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【中間テスト】猫パニック! お手紙も書いてね!?
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〇4日目 姉妹の小論文
(あああああああ!! 猫さん猫さん猫さん……!)
試験中、
恵御納 夏朝
は戦っていた。
(今日も可愛い……撫でたいもふりたい! けど、高校3年の中間テスト……初っ端から気を抜くわけには!)
視線の先には可愛い猫さんたち。
敵は己自身の猫愛だった。
この4日間、猫大好きな夏朝は頑張ってきた。
すぐにでも撫でたい気持ちをぐっと抑えて、問題を全部解いて見直しも終えるまで我慢して、やっとそれから猫さんを愛でてきたのだ。
(それもようやく今日で終わり、これがラスト1時間!)
とはいえ、夏朝ははたと考える。
(小論文……何書けばいいんだろう? 去年まではなかったよね、新理事長の思いつき……?)
『これからの寝子島高校』
そう書かれている問題用紙を見ながら夏朝は思う。
(今年が僕等のラスト1年……卒業後も皆が過ごしやすい寝子高にできたらいいな)
猫さんの可愛さを思い浮かべながら、書いていった。
『普通の日々も、楽しい事も……そうでない事も……
色んな事がある寝子高だけど
皆が……全員は難しくても、色んな人が過ごしやすい寝子高にしたいです』
(桜栄理事長がいなくなり、新理事長や餅々さん等が加わった。
本当に、敵が割り込んでいなければ節分も身体測定も……)
嫌なことを思い出しそうになり、夏朝は気持ちを切り替えようと努める。
(ううん、これらは新理事長達には関係のない事。
これから先はののこちゃん達の事も思って楽しい日々にしようと頑張ってくれる……はず!)
『でも猫さんとの触れ合いはテスト後に場所を設けてください
猫さんが可愛すぎてテストに集中できないので!』
(……できた! 見直したら猫さん撫でよう)
一息ついて目を上げた夏朝の視界に、
野々 ののこ
の姿が入った。
(ののこちゃんは大丈夫かな……?)
見れば膝の上に載った猫さんを撫で撫でしながら、口と鼻の間に鉛筆をはさんで考えこんでいる様子だった。
(僕にとって実質的に初めての中間テスト……だったんだけどね)
同じ教室の中で、最近分離した夏朝の双子の姉、
恵御納 夏夜
も考えていた。
(誰だ猫だらけにしたのは! 新理事長か!)
夏朝やののこ達の成績が心配しつつ、猫を撫でつつ何とか問題を解いてきて早4日。
(これが最後の1時間……!)
(小論文……か)
これまで夏朝の別人格として過ごしてきたので、昨年までのことも知っている。
(今までのテストにはなかったはずだし、大学受験対策としても唐突すぎる。これも新理事長の考えか……他の先生頭抱えてないかな……)
ついろいろ考えてしまうが。
(いや、点を取れないとまずいから、真面目に書こう)
鉛筆を手に解答用紙に向かう。
『僕が転校してきて数か月、双子の妹が入学して2年少々。
寝子高では色んな事がありましたが
昨今、寝子高の行事等において
行事を脅かす輩の介入・乱入があり、安全が懸念されます』
(……普通でない事だから書けないけど、悪魔とかの乱入はもう勘弁願いたいよ。神魂の影響程度にしてほしい)
ため息をつきつつ夏夜は続ける。
『行事ごとや普通を守る為、時に突飛な行動に出る事もある僕達ですが、どうか信じて見守っていただけると幸いです』
(……いやこれ小論文か?)
ふと考えると、小論文はもっといろいろ決まった形式があった気もするが。
(ここまで書いたし、形式とか思い出せないからしょうがないな)
『最後に。猫等との交流は心癒されるひと時ですが、テスト中ではなくテスト後の選択制にさせていただきたい。
妹も友人も猫好きで、猫来ると撫でたくなるので彼女達の点数に影響がないか心配です』
(一応これで完成だ)
一息ついて猫に構いながら、周囲を見る。
(皆、大丈夫かな……?)
夏朝のほうを見ると、猫を撫でているのでたぶん終わったのだろう。
夏朝の視線の先を見ると、ののこが頭をかきながら何事か書いている様子だった。
膝にはでぶ猫が載っていて、かなり重そうだった。
キーンコーンカーンコーン。
小論文が回収された途端、夏朝と夏夜はののこのことを忘れた。
目を輝かせて、猫に飛びつく。
「猫さん!」
存分に猫を撫で、もふりまくるのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
天村花海
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
学校生活
コメディ
オールジャンル
定員
30人
参加キャラクター数
14人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2021年07月14日
参加申し込みの期限
2021年07月21日 11時00分
アクション投稿の期限
2021年07月21日 11時00分
参加キャラクター一覧
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