this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
プールびらきはサニーデイ
<< もどる
1
…
20
21
22
23
24
…
49
つぎへ >>
「あ、今日はこれ、いらないんだった」
はたと気づいて
佐々 寿美礼
は、着ていたパーカーを脱ぎ、手したストップウォッチとノートをこれにくるみました。
水泳部の活動においては、これら装備は寿美礼の必需品。水泳部部長としてのシンボルでもあります。実はこれらがないと、プールに来た気がしなかったりするのでした。
そのとき、
「え? なに? キャ、やめ……あははははは!」
という奇声に驚いて振り向くと、カレンちゃんこと財前華蓮が、剣崎エレナにくすぐり攻撃をかけています。
二人ともすごく楽しそう――少なくとも寿美礼にはそう見えました。
「仲良いんだぁ……」
なんだかちょっと、うらやましい。
いえいえ、うらやましがっている暇はありません。寿美礼には使命があるのです。ザ・ミッションです。
それは、『水泳が苦手な子を指導する!』ということです。
まずは生徒集めから開始です。寿美礼は観察眼を働かせました。そして、
「ねえ、一緒にプール入らない? さっきから座ってるけど全然入ってないじゃん? まかせて、あたし水泳部部長だから!」
などと次々と呼びかけて彼女は、一年生を中心に数人を集めたのです。
「……なるほど、きみは水に顔をつけるのも怖いのね。で、そっちのきみは、どうしても水に浮けない、と」
全員の状態を把握すると、寿美礼はそれぞれに最適のメニューを考えます。
寿美礼は昔から泳ぐのが好きで、中学生までスイミングスクールに通っていたほどのプールの申し子です。これまで水が怖いとか、泳げないという悩みを経験したことがありません。だからこの場合、相手の立場に立って、という指導は難しいかもしれません。
でも、熱意なら負けません。
水泳を愛する寿美礼だからこそ、すべての人に水に入る楽しみを知ってほしいという強い希望がありました。
だから彼女は言いました。
「よし、今日はずっと楽しんでいこう!」
まずはごく簡単なところからはじめます。プールサイドに座ってのバタ足の練習から指揮しました。
「足を交互にバタバタっとリズムよく、そうそう太腿から動かすようにね」
水に入らないところも大切です。全員の習得具合をしっかり確認してから水に入らせます。
「じゃ次、水に入るよ。いきなりドボンじゃなくてそーっとね」
そこからが難しい。デリケートな部分で苦労しますが、寿美礼は笑顔を絶やしません。
「ちょっと顔をつけてみよっか。水中でぶくぶくっと息を吐いて、ぱっと顔をあげる。
ぱっ、のときに息を吸ってるからこれが息継ぎの練習になるよ」
けっして焦らずゆっくり進めて、ようやく取り出したるはこちら!
「はい注目! これビート板ね! これをもってバタ足で進めればほぼ泳げたようなもの!」
もし不安だったら体を支えるから、と言ってブルーのビート板を配ると、寿美礼は彼らヒナ鳥たちを誘導するのでした。
結局、最後まで複雑なところには立ち入りませんでした。
それでいいのです。うまくスタートを切ることができれば上達も早い。
最初が肝心、生徒たちに自信をもってもらうことが寿美礼の目的なのですから。
「プールで潜ると青色の中に光が射してて周りの声も遠くて、綺麗な世界だと思わない?」
そう寿美礼が呼びかけたころには、当初緊張気味だった生徒たちの顔にも、自然な笑顔が浮かぶようになっていました。
さて朝海瑠歌と鴻上優梨乃、御影シオンの勝負のゆくえはどうなったでしょう。
「ま、負けちゃいました……仕方ありませんね……できる範囲ですよ?」
瑠歌はちょっとうつむいて、上向き加減にしています。
「悔しいけど、負けたんだから仕方ないわね……」
と、優梨乃は袖まくりするようなポーズを取りました。(水着なので袖はないのですけどね)
「どんなことでもドンとこいよ!」
優梨乃が目を向けた相手、つまり瑠歌が見ている相手は……そうです。シオンです。
『へへー、僕の勝ち!』
これはシオンのメッセージです。
一番背の低いシオンですが、たくみにボールを打って、ほとんど落とすことはなかったのです。
『そうだね、何してもらおうかな♪』
と、もったいをつけてシオンはメッセージを表示させました。
『ん……ずっと皆で仲良くできたらいいな。なんて」
と。
それなら大丈夫。かなえるための努力は不要でしょう。
わざわざ願いごとにしなくたって、瑠歌も優梨乃も、同じ気持ちですから。
<< もどる
1
…
20
21
22
23
24
…
49
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
プールびらきはサニーデイ
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
桂木京介
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
学校生活
恋愛
スポーツ
定員
1000人
参加キャラクター数
108人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年09月26日
参加申し込みの期限
2013年10月03日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年10月03日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!