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【終業式】夏休みを賭けた、ザ・ゲーム
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【『NOF(ニャンコ・オブ・ファイターズ)15』+『NDE(ニャンス・ダンス・エモいーション)』[1]】
『NOF(ニャンコ・オブ・ファイターズ)15』は、数十匹の個性的な猫たちの中から三匹を選び、三対三のチーム戦を行う最新格闘ゲームだ。
今回、『NOF15』にチャレンジするのは、講習会に参加していたさゆる、サキリ、ラッセル、莉鳥、修の5人である。
対戦コーナーには、いかにも凄腕といった佇まいの若者がコントローラを握って挑戦者を待っていた。
ちなみに、挑戦者とプロゲーマーの対戦の模様は大型モニターに映し出され、順番待ちの生徒は対戦中の生徒を応援したり、あるいは観戦しながら自分なりのプレイを組み立てたりできるようになっている。
「ふふふ。君達が挑戦者だね。僕はプロゲーマーの根尾地夫(ねおぢお)だ。お手柔らかに頼むよ」
根尾は柔和に微笑み、生徒達の挑戦を歓迎した。
言葉こそ穏やかだが、そこにはプロとしての腕前に裏打ちされた強い自信がありありと感じられる。
だが、フツウ、そんな簡単にいきなりプロゲーマーを連れてこられるものだろうか。
「あの人、フツウの人じゃないわね」
ぽつり、と呟いたのはさゆるだ。
「ああ、あれは……付喪神ってやつか?」
応じたのはラッセル。
神魂を身に宿したもれいびである彼らには「ひと」ならざるものであるかどうかがなんとなくわかることも多いのだ。
「だろうね。まあ、こっちもフツウの「ひと」以外が大勢いるんだから、お互いにズルとは言えないんじゃないかな」
クスリと笑ったサキリの隣には、ほかならぬ「ひと」ではないものの筆頭とも言える付喪神のイツトリがいる。
「にしても、あやつ、なかなかの猛者じゃぞ? 目を見ればわかる。連中、本気でおぬしらに休みをやりたくないのではないか?」
他人事のように笑うイツトリだが、寝子高生ではない彼女にとっては実際他人事だ。
「実際、夏休みが廃止になったらどうなるのかしらね?」
やはり他人事のようにイツトリの言葉をうけたのは莉鳥。イツトリと違い、莉鳥は現役の寝子高生であるが、他人事のように感じているのは彼女も同じだった。
「……修君」
話を聞いていて夏休みが廃止された未来を想像してしまったのか、不安げに柳眉を寄せたのはあおいだ。
「大丈夫。ここにいるのはプロにも劣らない凄腕ばかりだ。それに、俺だって少しはやれるつもりだ」
修は、あおいの不安を和らげるように自信たっぷりに言うと、そこでほかの者達を見まわした。
「さて、最初は誰がいく? 立候補者がいないなら、俺が行くが」
「あー、じゃ俺が行くわ。向こうがズルしないなら、こっちも正攻法でいかねぇとな」
ラッセルの挙手に、一同は頷く。
「よし、じゃあ行ってくるか! えっと、根尾さんだっけか? 一応、名乗っとこうかな。俺は桜井ラッセル。ひとつよろしく頼む」
「うん。こちらこそ、よろしくお願いするよ、桜井くん。では、そろそろ始めようか」
「ああ!」
かくして、ラッセルVS根尾の戦いが始まろうとしたとき――突然、もう一つ大きなモニターとスピーカーが会場に運びこまれ、そこに別のゲームが映しだされる。
『え? 私のプレイって、どこかに配信されるんですか?』
ほどなくして聞こえてきたのは、さきほど別室に案内された絵梨菜の声だ。
『ええ。姫神さんが選んだゲームは明確なクリア条件が設定されていないわ。だから、ここで好きな曲を踊って貰って、別室の会場でプロゲーマーと対戦している他の子達を応援してもらいます。彼らを応援して、勝利に導くことがあなたのクリア条件よ』
対応している声は講習会で司会をしていた礼美だった。
どうやら、会場を盛り上げるために、このような特殊なルールを採用したらしい。
『それって、つまりeスポーツのチアってことだよね? 私、eスポーツのチアって初めてっ☆』
かなりイレギュラーとも言えるルールに、しかし絵梨菜は果敢に応じる。
『私、精一杯応援するよっ☆ がんばれがんばれニャンコ! FIGHT! FIGHT! TAKASHI!』
やがて、大型スクリーンには絵梨菜のプレイ画面と彼女自身が踊っている様子が映し出され、スピーカーからゲームのBGMと彼女のエールの声が流れ出す。
「随分と大がかりな仕掛けね」
なかば呆れたようにさゆるが呟く。よもや理事長の思いつきにここまでの用意がなされるとは思いもしなかった。
「この設備投資にいくらかかってるのかしら?」
リアリストの莉鳥はやはり他人事のようにそんなことを言う。
さておき、いよいよラッセルVS根尾の試合も始まろうとしている。
「イツトリ、この試合の行方、どう見る?」
「双方の実力がわからん以上、何も言えぬな。まずは先陣を切った勇敢な戦士の手並みを拝見しようではないか」
サキリとイツトリが視線を交わると、いよいよ始まる戦いにギャラリーのボルテージも高まっていく。
「頑張れよ、桜井」
修も画面を真っ直ぐに見据えながら真剣な面持ちで呟く。
「私も応援する!」
隣にいたあおいも、ぎゅっと手を握りしめて真剣にモニターを見つめる。
ふと、そんなあおいの姿を見て、隣の修はちょっとだけ友人が羨ましくなったとかそうでなかったとか。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
水月 鏡花
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
5人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
ゲーム
定員
1000人
参加キャラクター数
26人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2022年03月17日
参加申し込みの期限
2022年03月24日 11時00分
アクション投稿の期限
2022年03月24日 11時00分
参加キャラクター一覧
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