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ハッピーバースデー! 5月☆
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吉住 志桜里
は家の玄関に出て来た
吉住 獅百合
に大型バイクの免許を見せた。
「誕生日に合わせて、免許が大型バイクにステップアップしました!」
「大型バイク……車の方が良くない? これからの活動を考えると。あ、私が取っちゃう?」
「はい、これ」
自然な流れでヘルメットを渡される。
「誕生日の準備ですよ!」
まもなく、買い出しに連れだされたのだった。
(クロは生クリームとチョコが好きだけど、買い物かごはチーズとカスタード系で埋めよ)
そうは思っても、結局お互いに好きなものを半々ずつ選ぶことになるだろう。
愛猫 萌々子
は吉住家の玄関前に立っていた。
「緊張、しますね」
肩にかけたトートバックの中には包装紙に包まれた色紙が入っている。吉住志桜里、吉住獅百合のイラストだ。
萌々子は『あいびぃ』という名前でイラストを描いていて、志桜里と獅百合は「Greedy cats」というユニットで活動している。お互い秘密の活動を知る仲、しかし、彼女達のイラストを描くのは初めてだ。喜んでもらえるか、不安はある。
それから、萌々子の選んだケーキの箱。
インターホンを鳴らすと、二人が同時に出て来てくれた。
「お誕生日おめでとうございますっ」
パーティが始まると、渡しそびれてしまいそうで、すぐにイラストを二人に差し出した。
彼女達は顔を見合わせ、
「ありがとうございます、あいびぃさん。まってましたよ」
志桜里が言う。家の中から良い香りが漂って来ていた。すでに料理が用意されているようだ。
「わっ」
三人のパーティだが、テーブルに並んでいるのは焼菓子、サンドイッチ、ピザなどの軽食。
萌々子はそのテーブルの真ん中にケーキの箱を置いた。生クリーム&フルーツたくさんなバースデイケーキ。チョコ板には『しおりさん&しゆりさんおめでとう!』と書かれていた。
「わあ……! ありがとう、凄く美味しそう」
見るからに豪華だ。萌々子が選んで注文したのである。
獅百合が目を輝かせている。
「三人で分けるのに丁度いい大きさね! さっそく」
「あ、せっかくなのでロウソクを立ててふーってやりませんか」
一緒にもらったロウソクをケーキに何本か差す。
「シロ、せっかくだから二人で消しましょう」
「おっけー」
「わたし、電気消しますね」
電気のスイッチのところまで萌々子が行き、ロウソクに火が灯された。
「じゃあ私が一曲」
獅百合がそう言って、
「ハッピバースディ、志桜里~。ハッピバースディ、志桜里~」
「これは私も歌う流れね」
志桜里が苦笑気味にそう言うが、萌々子が挙手した。
「あの、私が歌います。先輩方に」
志桜里と獅百合は顔を見合わせ、嬉しそうに頷いた。恥ずかしそうに定番のバースディソングを歌い、歌い終わると同時に志桜里と獅百合がふうっとロウソクの火を消した。
電気がつき、萌々子が拍手をする。
「おめでとうございますっ」
その流れでプレゼント開封をしてくれることになった。
内心ドキドキである。
先に包装紙を解いたのは獅百合だった。
「あ」
イラストを見た瞬間、彼女が目を見開く。
「すっご、さすがあいびぃさん」
「はあ、凄いですね」
志桜里は見惚れているよう。
交換して見せ合う二人は絶賛嵐である。
志桜里MC 440Reには、左向きのバストアップで笑顔。始まり、よしっと気合入れるイメージ。
獅百合DJ Scionには右向きのバストアップ。不敵に微笑む。どっしり大胆に構えるイメージ。
普段とは違う描き方、着色をカラーペンにするなど、こだわって描き上げた。二人とも喜んでくれたようで何よりだ。
ケーキを切り分けつつ、おかしを食べ、軽食も口にし始めた時。
「こういう時の定番らしくて、用意したんですけど」
トートバックの中から萌々子が取り出したのは、六個のタコ焼きだった。
「……明らかに真っ赤なものがありますね」
「もしかしてロシアンタコ焼き?」
萌々子はこくりと頷いた。
「一つだけ辛いのが入ってます」
志桜里は頷いて、
「入ってますね。明らかに、入ってます」
獅百合が腕を組んだ。
「うーん、逆に困る。もうタコ焼きの生地からして違うよね」
「大丈夫です。たこ焼きをシャッフルして、目隠しをして選びます」
「斬新ですね」
「タコ焼きをシャッフルするんだ」
萌々子ルールでゲームを開始したところ、
「あ」
「え」
目隠しをした獅百合が箸で真っ赤なタコ焼きを掴んだ。そして、
「いただきまーす、げはっ!?」
慌てて丸のまま口から取り出した。
「あっははは、大丈夫? 今の声」
獅百合にしては珍しい、戸惑いの表情である。咳き込む。
「噛む前に分かったんですか?」
萌々子が不思議そうにした。
「げっほ、けほっ」
口を押えた獅百合はすぐに回復したらしく、水を一口。そして、
「匂いが鼻を突き抜けて行ったんだけど……!」
「どれどれ?」
志桜里が興味半分で鼻を近づける。
「くふっ!?」
つんと来た。
志桜里の見たことない表情に萌々子が目を見開く。
「そんなに、ですか?」
「これは……」
「笑いごとじゃないでしょ? クロ」
「そうね、笑ったことは謝るわ」
志桜里は危険物でも見るように、皿の上の真っ赤なタコ焼きを見る。
「私も匂いを嗅いでみます」
志桜里と獅百合は無言で萌々子を止めたのだった。
「忘れてました。中途半端ですけど、乾杯しましょう」
志桜里は用意していたグラスにノンアルコールシャンパンを注いだ。
「それじゃ、かんぱーいっ」
音頭を取った獅百合に合わせて三人でグラスを鳴らす。
一口飲み、お互いの顔を見回す。
「こんな風に三人でお祝いできるって嬉しいよね!」
「はい」
「あいびぃさん、これ、シロが選んだんだけど食べてみて下さい」
志桜里が差し出したのは生クリームが絞られたカップケーキだった。生クリームにはレインボーチョコスプレーがふりかかっていた。
「いただきます」
萌々子は一口かじって、咀嚼してから頷いた。
「美味しいです。というか、この生クリームはクリームチーズですか?」
「ちなみにスポンジにはカスタード入り! 私の好みドンピシャ!」
「初めて食べました」
「お菓子屋さんで限定だったのをシロが見つけたんですよ」
「あいびぃさん、次はこっち。クロが選んだ生クリームクレープ」
「は、はい、いただきます」
萌々子は二人に勧められるまま、食べていたのだが、
「あのー。これだと私がお二人に祝われているようですよ」
「確かに。じゃあ、あいびぃさんにケーキをあーんしてもらおうかな?」
獅百合が言う。
「なら私も」
謎のノリに巻き込まれて、萌々子が二人に食べさせてあげる。
「絶対誕生日にやることじゃないです……」
「あっはは」
獅百合が笑って、志桜里もくすっと笑む。
三人で笑い合う。
そのうち、志桜里は思いついたことを口に出すことにした。本業(学生)とは別にイラストレーターとアーティストの顔を持つ三人。音楽、芸術の交わりには可能性を感じる。
「ね、もしよかったら今度一緒に作品を作りませんか? お互い裏での活動ですけど、創作に打ち込む時間を共有したいです」
「こ、コラボってことですか? わあ、先輩方と一緒に何かを作り出すチャンスなんて滅多にないですよね。是非ともやってみたいです。イベントのイラスト、キャラクター化とか」
夢は無限に広がる気がした。
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担当ゲームマスター
高城ヒト
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
NPC交流
オールジャンル
定員
20人
参加キャラクター数
17人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2021年07月18日
参加申し込みの期限
2021年07月25日 11時00分
アクション投稿の期限
2021年07月25日 11時00分
参加キャラクター一覧
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