
向こう岸の間際まできたところで、つるっと手を滑らせて落水する。ライフジャケットのおかげですぐ水面にぷかぷか浮かぶけど、それも楽しい。
ぱしゃぱしゃ泳いでフロートの上に戻ろうとする瑠樹に、見知った顔が声をかける。
「お、瑠樹じゃん。落っこちたのか?」
「白石君こんにちはぁ、ターザンしてたら落っこちちゃった」
楽しそうに笑う瑠樹に、龍樹が「ほら」と手を伸ばす。ありがとぉと手を取って、フロートの上に戻った。
「白石君も一緒に遊ぼうよぉ」
「いいぜ、何して遊ぶ?」
「そうだねぇ。シーソーとかどうかなぁ?」
「シーソー……ってもしかしてあれか! 公園とかにあるのとはぜんぜん違うな」
そう言って龍樹が見ていたのは、だいたい「く」の字型をしたフロートである。両端に人が乗って右へ上がったり左へ上がったり、という様子は確かにシーソーだ。
二人が連れ立ってシーソーへと向かっていると、途中のフロートに平べったいシルエットが立っていた。
それに気付いた途端、瑠樹の瞳が輝いた。
「こんにちはぁ、マンボウくん! 海開き楽しいねぇ!」
「こんちは~マンボウくん!」
きゅうってならないように、目の前にかけよって挨拶する。
「こんにちはぁ。みんなが楽しく過ごせてるなら嬉しいよぉ」
マンボウくんは手を――というかヒレを振るような仕草で応えてくれた。ちなみにマンボウくんはライフジャケットを着ていた。どうやって着てるんだこれ。
そんなマンボウくんを、瑠樹はおずおずと見上げて言う。
「マンボウくんも一緒に遊べるかなぁ?」
「えっと、ちょっとだけなら遊べるよぉ」
今は親善大使のお仕事でアスレチックエリアをまわっていて、その一環として皆とちょっとずつ遊んだりもできるらしい。
「おお、やったじゃん瑠樹!」
「よかったぁ。オレたちシーソーに行くところだったんだぁ。シーソーならマンボウくんも遊べるかなぁ?」
飛んだり跳ねたり登ったりするものに比べたら、マンボウくんもきっと安全に遊べることだろう。
そんなわけで、ちょっぴりシーソーで一緒に遊ぶことに。
水の上をゆーらゆらと、右にマンボウくん、左に瑠樹と龍樹の二人。体重がわりと近いからか、シーソーは緩やかにゆらゆらと揺れた。
「楽しいねぇマンボウくん、白石君!」
揺れながら、無邪気に笑う瑠樹だった。
◆
アクティビティに欠かせないものが一つある。
そう、勝負事である。
志桜里と獅百合と芹香の三人は、志桜里の提案によってクライミングでの勝負真っ最中だった。
「クライミングなら身長の分だけ私が強いと思うんだけどなー」
一九〇センチを超える身長の有利を存分に活かし、獅百合がすいすいとハンドルを登ってい、
「うわっ!?」
つるっと滑って体勢を崩した。体が右に振れ、左のハンドルをとっさにつかんで事なきを得た。
ちょっと止まってしまった獅百合の脇を、猛然と志桜里がすり抜けていく。
「体幹の大事な場面では、シロより私の方が有利……!」
「そう変わるもんじゃないさっ。体が長い分軸が振れやすいのだけは認めるけどねっ!」
もとを正せば志桜里から分離した存在なので、素早さや体幹だってそう変わるものではないと思う獅百合である。
登りながら、監視員の人に怒られない、バレない程度に志桜里の方に身体を寄せる。
もちろん、そうやって圧をかけて足を滑らせようというプレイングである。
「ちょっ、シロ! やめなさい!」
「いやー、身体が長いと軸が振れやすくってさー」
「白々しい!」
志桜里も負けじと押し返し、クライミングしながら押し合いへし合う危なっかしい絵面が展開される。
「二人とも、私が小さいからって油断したね?」
そんな二人の脇を、芹香がするりと抜けていった。
あっ、と志桜里と獅百合の声が重なる。その間にも、芹香は頂上へとたどり着いていた。
遅れて頂上にたどり着いた志桜里に向けてにんまりと笑う芹香
「獅百合にかまけて私を見落とすなんて、ぬかったねしおパン。二人より背が低いからって油断したのかな?」
くっくと肩を揺らす芹香に、志桜里はにっこりと満面の笑みを向けた。
「芹香だけもう一度登ろっか?」
背中に足裏をあてがい、海面へドン。
「なんだよー、せっっかく写真撮ろうと思ったのに」
スマホを構えようとしていた獅百合が唇を尖らせた。
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シルバーシナリオ(150)
グループ参加
5人まで
シナリオジャンル
スポーツ
コメディ
オールジャンル
定員
1000人
参加キャラクター数
32人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2022年02月22日
参加申し込みの期限
2022年03月01日 11時00分
アクション投稿の期限
2022年03月01日 11時00分
参加キャラクター一覧
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