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プールびらきはサニーデイ
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ところで、旅鴉月詠に呼ばれてプールサイドに上がった相原まゆ先生に、すかさず声をかけたのはある男子生徒でした。
本題に入る前に、彼の魂の叫びをお聞き下さい。
「プール開き……そう俺はこの為に頑張ってきた……。
まゆ先生のためにと、体育委員として水泳部の連中と一緒にプール磨きをし、プールを豆腐だらけにした元凶のドジョウを女の子泣かせてまで蒲焼にしたりして……満身創痍になりながらも晴れてこの日を迎えたのだ!
見よ! この楽園(パラダイス)を! どこ見ても水着の女の子! 水着に包まれたちっぱい! おっぱい! でっぱい! ヒャッホー!
」
……と、いうのはあくまで彼、すなわち
冴木 竜司
の心の中の声なので、決して口には出しておりません。
そんな想いを抱えながら、竜司は即座に相原先生の前にひざまずきました。
「まゆ先生! 今日も一段とお美しいですね! 俺とプールデートしてください!
そして結婚してください!
」
ここでひざまずく姿勢からマッハ土下座! 早い! 本当に行動の早い彼です。
「ごめんなさい」
こっちも早い! 瞬間、先生は頭を下げました。
「どいひー!? ちょっとは考えてくださいよ!」
「では考える……返事は『お断りします』」
「どいひー! 言い方変えただけだし!」
「定番コントはいいとして……さっきの、月詠ちゃんはどこ行ったのかしら」
いや定番コントて! と嘆く竜司はともかくとして、本当に旅鴉月詠はどこに消えたのでしょう。ついさっきまでプールサイドのこのあたりにいたのですが。
実は彼女は、水底にいました。
プールの底です。正確には遊び用スペースの底。
仰向けで沈んで、しばらく時間が立ったら浮かぶ、これを繰り返しながら観察を続けていたのです。
何回目かに浮かんだとき、絵描き友達でもある小山内海が、気づいて彼女に手を振りました。
『つくよみちゃん、なにしてるの?』
とでも言っているかのようです。
「プールに降り注ぐ太陽の光を見ている。こうしないと見えないから。けれど、そろそろイメージが固まった」
それだけ言うと、彼女はまた、さっとプールサイドに上がったのでした。
「あ、いたいた、月詠ちゃん」
待たせたようで申し訳ない、と述べて彼女は続けました。
「お取り込み中のようなので太陽光の観察を」
「取り込み中? 気にしないでいいよ」
どいひー! と竜司が言っていますが気にしないでまゆは話を続けます。
「それで、あたしになにか頼み?」
「……」
月詠はすぐにそれに返事せず、ただじっと、穴が開くほど熱心に相原先生の体を観察しました。
「え……っと、恥ずかしいんだけど、どうしたのかな?」
「良い身体だなぁと思って。絵の題材向きだし」
「ちょ、やだ、照れるなあ」
そうだろうとも、そうだろうとも、と竜司は腕組して全面同意しています。
先生の体は凹凸がしっかりあってとてもいい、と言うのが月詠の意見です。ただ彼女はそれを口にせず、今度は竜司のほうをじっと見つめました。
単に、賑やかな人物も絵にしてみたいと月詠が考えただけのことなのですが、竜司はなにを思ったか、
「そうか! 俺の肉体美も絵の題材にしたいというのだな! 一肌脱ぐとしよう! 文字通り!」
両手を自分の水着にかけたからさあ大変です。
「ちょっと! やめなさい! 変態変態きゃー!」
先生は大慌てで止めようとしたのですが、心配ご無用。
「ハッハッハ! 先生ご心配なく。今日の俺は違う……見よ、この姿! 後輩からもらった赤褌を!」
皆さん覚えているでしょうか。本稿の冒頭を。
後木真央が用意した赤褌を。
実は竜司は学校指定水着の下に、しっかりあれを着用していたのです。
あふれだす、まぶしいほどの赤! たくましき六尺! ストロングスタイルの攻撃的な水着といっていいでしょう!
「なんだ……」
とりあえずほっとしたまゆ先生ですが、
「でもそれどうなのよ」
と突っ込まずにはいられません。けれども月詠は納得したようでうなずいてみせました。
「ラフスケッチしたいから、あとは自由に行動して」
「おおそうか! さあ先生、芸術のためです、どんどん自由に行動しましょう! 水中ピーチバレーとか皆で遊びましょう! さあさあ!」
この勢いでちゃっかり相原先生の手を取り、竜司は彼女をプールに誘うのです。
「芸術ねえ……」
赤フンはやめてほしいなあ――と言い出せないまま、相原先生も彼に続きました。
月詠はプールサイドに陣取ると、黒のタンキニ水着の上にパーカーを羽織り、麦稈帽子を頭に乗せて、クロッキー帳に向かって一心にラフを描きはじめるのでした。
先生の体のライン、これを躍動感とともに描きます。
竜司のイイ表情もしっかりとらえます。周囲の生徒たちもできるだけ取り込みましょう。
傑作になりそうです。この絵は、完成したらこっそり水泳部部室にでも貼っておくとしましょうか。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
桂木京介
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
学校生活
恋愛
スポーツ
定員
1000人
参加キャラクター数
108人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年09月26日
参加申し込みの期限
2013年10月03日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年10月03日 11時00分
参加キャラクター一覧
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