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プールびらきはサニーデイ
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最上るるかはグラビア撮影を終えると、浮き輪を手にとってプールに向かいました。
「グラビアモデルに浮き輪、ってなかなかの組み合わせじゃない?」
なんてうそぶいていますが、本当は全然まったく泳げないのです。だから浮き輪は手放せない。浮き輪をつかんでぷかぷかと、遊ぶコースで浮かんだり沈んだり、沈んだり沈んだり……あれ?
「きゃっ!?」
うっかり、浮き輪から抜けてしまったのです。こうなるとピンチ、るるかは切羽詰まって叫びました。
「やだっ、溺れちゃう!? 王子様早く助けて人工呼吸して!」
無我夢中でるるかは、そのあたりにいた少年にしがみつきました。
果たして彼は王子様? それとも……?
「あたり! あたしってばイケメンレーダーが内蔵されてるって思わない?」
るるかはニンマリするのです。たしかにその少年は、涼やかなルックスをした王子風の容貌だったからです。
「イケメンレーダー? 僕のこと?」
「そうよ、この美形ちゃん! いわゆる男性アイドル系? もうお肌なんかツルツルで……」
目をハートマークにするるるかですが、それを聞くや、
「はは、こんななりだけど僕は女の子だ!」
その少年、もとい少女、すなわち
雛形 喜姫
は笑い出して簡単に自己紹介したのでした。
そういえばボーイッシュな少女のようにも見えます。というよりなにより、そもそも学校指定の女子スクール水着を着ているではありませんか! 完全にるるかの見間違いです。恐慌状態だったとはいえ、不覚でした。
「じょ……女子……!? 間違ってゴメン、でも……」
「僕、実際よく男の子に間違われるからな~。ま、誤解だったとわかればいいんだ」
それにしても、溌剌とした話し方も、どことなく好奇心の強そうな瞳も、王女様というよりは実に王子様的で、るるかとしては「もったいない!」と叫びたくなります。いや、女の子としても可愛いではありますが、それよりなにより喜姫には、男の服を着せてみたくなる魅力があるのです。
「もー! せっかくだから男の水着にすればいいのにー!」
「いやあ、何事も挑戦とは思うけどそれはちょっと困るかな……。君、最上さんだったっけ? ちょっと!」
喜姫の声色が変わったのには理由がありました。
るるかもようやく気がつきました。
「な…………やけに胸がすーすーするなあって……! 水中で暴れたせい!?」
大変です。溺れかけて喜姫にむしゃぶりついたその過程で、るるかのビキニのブラ部分が、どこかに流れてしまったようです。
「やだ、こんなんじゃ上がれないよ!」
るるかは首から下をプールに沈め、涙目になってしまいました。
「最上か、どうした?」
るるかの声を聞きつけたのでしょう。誰かが泳いできます。
「やった! 今度こそイケメンレーダー通常営業!」
そうです。彼こそは、るるか内での美形ランキングではかなりの上位となる
市橋 誉
だったのです。
「レーダー?」
るるかの言っている意味が理解できず、誉は小首をかしげました。
「気にしないでいいわこっちの話だから! ところで誉……」
と口を開きかけて、
「イヤだ、それだけは言えない!」
ぷいとるるかは横を向いてしまいました。
そこに喜姫が入ってきて助け船を出しました。
「ええと、色々事情があってね……まあ、気にしないで。あ、僕は1年9組の雛形喜姫って言うんだ」
「6組の市橋誉だ。最上がなにか困っているようだが……」
もう一度、誉はるるかを見ようとしたのですが、さっと喜姫が回り込んでガードしました。
「ああ、それは行きがかり上、僕がなんとかするから」
るるかは水から首だけ出して告げます。
「そういうこと! じゃあね誉」
ここでちょっと、声のトーンを落として、
「ええと……ただ、もしアレが流れているの見つけたらさりげなく持ってきて」
「アレ?」
「アレってアレよ、にぶいわね見てわかんない!? いやわかんなくていいわ、わかんないでいて!!」
どっちなんだと言いたくなる誉ですが、それ以上詮索するような非紳士ではありません。会釈して泳ぎ去って行きました。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
桂木京介
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
学校生活
恋愛
スポーツ
定員
1000人
参加キャラクター数
108人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年09月26日
参加申し込みの期限
2013年10月03日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年10月03日 11時00分
参加キャラクター一覧
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