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【新年度】スプリングキャンパス! わくわく大学生♪
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☆木天蓼大学入学式
木天蓼大学の芸術学部写真学科に合格した
初瀬川 理緒
は、経済学部に合格した恋人の
佐和崎 紗月
とともに入学式に出席した。
(こうしてスーツ着てるとなんか入学式と言うより入社式っぽい感じで何だか妙な感じ)
で、紗月はと言うと今は理緒の傍にはいない。
その理由は学部が違うから、だけではなかった。
「新入生代表であいさつ? すごい、さすがあたしの紗月!」
合格発表後まもなく、優秀な紗月はなんと新入生挨拶を学校側から頼まれてしまった。
理緒は大喜びだったが、人見知りが強くて臆病な紗月は真っ青になった。
「辞退したいよ……理緒ちゃんが代わりにやってくれたほうが喜ばれるんじゃないかな」
「何言ってるのよ、紗月は成績優秀で選ばれたんだから代われないよ」
「……だって、私には無理」
木天蓼大学には新入生だけでも二千人は軽くいるという。
そんな大勢の前で挨拶を読み上げるのは紗月には辛いだろう。
「大丈夫、あたしがついてる。練習しよう!」
理緒は何度も紗月を励ました。
「この前グラドルデビューしたんでしょ。掲載された雑誌が発売されたら数十万人の目に触れるんだからこれくらいの人数なんて」
「……それは目の前にいるわけじゃないから、数十万人いるかどうかなんてわからないし」
紗月は反論したけれど、理緒が辛抱強く練習に付き合ってくれるのは嬉しかった。
前日まで十分にリハーサルをして、
「観客なんて黙ってるだけでカボチャと一緒! 最後は開き直れー!」
と理緒は盛大に煽った。
そして当日を迎えたのだが。
「ねえ、理緒ちゃん……やっぱり怖いよ……」
大学の敷地内に入って、どうしても紗月は不安になってしまった。
「紗月、ここまで来たらもう逃げられないって」
理緒は明るい笑顔で言うけれど。
「うん……だけど……」
「昨日まであれだけ特訓したんだし、できるってば。この前、いきなりグラドルデビューしたときのあの度胸はどこへ行ったのやら……」
「あの時と今日とは違うよ……」
「しょうがないな……」
そう言いながら理緒は周囲に撮影している人がいないか目を走らせ、さりげなく紗月にハグして。
見つからないように一瞬だけ、頬にそっとキスしてくれた。
「……」
大胆な行動に、紗月の頬が赤く染まる。
「これであたしも紗月と一緒だから。……続きは入学式が終わってからよ」
「理緒ちゃん……」
さっきまでの不安が嘘のように、紗月は勇気が沸き上がってきたのを感じた。
そして今、壇上に立った紗月を、理緒はハラハラしながら見守っていた。
(紗月、ファイト!)
心の声でエールを送る。
なんだか入試に臨んだ時より緊張している自分を感じる。
そんな理緒の思いとは裏腹に、あんなに不安がっていた紗月はとても落ち着いた様子に見えた。
(紗月、本番に強いのかも)
堂々とした態度で挨拶を終え、盛大な拍手と共に紗月は降壇した。
(何を読んだかちっとも覚えてない……間違えなかったかな)
やっぱり相当緊張してたんだ、と思いながら、大仕事を終えた紗月は解放感でいっぱいになっていた。
そして理緒も。
(よかった、無事に終わった。ていうかあたしのほうが緊張でクタクタだよ……)
「新入生の挨拶、とても良かったね」
入学式が終わるとそんな声が聞こえてきて、紗月は何だか恥ずかしくなった。
「紗月!」
走ってくる理緒に気づき、紗月も駆け寄る。
「すごく良かったよ! 頑張ったね!」
誰の賞賛よりも、紗月にとって一番うれしかったのは理緒が褒めてくれたことだった。
「ありがとう……理緒ちゃんのおかげだよ」
笑顔で見つめ合う二人に、水を差す声がかかった。
「そこの可愛いお嬢さん方! テニスサークルに入らない?」
空気を読まずにへらへらと近づいてくる男子学生に、紗月はたじろいだ。
「えっ? あの……」
何と断ろうか迷っている紗月をかばうように、理緒がすっと前に出た。
「ごめんなさい、間に合ってます!」
いい笑顔ではっきり答えた理緒は、相手が次の言葉を発する前に、紗月の手を取って走り出す。
「あんなのにひっかかってたらきりないよ、紗月。この後学部ごとの説明とかがあるけど、あたしがいなくても大丈夫?」
理緒の言葉に、不安になりつつ、心配させまいと紗月は精一杯頷く。
「大丈夫……終わったら連絡入れるから、迎えに来てくれる?」
「わかった!」
その後二人は無事手続きを終え合流した。
「履修登録、ややこしくてわけわかんないよー!」
頭を抱える理緒に、紗月は優しく言った。
「わからなかったら、私が手伝うから」
(挨拶の練習に付き合ってくれた理緒ちゃんを、今度は私が手伝う番)
そう思って理緒の部屋で一緒に履修登録の説明を読み始めた。
「うー、わからん。今日は疲れたからもうだめだよー」
だが理緒はすぐにギブアップの唸り声をあげた。
「疲れたのはどっちかというと私なんだけど……」
「だって、紗月が心配であたしもすごく緊張したんだもん」
そんな理緒が愛おしくて、紗月は微笑みを向けるのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
天村花海
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
学校生活
定員
30人
参加キャラクター数
9人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2021年02月09日
参加申し込みの期限
2021年02月16日 11時00分
アクション投稿の期限
2021年02月16日 11時00分
参加キャラクター一覧
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