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【終業式】夏休みを賭けた、ザ・ゲーム
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【Prologue+早速の講習会】
そんなこんなで、さっそく寝子高内のとある場所で、
鷲尾 礼美
先生主催のゲーム講習会が開催された。
朝鳥 さゆる
は、終業式における新理事長の演説を右から左に流していたはずだが、なんだかんだで講習会に出ていた。
「朝鳥さんは『NOF15』ね。はい。どうぞ」
鷲尾先生からゲーム機を受け取ったさゆるは、早速その説明を聞きながら、トレーニングモードを開始する。
「あら? 凄い。あなた本当に初めて?」
それは、鷲尾先生が驚くほどに、素人とは思えぬ指さばきで。
巫部 紫苑
は、そんなさゆるの指捌きを遠目に見て驚いていた。
(まあ、凄い)
ここは初心者向けの講習会だと記憶していたが、もしかしたら自分の勘違いではないかと不安になる。
だが、主催しているのは紛れもなく礼美で、だから紫苑も気を取り直して講習を受け続けることにした。
「巫部さんは『ねこもん』ね。操作方法はわかるかしら?」
「いえ、ゲーム自体初めてなので……ところで、これはどうやって動かすんですか?」
「あらあら。巫部さんはまず本体の使い方から教えてあげないとね」
上下裏表を逆に持った本体を矯めつ眇めつ見やる紫苑にクスリと微笑み、礼美はまず本体を正しい向きに持ち直させた。
サキリ・デイジーカッター
の隣には見慣れぬ女子生徒がいた。
「ふむ。NOF15か。儂の得意分野じゃぞ。どうせなら、モーニャルコンバットの方がグロくてよかったがの」
可愛い顔をしてさらりとエグいことを言うその少女の正体は、サキリが愛用するナイフの付喪神――イツトリだった。
「そう言わずに頼む。無事にクリアできたら、レバ刺し定食をご馳走するからさ」
「ふむ。まあ、よかろう。しかし、おぬしリアルの腕は立つが、ゲームの方はイマイチじゃのう。ほれ、下段の守りがお留守になっておるぞ」
「む……」
イツトリはかなりのゲーマーで、お喋りに興じつつも、練習試合で確実にサキリの操るキャラのライフを削っていく。
だが、この腕前ならプロゲーマーとも互角に渡りあえるだろうとサキリは手応えを感じた。
(付喪神に頼るのが正攻法と言えるかどうかは微妙だけど……まあ、向こうも付喪神のようだし、ズルにはならないだろ)
八神 修
は夏休みに授業があっても構わなかった。
「むしろ勉強できる時間が増えるのは嬉しいな。だが……」
そこで、ちらりと修は想い人である
七夜 あおい
の横顔を覗く。
彼女はせっかく夏休みにも授業があるというのに浮かない顔だ。
「……あおい?」
「修君、夏休み、なくなっちゃうの?」
「……っ!?」
物凄く悲しそうな顔を向けられて、修は唐突に理解した。
(……そ、そうか! みんな、夏休みの方がいいのか!)
地味にカルチャーショックだった。基本、天才肌の修が周囲とのズレを自覚するのはこういうときだ。
しかし、あおいが夏休みを望む以上、修の取るべき選択肢は一つしかなかった。
「……大丈夫だ。あおい」
できる限りの自信に満ちた笑みで、修はあおいに笑いかける。
「ゲームに勝てば夏休みは取り戻せる。『NOF15』なら一寸やれるんだ」
礼美から受け取った本体を持ち上げて、自信たっぷりに笑ってみせるとあおいの曇りがちだった表情が少しだけほころんだ。
「うん。私も挑戦してみる。修君、一緒に頑張ろうね」
「……ああ!」
ほころんだ花のようなあおいの微笑みを見て、修は絶対に勝つという決意を新たにした。
「ゲームがクリアできたら夏休みがもらえるとか、ないって……」
桜井 ラッセル
は理事長の暴挙に天井を仰いで呟いた。
「ま、文句言っても仕方ねー! 頑張ってくぞ」
気合を入れ直し、もっとも勝ちの目がありそうな『NOF15』をセレクト。
ハンドルネームは、かつての愛用キャラにあやかり、『キングス』とする。
「あ、そういえば先生はどんな感じにプレイするんですか?」
ふと気になって、ラッセルは巡回していた鷲尾先生に訊ねてみる。
「あら、桜井くんはNOF15だったわね。そうね。私だったら比較的に操作が簡単なキャラでチームを組んで……」
「へえ、先生はそうやるんだ……。先生もだけど、プロはすげーんだろうな」
礼を言って、ラッセルも練習を続ける。
スマホで攻略サイトから情報を収集し、基本技を一から習得していく。
(あとは裏技……か? まあ、相手が使ってこない限り、俺も使うつもりないけど……)
何度も同じ動作を反復練習し、操作を身体に馴染ませていく。
ラッセルはゲームは嫌いではないが、得意でもない。
だからこそ、地道な努力で勝利を目指す。
姫神 絵梨菜
はNOFやタカシの果たし状のような指先の細かい動きを伴ったゲームが苦手だった。
「先生ー、なんかもっと簡単そうなゲームないんですかー」
「あら? だったら、姫神さんが好きなゲームを指定もいいのよ? ただし、いずれにしてもクリア条件はハードなものになるけれど」
「え? 好きなゲーム指定してもいいのっ!?」
礼美の意外な言葉に、絵梨菜は思わず素っ頓狂な声をあげてしまう。
「なら、ダンスのステップを競う体感型ゲーム『NDE(ニャンス・ダンス・エモいーション)』を種目として指定しますっ♪」
「わかったわ。じゃあルールを確認するからちょっと待っててね」
礼美は足早にどこかに立ち去ると、ほどなくして専用のコントローラー一式を持って戻ってきた。
「お待たせ。それじゃあ姫神さんには別室に移動してもらいます。準備があるから、姫神さんもよかったら動きやすい服に着替えてきてね」
「わかりましたっ♪」
かくして、絵梨菜は自身が所属するチア部の衣装に着替えて、ガチプレイに挑戦することになる。
夏休みを賭けたゲームに向けた講習会の熱気は並々ならぬものがある。
しかし、
椎井 莉鳥
はそんな会場の空気をどこか他人事のように眺めていた。
「夏休みが廃止になったら、どうなるのかしらね?」
莉鳥にとって、夏休みの廃止は、わりとどうでもいいことだった。
にもかかわらず、なぜここにいるのかといえば友人に泣きつかれたからだ。
「椎井さんも『NOF15』ね。やっぱり寝子高だからか、『NOF15』は人気ね」
「そうみたいですね」
礼美から本体を借りて、適当に練習してみる。
最初は戸惑ったが、すぐに慣れていく。
(これならなんとかなりそうね)
ひとしきり技を習得する頃には、莉鳥はそれなりの手応えを掴んでいる、
雪寄 愛唯
は寝子高生ではなかった。
にもかかわらず、彼女はなぜか講習に参加していた。
ダンディなおじさんに『ちょっとゲームで休憩してってよ』となかば強引に拉致されたからだった。
「というか、ここ学校では……? なぜ皆さんゲームをやっているのでしょう?」
「はい。これが本体よ。夏休みのために頑張ってね」
「え? ええ?」
講習会の進行役と思しき女性に手渡された本体を受け取りながら、愛唯は目が回りそうになる。
それでも、なんとなく状況はわかってきた。
どうやら、この学校の生徒達は夏休みの存亡を賭けて、ゲームにチャレンジしているようなのだ。
状況はわかってきたが、わけは相変わらずよくわからない。
(では、微力ながら私もお手伝いしましょう。やっぱり生徒さんにとって夏休みは大事なものだと思いますし)
かくして、愛唯もまた講習会を経て、夏休みをかけた戦い(?)に巻き込まれることになった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
水月 鏡花
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
5人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
ゲーム
定員
1000人
参加キャラクター数
26人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2022年03月17日
参加申し込みの期限
2022年03月24日 11時00分
アクション投稿の期限
2022年03月24日 11時00分
参加キャラクター一覧
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