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【お花見】逢ひ見んことは命なりけり
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自動ドアが開いて、
宮祀 智瑜
は病院の外に出た。
智瑜は友達の見舞いに行っていたのだった。
現代医学の尺度からなら死ぬような病気ではないという。でも、どうしても長期入院と日々の点滴が必要な病気だ。退院時期の見通しも遠いらしい。
「大丈夫だよ。来てくれて嬉しい」
と彼女は言ってくれたが、あまり顔色はよくなかった。
彼女はまだ小学生なのだ。学校に行けない寂しさは大きいだろう。
早く退院できるといいなと智瑜は願う。
また来よう。
庭をつききって出ようとしたものの、智瑜は芝の間の縁石を踏んで立ち止まった。
ひっかかるような感じだ。足元にぴんと、白いロープが張ってあるかのような。
見たが当然そんなものはない。けれど。
――よ。
こっちだよ――。
聞こえた。誰かの声が。
女の子、それも小学校入学前くらいの子のような。
かくれんぼしていて、見つけてもらうのをずっと待っているような。
探してあげなきゃ。
智瑜は庭に入っていった。
「どこ?」
寝子島病院が見えてきたので、なんとなく足を向けただけだった。
なのに気がつけば誘い混まれるように、恵御納夏朝と夏夜のふたりも庭まで入り込んでいる。
「去年の桜の季節も色々あってね……」
「僕も覚えているよ。夏朝たちが対処してたよね」
「ああそうか、あの光景は一緒に体験したことになるんだね」
「うん、といっても、スクリーン越しに見たような、そんな気持ちかな。正確に言うと」
夏朝にとっては懐かしく、夏夜にとっても懐かしい花見の記憶がある場所ということになるのだ。
神秘的な体験がおとずれたのは間もなくのこと。
「あれっ、僕達小さくなってる! もしかして……」
「……本当だ、小さくなっていく……小さくなるのは初経験かな……」
まもなく、ふたりを妖精の姿に変えて招き入れた主がやってくる。
「わたし、さく。桜の精の、さく。お久しぶり……あれっ?」
さすが妖精、原理は不明だが、『以前から夏夜がこの世界に存在していた』という修正バイアスは働かなかったらしい。
「なんか変?」
ぱちくりするさくに対して、
「さくさん、久しぶり……かな?」
まず夏朝が笑いかけた。
「えみな・かーさ……です。あっ、こっちは双子の姉の夏夜ちゃんだよー!」
「ああ、お姉ちゃん。きょうだい、いたんだね」
「いたというより、『いることになった』だけどね……話し出すと長いんだけど」
と笑って夏夜は名乗った。
「初めまして、さくさん。恵御納夏夜だよ。僕としては初対面だね」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
桂木京介
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
オールジャンル
定員
1000人
参加キャラクター数
67人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2021年01月16日
参加申し込みの期限
2021年01月23日 11時00分
アクション投稿の期限
2021年01月23日 11時00分
参加キャラクター一覧
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