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【海開き】Enjoy Beach Opening!
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◆
羽生 碧南
は、バスケ部の二人の後輩――二年の浅見 柚乃と一年の
霧生 愛
――とともに海へやってきていた。
柚乃はフリルをあしらった可愛らしいワンピースを、愛はビタミンカラーの快活な印象のビキニを、
そして碧南は爽やかな印象のバンドゥビキニといった出で立ちである。
一緒に寝子ヶ浜海岸へ泳ぎに繰り出した……まではよかったのだが、海でも火花を散らしていた。
競争心を持っていること自体は良いことだと思う。結果的に二人共、部活でもめざましく成長しているのだから。そろって寝子高女子バスケ部の将来を担う存在となるのは間違いない。
しかしそれはそれとして、せっかく海に来たのにこれではもったいない。
「はいはい、火花散らすのやめようね? 二人とも美人なのに台無しだよ?」
たしなめに入ると、愛の矛先が碧南の方に向いた。
「というか先輩、来月にはインターハイなのに海に来てていんですか?」
そう、来月中旬にインターハイが迫っていた。寝子高女子バスケ部は出場を果たし、碧南にとっては高校三年間の集大成となるインターハイだ。
しかもキャプテンとして臨むことになるとは思わなかったから、プレッシャーはことさら重くのしかかる。
でも、碧南もこういう感じは嫌いじゃない。
しかし大学受験も控えてるので乙女ゲーがまた積みゲーになりそうなのが悲しいところである。
「先輩も明日からは練習漬けなんだから、その前に一日しっかり休むのも大事だと思うけど」
後輩二人のバチバチはまだ収まりそうにない。何かないかと思って海岸を見ていると、水鉄砲大合戦の受付が目に入った。
「二人とも、ぶつかり合うならアレでやろうよ」
「水鉄砲……」
「大合戦……?」
一瞬顔を見合わせた二人が、次の瞬間バチバチと火花を散らす。
「いいですよ、水鉄砲。やってやろうじゃありませんか」
「水鉄砲って言ったって手加減はしないからね」
二人は早速エントリーに向かい、水鉄砲を選び始める。
その様子を見ていたら自分も出たくなったので、碧南もエントリーすることにした。
「これなんか強そうよね
寮の友人たちと一緒に水鉄砲大合戦に参加することにした
水上 桜
が手にしたのは、大型のウォーターガンだった。
ひっくり返したりして色々眺めていると、すっと寄ってきた係員さんが得意げな調子で説明を始めた。
「そのウォーターガンはですね! 一五○○ccのタンクがついていて水切れしにくいのにくわえて、飛距離もなんと十二メートルもあるんですよ! 普通だと八メートルくらいですから、ものすごく攻撃力なんですよ!」
「そ、そうなんですか」
ただそもそもから大きいのにくわえて、タンクも一五○○ccあるということは満水にしたら相応に重たいわけで。
(さすがにに女の子が持つにはキツいかな)
係員さんには悪いけど戻そうとした桜に、友人の一人が言った。
「桜、カッコいい!」
「……そう?」
そういうことを言われると、ついその気になってしまう桜だった。
「係員さん、私これにします」
そう告げた時の係員さんの表情は、とてもいい笑顔だった。
「わぁいサンマさんバッジだー!」
サンマさんバッチをもれって、瑠樹はもうそれだけで大はしゃぎだった。
「いいねぇ、和……む前に大合戦楽しむよぉ!」
上着の左胸近くにバッジをつけて、大合戦に向けてむんと気合を入れる。
「なかなか似合ってるじゃねえか!」
その声に弾かれたように顔を上げると、そこには
寝子 サンマ
さんが立っていた。巡回中に大合戦のエントリー状況なんかをちょっと覗きに来たらしかった。
「サンマさん! オレがんばるよぉ! サンマさんのこと守るからなぁー!」
もちろん守るのはバッジである。
「おう、がんばれよな! っと呼ばれちまった。みんながんばれよー!」
ぐっとサムズアップして、サンマさんはまた巡回に戻っていった。
時間にすればほんのちょっとのことだったが、それだけで瑠樹のやる気はモリモリだ。
「どれにしようかな」
白 真白
が、貸し出しの水鉄砲を眺めて悩んでいる。
大きな水鉄砲の方がたくさん水が入って有利そうだが、小さい大豆の方がとりまわしはよさそうだ。真白自身の体格との兼ね合いもある。
「むむむ……」
あれこれ持っては重さや狙いをつけて使い心地を確かめて、最終的に選んだのはピストルタイプの水鉄砲だった。小さいけれどタンクは大きめで、真白でも問題なく片手で持てるサイズ。使い勝手は良さそうだ。
「よし、これにするね」
目指せ優勝!
家の近くに海があると、海開きにも参加しやすいもので。
鴻上 彰尋
は、双子の妹と弟のお目付け役として海岸に来ていた。
二人は仲良く遊んでいるので、せっかくだから自分も遊ぼう――と思っていたら水鉄砲大合戦を発見。優勝商品に心惹かれたので、参加してみることにしたのだった。
「水鉄砲は……これがいいかな」
こだわりはないので動きやすさを優先していくつか試してみて、手にしっくりときたピストルっぽいタイプを選ぶことにした。
トリガーが軽く作られていて、連射も比較的簡単。射的がうまいわけではないという自覚もあるので、そういうタイプのほうが向きかなと思った。
「さて、どこまでやれるかな」
◆
障害物としてフロートがいくつも設置された大合戦用フィールドの中、参加者たちは適当に散らばって配置につく。
そして
中沢 リッカルド
町長の号令を合図に、水鉄砲大合戦が幕を開けた。
「行くよ桜!」
「あっ、ちょっと待ってこれ動きにく……っ!」
友だちと一緒に飛び出そうとした桜は、その気になって今の銃を選んでしまったことをさっそく後悔した。
一五○○ccのタンクを水でいっぱいにした大型のウォーターガンは、思っていたよりも重くて動きにくい。
「うわっ!?」
もたもたしている間に狙われて、あわててフロートの陰に飛び退いた。と思ったら、まわりこんできた敵が狙ってくるではないか。
身をよじったりして何とかバッジにだけは当たらないようにする桜だったが、代わりに全身あっという間にびしょ濡れになってしまう。
濡れた髪が肌にはりついて気持ち悪い。こんなことなら括っておけばよかった。
「桜大丈夫ー?」
「ありがっ、つめたっ!」
見かねた友だちの援護射撃を受けながら、どうにかその場を抜け出す桜。その背中にどこからか水を当てられて、思わず跳びはねてしまうのだった。
さっき桜を撃ったのは、抱えられる最大サイズの水鉄砲を構えた瑠樹だった。
よく狙って撃っているつもりなのだが、大きな水鉄砲の反動にはまだ慣れなくてうまくいかない。
次はもっと――バシャッ!
「あっ、サンマさんに水が! 白く!」
サンマさん(バッジ)が少し色落ちして白っぽくなったのを見て、瑠樹は顔を真っ青にした。
続けてもう一発が腕に水鉄砲にあたって、瑠樹はあわててその場から逃げ出した。それから水が飛んできた方をよく狙って、水鉄砲のトリガーを引く。
瑠樹が撃った水鉄砲が、まゆらの顔面を直撃した。
「っぷぇ!?」
面食らってしまったものの、カレーのせいで汗まみれ、それに中から火照った身体に冷たい水は心地良い。
「誰だかどこからだか知らないけど!」
水鉄砲を撃ちまくる。とにかくすっきりしたいまゆらが選んだのは、3WAY式の特殊な水鉄砲だった。とにかくあっちこちに水が飛ぶため、見ていて派手だし気分がいい。
どこから狙われたとか関係なく撃ちまくられたソレは、彰尋にも襲いかかった。
「あぶなっ」
後ろへ身体を捻るようにして回避。そのまままゆらへ撃ち返す。なるべくバッジを狙って撃ったつもりだったが、やはりそう簡単には当たらない。
どうすればいいかと考える間もなく、左から他の参加者の水鉄砲が彰尋を狙う。
右後ろへ半歩引く。飛沫がバッジに飛んで、わずかにサンマさんの色が落ちた。
そのまま更に身を引く。
――と思わせ、水鉄砲を突き出すように左へ踏み込んだ。
銃口とバッジの距離自体を可能な限りに詰め、横薙ぎの動きで連射する。
「おおっと!?」
左から狙ってきていた敵が、かわしきれずに一発受けた。
さらにその流れ弾が真白のもとへと届く。
「うわっ、あぶな」
距離があったから当たりこそしなかったものの、もう少し主戦場から距離を取った方が良さそうだ。
足元で跳ねた水が胸元のバッジに突かない程度に身をかがめ、動きを止めずに戦場の外周を走りまわる。もともと小柄なぶん、身をかがめて走りまわる真白を狙って撃つのは至難の業だ。
このまま、もう少し乱戦の輪の外側に――と思った矢先、また流れ弾が飛んできた。
「また!?」
慌てて近くのフロートの陰にひっこむ真白。しかしこれは運が悪かったというしかない。
だって端っこの方で、碧南たちが三人だけの死闘を演じていたからだ。
柚乃がツインショットタイプの水鉄砲をバシュバシュ撃ちまくり、対する愛はバズーカタイプの水鉄砲――いや水大砲か?――をドッカンドッカン撃ちまくっていた。バスケ部で鍛えた身体能力を発揮して撃つわ避けるわの戦いを繰り広げている。
「私のこと忘れちゃダメだよ――っと!」
碧南が上下二連のポンプアクションタイプの水鉄砲を、二人の横面にお見舞いする。
途端、二人の銃口がぐるんと碧南に向いた。
「息ピッタリじゃない?」
慌てて後ろに飛び退く拍子に、足元の水が派手に蹴立てられた。
二人がそれでバッジが濡れるのを庇った隙に、さらに上下二連を発射。しかし柚乃が左に、愛が右にそれぞれ散ってかわし、柚乃がそのまま左から碧南へ反撃。
しかし、
「隙ありですよ浅見先輩!」
愛がバズーカを柚乃に向けて発射した。
「今そのタイミングじゃないでしょ!」
「隙ありは私のセリフだよ!」
すかさず碧南が愛に向けて発射。命中した水が、愛のサンマさんを半分ほど色落ちさせた。
「くっ!」
バズーカが碧南へ向けられる。放たれた水をかわした碧南の胸元のバッジを、すかさず柚乃が狙い撃つ。
かわされたバズーカの水が飛んでいく先に居たのは、
姫神 絵梨菜
だった。
ちょうど側面から襲いかかる格好になった水を、斜め前に走ってかわした。するとそこへ一人の男性が狙いを定めて攻撃。
すかさず背中を向け、見返り美人なポーズでバッジをガード。
「きゃあんっ、つめたーい♪」
艶っぽい声を挙げながら、すかさずジグザグに走って距離を詰める。オフショルダーの水着で大胆に露出された谷間に男性の視線が吸い寄せられた隙に、至近距離から水鉄砲をお見舞いする。
一人撃破の決めポーズをするような間もなく、正面からまた別の男性が攻撃。
近くにさっきの人がまだ居るせいで、大きく動いての回避は不可能。とっさに絵梨菜は、腕を胸で挟んで強調するようなポーズを取った。水が谷間に吸い込まれる形になり、冷たさにまたまた色っぽい声をあげた。
すぐさま姿勢を戻すと、その勢いで豊満な胸がぷるんと弾む。あとバッジも。
男性の目が釘付けになり、追撃しようとしていた手が止まる。
すかさず反撃しようとした瞬間、男性の右手側からものすごい勢いで水鉄砲が連射された。
「ひゃっ!」
身体をくねらせたセクシーポーズ、脇で水を受け止めなんとかバッジが濡れるのは防ぐ。
視線を戻せば、何やらめちゃくちゃ怒りの形相の女性が居た。
「何見てんのよあんたは!」
「ご、ごめんて!」
男性の顔面にバシュッと水鉄砲を直撃させ、そのまま銃口を絵梨菜へ。
おそらくカップルなのだろう。絵梨菜の胸に見とれたものだから、彼女さんがお怒りらしい。
いやはや、まったく罪な女であった。
前かがみになり、「てへっ」とばかりに舌を出してカップルにウィンク。するとカップルの女性の視線も「そこ」に向いた。同性でも目が行ってしまう威力であった。、
「ごめんねっ☆」
すかさず二人の顔を撃ち、その隙にバッジを撃った。
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シルバーシナリオ(150)
グループ参加
5人まで
シナリオジャンル
スポーツ
コメディ
オールジャンル
定員
1000人
参加キャラクター数
32人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2022年02月22日
参加申し込みの期限
2022年03月01日 11時00分
アクション投稿の期限
2022年03月01日 11時00分
参加キャラクター一覧
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