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【星幽塔】第?階層 不死概論
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◆
サキリと真白が、一階へと続く階段を降りていく。
先行するサキリが、中程まで降りたところで不意に立ち止まった。
立てた指を後ろに向ける仕草に真白も立ち止まり、自ずと息を潜める。
耳が痛くなるような静けさの中に、ずしゃりと響く足音。
二人の眼下、階段を降りたすぐ目の前を八本足の異形がゆっくりと通過していった。
足音が遠のいていくまで待った後、他の足音が聞こえてこないことを確認して階段を降りきった。
「あそこ入れるんじゃない?」
真白が階段下の小部屋を見つけ、ひとまずそこに隠れることにした。
少し空気が埃っぽいが、怪物の徘徊する通路に比べればよほどマシだ。
「一階にもあの化け物いるんだね……やっぱ」
「館の中ならどこにでもいる、と思ったほうが良さそうだね。部屋に入ってこないのは幸いだけど」
それも徘徊ルートに入っていないというだけで、感知された状態で逃げ込めば壁をぶち破って入ってくるだろう。
真白が室内を見まわすと、入って少し行ったところに木箱がいくつも積まれているのが目に入った。
「ここ、物置だったのかな?」
何か役立つものがあるかもしれないと、木箱の方へと向かう真白。
しばらく物音が続いた後、戻ってきた彼女の胸には一抱えほどの木箱が抱かれていた。
「それは?」
真白が箱を開けると、中にはいっていたのはケープだ。木箱に同封されていた紙切れを取り上げてサキリに見せる。
「これを使うとちょっとの間透明になれるんだって」
「一枚だけかい?」
「みたいだね」
予備か、忘れられてしまったのか。あるいは他の所にまだあるのか。
いずれにしても、今ここに一枚しかないなら、どちらが持っていくかという話になるのだが。
「なら白が持っていた方がいいと思う。僕はろっこんで瞬間移動できるから」
「じゃあもらっちゃお」
いつでも使えるようにケープを着込もうとした時、サキリが不意に斧を構えた。
サキリの鋭い視線が扉に、正確にはその向こうに感じた気配に向けられる。
「……誰だ?」
誰何の声を発した直後、扉が一気に開け放たれた。
「サキリか! 無事だったんだな!」
「ルーク、静かに」
それと同時に飛びこんできたのは、ルークだった。フォルカ、そしてティオレも一緒だ。
木箱に腰をおろしたティオレが、サキリと真白に問いかける。
「怪物でも館でも。何かわかったことあった?」
「怪物だけど、僕の赤刃を受けてもすぐに再生してみせたよ。でも無傷ではなかったし、それに怯ませることはできた」
「不死身だけど無敵じゃねーってこと?」
もっとも鋼鉄を断つ威力の攻撃でやっと怯む程度、というのはなかなか手放しで喜べるものではないが。
「そっちは?」
「これ。ただ読める状態じゃないわけよ」
それならと真白が冊子を受け取り、義眼に宿した幻視の光を発動する。
そうして真白が垣間見たのは、羊皮紙やら書物やらが乱雑に散らばった机に向き合う女性の姿だ。
『左腕の損傷により冷気制御に支障をきたす問題はまだ解決できないしかし可動性を考えるとこれ以上堅牢にはできないどうするどうするどうする神経毒の耐性のために感覚を犠牲にしているしこれ以上』
ぼさぼさの髪をかき回しながらこぼす洪水のような独り言と、そこに満ちる焦燥や怨嗟が、真白の胸の中をぐるぐるとかきまぜる。
その感覚に軽い吐き気を覚えて、真白は幻視の光を解いた。
顔にも出ていたのだろう、ティオレが真白の肩を支えて背中を軽くさする。
「大丈夫? 何が見えたの?」
「多分、怪物を作った人……? 詳しいことはさっぱりだけど、でもひとつわかったよ」
記憶の中の女性が口にしていた、左腕の問題点について全員に共有する。現時点では貴重な弱点の情報だ。
その後、サキリが第二の星の力による『斬空赤刃』のコピーをティオレたちに提案した。
「逃げることに関しては便利な能力だよ。冒険者の皆なら、うまく使えると思う」
使える手はすべて使うに越したことはないと、とりあえずコピーすることにした。
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担当ゲームマスター
風雅宿
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
ホラー
SF・ファンタジー
定員
10人
参加キャラクター数
6人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2021年11月03日
参加申し込みの期限
2021年11月10日 11時00分
アクション投稿の期限
2021年11月10日 11時00分
参加キャラクター一覧
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