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魔界からの試練 ――深海よりの導き手マモルソラ――
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彼らから少し離れた所で。2人の乙女がその様子を見ていた。
「ナホエル戦から気になってはいたのだが……、特別レイドに参戦するのは今回が初めてだな」
身軽な装備の
アシュリー・アンダーソン
が静かに闘志を燃やしながら呟けば、
スピカ・フォーツ
もまた楽しそうに口元を綻ばせる。
「……この間は炎で攻めた。……今回は、華麗にバチバチっと決めてみせる」
彼女の装備した爪『パライズクロー』にわずかな稲光が走る。その光をそのままに、スピカは仲間たちの様子を見る、
「治癒士が一人……。でも、カバーできそう?」
「始まってみないとわからないか」
スピカとアシュリーが静かに考察していると、急に人の気配がする。二人が振り返ると、そこには……大きな羅針盤が瓦礫から顔を覗かせていた。装飾に見覚えのあったスピカは、咄嗟にアシュリーの手を引いて下がる。同時に輝く羅針盤から、ふわり、と少年の幻影が浮かび上がった。
「おーしっ! 準備は整ったかぁ~? ……ってひぃ、ふう、みぃ、よぉ……ん、まあまあってトコかな」
やんちゃそうな少年の幻影は集まった冒険者の数を数えると、こくこくと頷いた。
「っしゃあ! さっさと始めっぞ! 俺の番がくるまですっげぇワクワクしてたんだからな! 待ち遠しかったんだ!!」
マモルソラは思いっきり力を籠め、海流を巻き起こす。だが、これは演出らしくちょっと目が回った程度でダメージはない。
「うむむ……っ、今日も回復ならマカセ……soldierデス?」
ここにきて、漸くトワが己のジョブに気付いた。治癒士ではなく軽戦士という事に。
「そうなんだ、今回トワは軽戦士。敏捷性に優れる前衛職だ」
楓は拳闘士や軽戦士になる率が高かったなぁ、と過去のレイドを振り返りつつ説明すれば、トワは「カクゴカンリョウ!」とやる気を漲らせる。
「なにはともあれ、がんばりましょう!」
夢乃は、自分に言い聞かせるようにそういった。
海流が落ち着き、マモルソラは楽し気に冒険者たちを見やる。もう待ちきれない、といった様子だ。
「……それ、なら……こういうのはどう?」
スピカは強気な笑顔を浮かべ、全身に稲光を纏った。
――? ? ?
「はぁ、混霊界美味しぃ~。この世界、住人の魂の芯がとっても綺麗なのよねぇ。だから甘く感じちゃう」
世界の一部を光に変え、美味しそうに食べる女性がいた。
彼女は幸せそうに表情を緩めるとちらり、と後ろを振り返った。
そこには……荒野が広がるばかり。そして、一部には黒いシミが浮かんでいる。
否、それは世界に浮かんだ穴。世界そのものを包み別の世界との隔たりとなる幕に開けられたものだった。
「うーん、この世界も結構食べてきたからそろそろ別の味も食べたいのよね……。そろそろ混霊界と一部が混ざった別の世界の味も楽しめるかしら?」
そう言いながら彼女は、すっ、と別の空間をのぞき見する穴を作った。もし、『ソング・オブ・カオス』の運営会社社員ややりこんでいるプレイヤーが見れば、操作できなくなったキャラクターのアバターと一緒であることに気付いただろう。
どうやら、犯人は彼女だったようだ。
「ゲームの世界の外にも、世界があるみたいだし関係しそうな人浚ってみたのよね。それがちょっといい効果を出し始めたわ。だって……神殺しさせるために魂の力を鍛えているんですもの、わざわざ世界の管理者たちが!」
お行儀悪く足をバタバタさせた彼女は、楽しくて仕方がないような笑い声をあげながらその穴を閉じ、別の空間へとのぞき穴を作る。それこそが、マモルソラのいる場所……!!
「早くいらっしゃい、冒険者たち!」
(……誰かが、覗いてやがる)
マモルソラは、嫌な視線を感じていた。戦いが始まろうとした頃から突き刺さる、ただならぬ雰囲気のねっとりとした視線が。その目は自分や冒険者を美味しそうだと語っていた。
(ふざげんな。冒険者たちは寝子島の住人……。俺だって魔侯爵が一人! 異界の人間を神殺しできるぐらいに鍛えられるぜ!)
マモルソラはまとわりつく視線から逃れるように幻影の身を翻し、イワシの大群を呼び出した。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
バトル
ゲーム
定員
20人
参加キャラクター数
14人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2021年05月12日
参加申し込みの期限
2021年05月19日 11時00分
アクション投稿の期限
2021年05月19日 11時00分
参加キャラクター一覧
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