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部活動のお時間です! ~文化部編~
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逆巻 天野
は放課後の空き教室を求めて歩いていた。
特に意味はなく、少し時間が余ったので読書でも、と思ったのだ。
「ここ、空いてるかな」
ふと足を止めたひとつの教室。扉を開くと、そこは――
「いらっしゃいませ」
――ホスト部でした。
「おや、今日の1人目のお客様はずいぶんと綺麗な方じゃないですか」
扉の前で固まっている天野に微笑みかけ、そっと手を差し伸べたのは
八城 昌也
。
天野の手を取り、教室内に誘導しようとする。
「や、ぼ、僕は空き教室を探していただけで」
普段はクールな天野もいきなり現れたホスト部に動揺を隠しきれない様子。
じりじりと後ずさり、昌也の手から逃れる。
「邪魔をしました、すみません」
さっと背を向け、別の教室へ向けて去って行ってしまった。
その背を見つめながら、昌也は笑顔のまま「またのご来店をお待ちしております!」と声をかけた。
時間は少し遡る。
ホスト部が使用している空き教室には、
屍 骸
と
桐野 正也
の2人がホストスタイルで座っていた。
教室内の椅子や机を移動させ、簡単にお店の状態を作っている。
「おはようございまーす!」
扉が開き、歯を見せた爽やかスマイルで昌也が入ってくる。
「おおっと、すみません、後輩の俺が一番最後ですか」
既に飾り付け終わった教室内を見て、昌也はあちゃーという表情を作った。
「いつもよりHRが早く終わったんでな」
「たまには先輩が用意してやんよ」
心強い先輩2人の言葉に、昌也は嬉しそうにうなずき、自身も着替えるためにいったん物陰へ。
赤いシャツに黒いスーツ姿で戻ってくると、爽やかに髪をかきあげる。
「それじゃあ、姫がご来店するまでお迎えの練習でもしましょうか」
「逃げちゃったかー」
「昌也しっかりー」
「俺のせいですか今の!?」
天野を見送り教室内に入ると、先輩方からの励ましとも野次とも取れる言葉が飛ぶ。
昌也は苦笑しながら近くの椅子に腰かけた。
「まだまだ時間早いし、そのうち来るだろー。きりのん、なんか一杯くれよ」
「お、いいぜ、じゃあ魔界ミックス作ってやんよ」
「いやな予感しかしないから普通ので」
正也はホスト部内でバーテンの立ち位置にいる。
普段飲んでるジュースや炭酸水も、正也の手にかかればあら不思議、カクテルドリンクに早変わり! なのである。
もちろん未成年かつ高校内での部活なのでアルコール類は一切使わず、それ以外のモノで既存のカクテルっぽいドリンクを作るのである。
色合いや味はもちろん、時にはグラデーションを生み出すことにも余念がない。
「ほら、魔界ミックス」
骸の前に差し出されたのは、濃い紫のような、赤いような、はっきりとした色味のわからないショートカクテル。
骸は疑わしげな目でそのカクテルと正也を見比べた。
正也は気に留めずグラスを布で綺麗に拭きあげていく。
「……いただきまーす」
決心したのか諦めたのか、そっとグラスに口をつける。
「こ、これは!」
「どうだ? 美味いだろ?」
正也のしてやったりという表情に、骸は目を見開いたまま何度もうなずいた。
「見た目の色合いに反してのベリー系の甘みと、後味を流す爽快感! なんだこれすげぇ!」
「そんなにすごいんですか、魔界ミックス?」
骸の賞賛に興味が沸いたのか、昌也がグラスを受け取り口に含む。
「すっげ……うまい!」
昌也の口の中に広がったのはベリー系のジュース特有の甘みと舌先に残るほんの少しの苦み。
そしてそのすべてを喉の奥に流し込んでくれるミント系のさわやかさ。
「きりのん、いつの間にそんな芸当を」
「さすがっすよきりのん先輩! 何が入ってるんですか?」
「ふっふっふー……これぞ密かに開発を進めていた魔界ミックス! 中身はカシスジュースをベースに、残りは内緒だ」
ウィンクしてみせた正也になおも教えてくださいよーと食いつく昌也。
そんな昌也に、
「秘密を暴きたいのでしたら、どうぞ何度でもご注文下さい? あなたのためだけにお作りしますよ?」
と芝居がかった調子で応えてにやりと笑う。
その様子を骸がぱたぱたと手を叩きながら囃し立てた。
「おーホストっぺぇー」
「トーク力ってどうやって鍛えればいいんだろうな」
魔界ミックスに舌鼓を打ちながら骸がぼそりと呟く。
「難しいっすよねー。女の子の話をちゃんと聞いて返すっていうのは基本ですけど、同じ対応じゃあだめだし」
いつの間にか鮮やかな青い液体の入ったトールグラスを傾けながら昌也もうーん、と唸る。
「女の子の質問には同じような質問を返してあげる、っていうのがいいらしいぜ。自分の話を聞いて欲しい、っていう女子が多いみたいだ」
ロックグラスに円形に凍らせた氷と、薄くピンクに色づいた液体を注ぎながら正也が応じる。
3人のなかで会話って大変なんだなあという共通の認識が生まれたところで再び扉が開かれた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
時織椎
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
学校生活
定員
1000人
参加キャラクター数
48人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年10月15日
参加申し込みの期限
2013年10月22日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年10月22日 11時00分
参加キャラクター一覧
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