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堕ちるは付喪神、荒ぶる精霊を討滅せよ
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そこは忘れられし地。
霊界の中でも深淵と言われるその場所には名も、己の意味すらも忘れられた者達が蠢いている。
歪なあやかしがゆらゆらと揺らめき、最奥へと進もうとしている
八神 修
たちの前に立ち塞がっていた。
八神が全員に支給したLEDヘッドライトのおかげで多少視界は良いが、それでもなお洞窟内は瘴気の影響で薄暗い。それに加え瘴気内では徐々に生者の生命力は消耗してしまう。
試作可変翼【エルメリアウィング】を噴かせ、八神が闇の中を飛ぶ。擦れ違い様に振り抜かれたシャベルがあやかしたちをひとつ、またひとつと打ち倒していく。
だがあやかしの数は膨大であり、倒しても倒しても湧き出して来る。終わりがないようにも見えた。
「くっ、これじゃキリがない。何とかしてここを抜けないとヤガンの元には……ッ!」
「任せてくれ、俺とツクヨが突破口を開く……ッ!」
そう言って闇の中を走るのは
御剣 刀
だった。彼に追従するように金髪紅眼の女性ツクヨが赤い剣を振りかざし駆けていく。
「あひゃはあァッッ敵さんがいっぱいですねぇ! より取り見取りですよぉッ!」
赤い剣を交差させるとツクヨは早口で何かを唱え始めた。それは聞きなれない単語のように思える。
「アビス力場解放、安定値……10、5、3クリア。空間圧縮開始……アビス値誤差許容範囲内、クリア。さあ、ぶちかましますよぉおおおーーッ!」
ツクヨの両足先、黒い装甲部分が開閉し赤い粒子を噴出する。次の瞬間、交差させた剣の間の空間が揺らぎ、赤い光球が稲妻を纏って出現した。それを投擲するようにツクヨはあやかしの群れの中へ放つ。
赤い光球はあやかしたちに着弾し、激しい爆発音と共に赤い光が炸裂し凄まじい衝撃波を撒き散らす。あやかしたちは為す術もなくばらばらに吹き飛ばされた。ツクヨの攻撃に合わせるように御剣は加速、そのまま速度を緩めず御剣が夜泣きの刀であやかしを一閃、地に沈める。進行方向に通り道ができる。
「行けっ! ここは俺たちが何とかする、そっちはヤガンを頼む!」
「わかった……死ぬなよ」
「……当たり前だ」
八神の死ぬな、という言葉へ顔を向けずに答える御剣。剣の柄に手をかけ彼は走る。あやかしとすれ違い様に抜刀。また一体、あやかしを物言わぬ骸へと変える。
その場で踵を起点に踵を返し背後から迫っていたあやかし二体を同時に斬り飛ばした。だが三体目が彼らの背後に隠れており、振り上げられたぼろい刃が御剣に迫る。
だが御剣がそれに反応する前にあやかしは背後から飛び込んできたツクヨの赤い双剣に貫かれる。あやかしを剣を振るってあやかしを投げるとツクヨは御剣と背中合わせとなる。彼らをあやかしたちの群れが囲み、その範囲は徐々に狭められていた。
「中々の状況だな、これは」
「あひゃはっ、ツクヨは好きですよぉ、こういうの。どこを斬っても当たりますからねぇ!」
飛び掛かってくるあやかしを御剣とツクヨは互いの死角を補うように動き、剣を振るった。二人は体力を温存するように最小限の動きであやかしを斬り伏せていく。
ふと、ツクヨが群れの中へと飛び出していく。赤い鎖を広げるとそれを低い姿勢から薙ぎ払うように振るった。直後、ツクヨの足の装甲が再び展開し赤い粒子が湧き上がる。ジェット噴射のように勢いよく赤い粒子【アビス粒子】が噴射される。
「全部、全部ぅッ! 壊れちゃえばいいんですよぉおォォーーーッ!」
そうツクヨが叫んだ瞬間、赤い粒子が嵐のように彼女の周りで荒れ狂う。赤い嵐に巻き込まれ、あやかしたちは空中へと巻き上げられていく。
空中で完全に無防備となったあやかし目掛け、加速した御剣は空気を足場に跳んだ。鞘から刀を走らせ、銀色の剣閃が煌めいた。
「一つっ!」
切り捨てたあやかしを踏み台に更に跳び、御剣は別のあやかしを縦に裂く。黒い血の華が空中で弾けるように咲いた。
「これで二つっ! 次だっ!」
一度、剣を鞘に戻すと御剣は空気の足場の上で体を捻って力を貯める。そして勢いよく抜刀。低い姿勢から放たれた横一文字の剣閃に青い水の刃が乗る。白と青の軌跡が空中に幾本も描かれ、あやかしたちは塵へと帰った。
辺りが静かになったのを確認し、刀に付いた黒い血液のようなものを振るって飛ばすと御剣は刀を鞘に戻す。
「ふう、まずは一息付けそうだな……つッ!」
見れば肩から血が流れている。擦れ違い様に斬った時にでもあやかしに裂かれたのだろうか。
「仕方ないですねぇ、ちょっと待ってくださいねぇ」
ツクヨは御剣に駆け寄るとすっと手をかざす。緑色の粒子が彼女の手から湧き上がり、みるみるうちに御剣の傷が塞がった。
「そういえば、回復魔法も使えたんだったな、悪い、サポートされっぱなしだ」
「いいんですよぉ、ツクヨは好きに暴れてるだけですからねぇ。さあ、敵さんのオカワリが来ましたよぉ」
「それじゃあ、しっかりと相手してやらないとな」
再び周囲へ湧きだし始めたあやかしを睨み、御剣は刀の柄に手をかけ、あやかしの群れへと走っていくのであった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
ウケッキ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
冒険
SF・ファンタジー
バトル
定員
20人
参加キャラクター数
6人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2021年11月16日
参加申し込みの期限
2021年11月23日 11時00分
アクション投稿の期限
2021年11月23日 11時00分
参加キャラクター一覧
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