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【勇気を出して……?】
四ツ門 園花
は、自分の計算外を後悔していた。
テオが述べたのは軟体生物のような何かが光りを嫌うということで、腐サンマさんについては、特に述べてはいない。
故に、寝子ヶ浜海浜公園から抜け出た後、真っ先に目指した場所が近くの街灯がある信号機であった。
公園を北上して最初の信号機……そので光る街灯の下に逃げ込んだとき、園花はほっとして息をついた。
「ここまで来れば、まず一段落と言ったところですか」
そう言って辺りを見回す……。
だぜーっ! だぜーっ! だぜっー!
どどどどっ! どどどどどっ! どどどどどっ!
ぶしゃっ! ぶしゃっ!! ぶしゃ!!!
光の下にいた園花は、腐サンマさんたちにとって、格好の獲物だった。
一斉に園花の方へ向けて集団となって走る腐サンマさんたちを、園花は見てしまう。
(
四ツ門 園花
1d20=3)
「あっ……あぁつ……あぁぁぁぁ!!」
園花の口ががくがくと動き、そこから一音だけの恐怖が漏れる。
普段は、どこかに息を潜めている恐怖が、このときばかりは悪魔のように哄笑し、園花の全身にその笑い声を浴びせる。
そうして、迫る腐サンマさんを前にして園花は動けずにいた。
そして、その光景を、一人見ている男がいた。
同じく公園から北上してきた
多喜 勇生
である。
動く光源……というよりも光源とその近くで聞こえた悲鳴に反応したのである。
(
多喜 勇生
1d20=19)
「あぁ、あぁ……どうすればいいのかなぁ」
大量の腐サンマさんが園花に迫っている光景を見て、その恐怖に体が震えたが、幸い、足はまだ動くようだ。
「怖いけどここを通らなきゃ。そして助けなきゃ……僕は地味でモブで空気だから絶対に見つからない、よし!」
勇生は謎理論かそれとも自己暗示か分からない理屈を展開し、交差点へと走る。
そうして飛び出した勇生。
まずは、腐サンマさんの進路方向に近くにあったゴミ箱を放り投げると思ったのだが、手頃な物がない。
「絶対に帰らなきゃ! だって僕はあの子にまだ何も伝えてないんだ……」
そんなことを言いつつ、園花の手を取り無理やり引っ張る。
「――っ!」
「しっかりするんだ!」
即座に振りほどこうとする園花をぴしゃりとしかりつける。
普段はのんきで、控え目というのだが、やるときはやるのだ。
しかし、恐怖に捕らわれた園花は想像以上に動かず、また、そんな人を動かすだけの力は今の勇生にはなかった。
そこで、勇生はろっこん【うらがえりのゆうき】を使う……。
「ここで使わなきゃいつ使うんだよぉ!」
メガネを焦って取りつつ、人格があらっぽく変貌していく。
「とっとと動けっていってるだろうがぁっ!」
「――ヒッ!」
火事場の馬鹿力といおうか、ろっこんによって変貌した勇生は、園花を無理矢理引っ張ると腐サンマさんに捕まる前に逃げ出すことに成功した。
【一人、走る!】
さて、寝子ヶ浜海浜公園にほとんど腐サンマさんがいなかった。
なぜか?
それは、大量に一人の人物――
後木 真央
を追っていたからである。
わらわらわらわら どどどどどっ!
わらわらわらわら どどどどどっ!
「「「「いぇ~~~い! めっちゃくちゃブラッディ~デ~イ! だぜぇ!」」」
「冗談じゃないのだ! サンマは食べ物でサンマさんはおネコさまの視線に負けるヒエラルキー最下位なのだ、喰われてたまるかなのだ~」
(
後木 真央
1d20=18)
恐怖に耐えた真央は、公園内で逃走を図ったのだが、その逃走で大量の腐サンマさんを引き連れていくことになってしまったのだ。
それから、踏切の方面へと走って行く。
が、しかし……。
わらわらと踏切の前にも腐サンマさんがいる。
(
後木 真央
1d20=19)
そこで真央はハッと気づいた。
飛ばされた当初は……。
「ふぇぇ? 寝子島神社なら旧市街が違いけど、落神神社ならシーサイドタウンが1番近いんじゃないのだ? ととと、とにかく落神神社に行って、柱がなければ山の中走って寝子島神社に行ってみるのだ」
といっていた真央であったが、真央は気づいてしまった。
「ひょ、ひょっとして、いろんな場所に敵がいるから実質的に一番遅くなるのがここってことなのだ?」
じわじわとわき上がってくる恐怖を抑えつつ、冷静に判断していく。
それは、誰から見て教わったのかは分からないが、目標の人物を思い浮かべて、近づけるように頭を回転させる。
左側に行った場合……左側からも音が聞こえる。
まっすぐ行った場合……腐サンマさんに見つかる。
大きく後ろに後退する……後ろから腐サンマさんが来ている。
右側……不明。
「右なのだ!」
方面で言えば、寝子島シーサイドタウン駅に当たる。
ひょっとしたら、誰かと合流できるかもしれない。
「腐ってるならそんなに頭が回らないと思うのだ。横や前から突然遭遇に気を付けて、いつもの陸上の試合と同じだと思えなのだ、賭けの対象が命なだけで……真央ちゃん、頑張って走るのだ!」
そう言って、寝子島シーサイドタウン駅へと走る。
腐サンマさんの追跡は一応、振り切れそうではあるが……それはどのタイミングでかは分からない。
真央は生暖かい風と雨を全身に受けつつも。ただひたすらに走るのであった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
じんの
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
ホラー
SF・ファンタジー
動物・自然
定員
20人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年11月21日
参加申し込みの期限
2013年11月28日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年11月28日 11時00分
参加キャラクター一覧
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