this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
【三寮祭】ばっひゅーんシャッフル☆ナイト
<< もどる
1
…
9
10
11
12
13
…
23
つぎへ >>
●星ヶ丘寮~シンデレラパーティ・その1
『戦いは朝から、ではなく予定が組まれた時から既に始まっているものである』
――星ヶ丘寮メイド
檜扇 唱華
ミシンの音が響き渡る。
三寮祭での催しがシンデレラパーティに決まったその瞬間から、唱華を筆頭に大勢のスタッフが貸し衣装の総点検を行っていた。星ヶ丘寮の誇る衣装室に保管されているドレスや燕尾服の数々の中から、今回のテーマに合う中世ヨーロッパ風の衣装を選び出し、ほつれやシミがないかひとつひとつチェックする。
「毎日全て万全に管理されてるとはいきませんもの」
唱華のチェックは迅速かつ的確で、補修も完璧であった。
(これができるのもろっこんのお陰ですわ。衣装にお聞きすればよろしいのです)
古き時代に執事・メイドを配してきた檜扇家の娘で、主人の入学にあわせて星ヶ丘寮のメイドを務めてきた唱華のろっこんは<声無き声>。片目を瞑り『聞きたい』と願うことで、人工物から声を聞き、会話ができるというものだ。すなわち唱華は衣装たちの「ほつれちゃった」「直して」「元のように綺麗にして」という声を聞いて、それらの願うままに補修したというわけである。目視よりずっと効率がよく、美しく仕上がるのは道理だ。
補修をおえると、唱華はタブレットで全ての衣装をカタログに登録し在庫管理した。
「唱華様……!」
年若いメイドたちが憧れの眼差しを寄せるのもまた、道理であろう。
「今回は中世ヨーロッパ風のシンデレラナイトですしスタッフのメイド服はヴィクトリアンであるべきと主張させていただきたいですわ。必要なスタッフには作りますよ私。裁縫大好きなので」
というわけで、当日。
青山 絢
は、クラシカルでいかにも正統派メイドという雰囲気のメイド服を纏い、三寮祭限りのスタッフとして他のメイドたちとともに会場とキッチンルームを行き来していた。ふだんは従姉妹とシーサイドタウンのマンションに住んでいる絢は、演劇部に所属している。
(去年は猫鳴館でハワイアンな空気の中、ムームーを着て秘宝館めいた空間である意味濃厚すぎる時間を過ごしたけど……今年はメイド服ってわけね)
ドレスを着てダンス、というのはまた別の機会にありそうだが、メイド体験ができる機会は滅多になさそうな気がする。メイドカフェでバイトをすればメイドさん風にはなれるかもしれないが、星ヶ丘寮のようなガチでセレブな人々に仕えるガチなメイドさんになるのとでは全然違うだろう。女優になったときにどちらがより糧になるかといえば、きっと今宵のような経験に違いない。
(間違いないわ。見て、あちらの先輩の高貴なこと)
絢の視線の先にあったのは、王子のように気品ある恰好をした
加瀬 礼二
の姿であった。
「貴女はこちらのテーブルクロスを整えていただけますか。ああ、貴女は来客を出迎える際の雰囲気づくりを手伝ってください。出来るだけ心地良く楽しんでいただきたいですからねぇ」
格好こそ王子だが、執事長のように立ち回る礼二のスマートな立ち居振る舞いに、声を掛けられたメイドたちは、一様にぽわっと頬を染め、はい、と可憐な返事をして仕事に掛かる。
(あの方、寝子高の先輩よね。同じ世界の住人とは思えないわ。メイドカフェじゃ味わえない本物感)
見惚れていると、ちょいちょい、と袖を引かれた。
振り返るとそこには、檜扇姉妹の妹、
檜扇 舞華
がにこりとしていた。
「ふふ、珍しいですか? あのような方々ばかりですよ、ここは」
「そうなんですか」
「星ヶ丘寮ですから。さ、手伝ってもらえます? さっさと調度品の点検を済ませちゃいましょう」
「調度品を点検、するんですか?」
「そうですよー。位置が揃っているか。傷が付いたりしていないか。埃は見えなくても払ってください」
「わかりました」
「それが終わったら食材の検品の方に回っていただけますか。パーティーだから量が膨大で手が足りなくて。厨房スタッフはもう仕込みにかかりきりですし」
「かしこまりました」
「それが終わったら……」
「まだあるんですか?」
「ふっふー。ありまくりですよ。パーティですからね」
パーティーなんて慣れたもの。
余裕綽々な舞華にくっついて、絢もあちらへこちらへ飛び回る。
舞華や他の星ヶ丘寮専属のメイドさん執事さんたちの動きが速い。速すぎる。
「プロって、すごい……!」
絢が思わず零した言葉に、舞華はにこりと上品に微笑みつつも、脳内ではこう思っていた。
(うおお、これ私の今日の業務(;^ω^)ってアップしたいー! でもそんなことしたら絶対怒られちゃうから思うだけにしときましょーか)
<< もどる
1
…
9
10
11
12
13
…
23
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
【三寮祭】ばっひゅーんシャッフル☆ナイト
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
笈地 行
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
NPC交流
オールジャンル
定員
1000人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2021年05月29日
参加申し込みの期限
2021年06月05日 11時00分
アクション投稿の期限
2021年06月05日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!