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《灰色猫テオの事件簿》誰がおにぎりを殺したか
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●凶器と証拠
ブリジットと流がより詳しくサンマを調べていた。
「表面に噛み跡以外の不自然な傷はないかしら?」
「うーん、見当たらないな」
「付着物は?」
「……ん? これは?」
流は片目を瞑ると、サンマの尖った口の中にあったなにかを慎重に摘まみ上げた。
夏夜との会話からこちら、言葉なく思索にふけっていたサキリが顔を上げる。
「なにか見つけたのかい、水守」
「御飯粒と、サンマのほぐし身だ」
「殺されたおにぎりのものかしら」
「その可能性が高いと思う」
「分かったわ! サンマは生き返っておにぎりを食べていた!」
ブリジットが迷推理を披露するが、それを聞いていた流とサキリは揃って首を横に振った。
「サンマとおにぎりがぶつかった。そのときに口にご飯粒が入ったってことじゃねぇのかな」
「僕もそう思う。問題は――どうしておにぎりとサンマが接触したのかということだ」
流はサンマを掲げ、陽に当てるようにしてさらによく観察した。
その瞬間キラリ、サンマの背に反射した太陽光が眩しく光った。
流はハッとした顔で言った。
「もしかしてテオが見た視界の端で光った何かってこのサンマか?」
「何て素晴らしいアイデアなの、流!」
ブリジットは金の付け髭をしごいた。
「そうよ待って、光=サンマだと仮定すると――!」
ブリジットは、すべての証言を書き留めていた月のノートの図解を指さす。
「その時のののことサンマさん、おにぎりとの位置関係が非常に重要な要素になる!」
美野梨が目を輝かせてブリジットを見た。
「私も犯行の方法が推理できたわ……! ああ。けれど、証拠は?」
問われてブリジットは屋上から戻って来た学のハンディカメラを見た。
「そのビデオに何か映っていないかしら!」
「ほい来た!」
皆が取り囲む中、学は撮った動画を再生した。
「あっ、ちょっと止めて」
何かに気付いた美野梨が動画をストップさせる。ルイセがフジコの口元を調べたり、五十嵐やウォルターの手の匂いを嗅いだりしているところだ。
「そこ――そのズボンのところ、何か光ってるわ。拡大できる?」
「オッケー」
学がビデオカメラを操作して、指示された場所を拡大した。
「これって……鱗じゃないかしら。サンマの」
それを聞いたブリジットが、またまたまた金の髭をしごいた。
「そうか、わかったわ! 証拠は見つけていたんだわ、――ルイセが」
木立の陰をごそごそしながら魔法陣だかヤモリの黒焼きだかサンマの目玉だかを探していた(どれも見つかっていなかった)ルイセは、急に名を呼ばれて振り返る。
「私、ですか?」
ルイセはピンと来ていないようだが、美野梨は合点したように微笑んでいる。
「さすがブリジットさん! めい(迷)探偵と言われがちだけど、今回は解決しちゃうんじゃないかしら?」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
笈地 行
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
推理・サスペンス
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2021年04月01日
参加申し込みの期限
2021年04月08日 11時00分
アクション投稿の期限
2021年04月08日 11時00分
参加キャラクター一覧
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