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中の人など……ちぇんじ!
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●こんなときはお茶でも
浅沼 柳司
は戸惑っていた。
「俺が目の前におる?」
だがすぐに気づいた。
「きっとろっこんかなんか何やろうな。待てよ、すると今の俺は……?」
明らかに視点が低い。そして髪が片側に引っ張られていて……顔に近づけてみれば、いつもの茶色ではなく黒髪だ。
そして制服に目を下ろせば……スカート!
十文字 若菜
も目の前の自分の姿に驚いていた。
「私男子になってる?! ちょっと、鏡、鏡! あれ、この声は」
若菜が元の自分の鞄から取りだした鏡で、ようやく二人は自分の顔を確認した。
「柳司君?!」
「若菜先輩?!」
「びっくりしたわ……ろっこんの影響かしら。そのうち戻るよね」
あっさり気持ちを切り替えた様子の若菜。年上の余裕だろうか。
「これが男の人の身体かぁ」
興味津々という感じで胸板を触り、自分の姿をした柳司の視線に気づいて手を離す。
「あっ、でもあまり触ったりしちゃ駄目だよね。……これからどうしようか?」
うーん、と若菜の姿をした柳司は、腕組みをしようとして自分の体ではないことに気づき、慌てて離す。
「俺が若菜先輩の代わりに授業うけてもさっぱり分からんやろうし、というか若菜先輩の周囲からの評判下げる自信しかない……」
「あたしも柳司くんと同じように振る舞う自信ないなあ……学校サボっちゃおうか」
「先輩。喫茶店にいきませんか?
この間
、助けてもろうたときにお茶おごる言うたし」
「おごってくれるの? ありがとう。この身体ならいっぱい食べられるね!」
柳司の姿をした若菜は、目を輝かせた。
二人は学校近くの299 COFFEE(ニクキュー コーヒー)へ向かった。
「男の子の身体に入ったんだから、私がエスコートしないとね」
若菜は楽しそうに柳司をエスコートする。
席に着くと、若菜はメニューを見てさっそく注文を告げる。
「えーと、ケーキ、パフェ、フルーツたくさんパンケーキ、ワッフル、それからアイスください」
向かいで柳司がちょっとひきつっている。
(あ、さすがに頼み過ぎたかな?)
「俺、いや私はアイスコーヒーだけでいいです……」
ウェイトレスさんの手前口調に気をつけながら、柳司は内心焦っている。
(俺も金持ちじゃないし……財布の中身足りるかな……?
というか女の人ってそんなに甘いもの食えるんや……?)
「普段から甘いものいっぱい食べるんですか?」
と若菜に聞いてみる。
「甘いものは放課後に買い食いしてるよ……いつもじゃないけど」
注文の品が運ばれてきた。
眼の前に並んだお菓子の数々に、若菜は思わず目を輝かせる。
「いただきます」
と告げて嬉々として食べ始める。
「おいしー、幸せー。あっ、いけない私いま柳司君だった」
とキリっとしてみる。
財布と元に戻ったときの腹の事を考えて胸がいっぱいで、遠い目をしていた柳司だが。
美味しそうに食べてる様子にはいい笑顔してるなーと見とれた。
(いや、何自分に見とれてるんや俺。でも中身は若菜先輩なんだよな……)
食べた後は、この前の幽霊の話や最近の話題で盛り上がった。
◇
「ごちそうさま! とっても美味しかった」
「そろそろ行きますか。あ、先輩、払ってもらえますか。俺の財布から」
「えっ?」
一瞬きょとんとする若菜に柳司が説明する。
「だって俺が先輩の格好で払ったら、俺完全にひどい奴やないですか。俺が先輩の財布から払ってもええんやったら別ですけど……?」
「あ、そうか……そうだよね。ごちになります、変な感じだけど」
言われた通り柳司の財布から支払いを済ませる若菜だった。
(食べすぎちゃったかな?……よかった、足りた)
店を出た途端、二人は再び違和感に襲われた。
「あれ? もしかして」
若菜は自分の服装に気づき、再び鏡を覗き込んでほっとした。
「良かったー、戻ってる」
「ほんまに……! よかった」
学校から離れているうちに神魂の効き目が切れたのだろうか。
「柳司君、今日は有難うね、いっぱいおごってもらっちゃった」
笑顔で若菜はお礼を言った。
胸やけに耐えつつ、後ろを向いてこっそり財布の中を確認してorzとなっていた柳司だったが。
胸やけを忘れるくらい嬉しくなって。
「またお茶付き合って下さいね」
と言ってみた。
眩しい笑顔が返ってきた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
天村花海
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
学校生活
コメディ
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年10月08日
参加申し込みの期限
2013年10月15日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年10月15日 11時00分
参加キャラクター一覧
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