this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
ハッピーバースデー! 5月☆
<< もどる
1
…
2
3
4
5
6
…
8
つぎへ >>
仙藤 蒼
はちらっと隣の
仙藤 紫
を見た。去年と全く同じ状況になんだか心が躍る。今日は日曜日であり、蒼の誕生日だ。
去年はショッピングセンターで服を買ってもらったのだが、今年も同じようにお祝いをしてもらえることになったのだ。
姉妹でデートである。
ショッピングセンターの入り口で、蒼が人の多さに目を瞬かせた。
「さすが休みの日。半端ないね」
しかも快晴、ぽかぽかした陽気なので人手が多い。
「行こ、お姉ちゃん」
蒼は紫の手を取って、歩き出した。はぐれないようにしっかりと手を繋ぐ。
(どうしよう、本当にはぐれたら)
人の波をかき分けるほどの混雑だ。どきどきする。紫の様子を確認すると、自分より余裕があるように見えた。
「蒼、どんな服が良いの?」
「え? あー、見て決めようと思ってたけど」
「またコーディネートしてあげる?」
去年の可愛い系コーデを思い出し、照れる。それでも、姉のセンスは完璧だ。
「じゃあ、お願いしようかな」
紫は嬉しそうに頷いて辺りを見回した。
「まずは」
手を引かれて入ったのはシックで清楚な服が並ぶ婦人服店だった。
「こっちへ来て」
姿見の前に立つと、体の前に胸元が少し広めに開いたブラウスを合わせられる。薄水色で、控えめなフリルがついていた。
「上はこれにしましょうか。下は……」
持って来たのはタイト気味なフレアスカート。ブラウスに合わせて、深い青色だ。
「蒼、ヒール履ける?」
「え」
基本的にスニーカーが履きやすいが、コーディネートの一環ならならと了承してみる。
数十分後。
「どう?」
試着室内、鏡の前で蒼はぽかんとした。
「……誰?」
言われるままに着てみたが、合わさるとここまでになるとは。
「開けるわね」
「うん」
カーテンが開くと、紫が嬉しそうに頷いた。
薄水色のブラウスと深い青色のフレアスカート、胸元には猫型のシルバーネックレス。試着室を出ると、紺色のヒールを履かされた。
「大人っぽ過ぎない?」
やはり照れる。オフィスカジュアルといった感じ。大学生にも見えるし、OLにも見えてしまう。出かける前にしてもらったメイクも良く合っている。このコーデを見越してたのだろうか。
「大丈夫、似合ってるし、綺麗よ」
「そっかな? ありがと」
「じゃあ、次は美容室。髪を少し整えましょ」
「えっ」
まさかヘアスタイル込みのコーデになるとは思わなかった。
ショッピングモール内のカットはせずにストレートパーマをかけてもらい、編み込んで後ろでリボンで結んだ。
オレンジ色のリップを塗り直し、コーデは完成だ。
(ほんとに誰?)
ご機嫌な紫に手を引かれ、ショッピングモールを歩き回る間も、周辺のウインドウに映る蒼のは紫と双子のようだ。
ヒールが少し歩きづらいが、次第に慣れてきた。
「君ら。大学生?」
クレープを買って、ゆっくり食べようとベンチの方へ移動した時、声をかけてきたのは二十代の青年二人組だ。
「よかったらさ、俺らと昼飯どう?」
「行こ、お姉ちゃん」
蒼は興味なさそうに紫の手を引く。
「えと、すみません、私達、行くところがあるので」
頭を下げ、丁寧に断りを入れてからその場を離れる。
「らぶらぶデート中に割り込もうとするなんて、どういう神経してるんだろ」
「デート中には見えないんでしょ?」
「手を繋いで移動してるのに?」
「偏見かもしれないけど、女同士だし」
その後もお昼に誘ってくるナンパ男子が急増。
ついに我慢できなくなったのか、数組目のナンパ男子四人組に対し、
「残念。私達は姉妹で愛し合ってるの。だからおにーさん達の出る幕はありませんでしたー」
「ちょ、ちょっと」
紫が慌てるが、
「じゃあねー」
蒼はしれっと笑顔で言って、離れる。
「もう……」
後ろで声が聞こえてくる。
「マジかよ。姉妹で?」
「美人姉妹で恋人同士」
「なんかもうアリなんじゃないか……?」
彼らの今後が心配になる会話だ。
ショッピングモールをたっぷり楽しんで、夕方。頼んでおいたケーキ屋さんに寄る。
「ちょっと子供っぽいけど、頼んでみたの」
紫が恥ずかしそうに言う。首を傾げていると、
ショーケースの奥から店員さんが。持って来たケーキに蒼は吹き出す。
「何これ。小学生への誕生日ケーキ?」
「なんでもモチーフになるって聞いたから」
それはゲームのコントローラーの形をしたケーキだったのだ。自身も大人っぽく、センスも完璧。そんな紫のチョイスがコントローラーケーキというのが妙におかしかった。
「でも、ありがとっ」
早く帰って食べよう。蒼は紫と手をつないで、帰路についた。
<< もどる
1
…
2
3
4
5
6
…
8
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
ハッピーバースデー! 5月☆
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
高城ヒト
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
NPC交流
オールジャンル
定員
20人
参加キャラクター数
17人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2021年07月18日
参加申し込みの期限
2021年07月25日 11時00分
アクション投稿の期限
2021年07月25日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!