this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
プールびらきはサニーデイ
<< もどる
1
…
8
9
10
11
12
…
49
つぎへ >>
「待ってましたプール開き!」
「ちょうど新しい水着も用意したもんね!」
元気いっぱい、
雨寺 凛
です。
オレンジ色は太陽の色、凛の肌に良く映えます。カットジーンズ風のアンダーも可愛らしい。空からやってきた天使が着水したように、凜は自由に背泳ぎ、クロールと交互に泳ぎ回ったのでした。
「ふう」
火照った体に水の冷たさを感じつつ、彼女は水から顔を上げました。
「ん? あそこにいるのは小淋ちゃんに雅人くんかな?」
そうです。プールサイドには
浅山 小淋
と
千鳥 雅人
の姿が見えたのです。雅人のほうに小淋が小走りに近づいていきます。
先に申し上げますが、これから小さな事件が発生します。
ただ、いきなり事件の描写に突入すると戸惑うかもしれませんので、順を追って説明していきます。まずは少し、時間をさかのぼってみましょう。
このとき、雅人は
森 蓮
と立ち話をしていました。雅人は制服姿、蓮は水着姿で肩にタオルをかけています。
「体調? ありがとう、大丈夫、元気だよっ。水着も用意してる。着替えるより先にどうしてもプールが見たくなって、一足先に水際に出てきただけなんだー。で、見てたらね、みんな楽しそうで、そんな様子を眺めるのも楽しくて……なんだか見学みたいになってたんだよー」
と語る雅人の顔は、いい夢を見て目覚めたときのように幸福感に満ちていました。
「そうでしたか。見ているだけでそこまで楽しめてしまうなんて、なんだか雅人さんらしくて素敵ですね」
「いやあ、ぼんやりしているだけだよー」
「そんなことはありません。美しい感性だと思いますよ」
雅人の気持ちが伝わったのか、蓮も自然に笑顔になるのでした。
「またまた-、そんなに褒められたものじゃないよー。でも、そろそろ着替えてプールに入るね」
「それはいいことです。『樹静かならんと欲すれども風やまず、子養わんと欲すれども親待たず』という言葉があります。親に限らず、人はいつか亡くなるのがさだめ。明日、天災に遭うかもしれません。楽しめるときに楽しんでおくのは良いことです。もちろん、私もそうします」
「蓮くん、ってお坊さんみたいだなあ……あ、もちろん良い意味で、ね。徳の高い人って感じだよ-」
「ははは、お褒めにあずかり光栄ですが、私も俗人、まだまだ迷いの多い身です」
と笑み返しつつ、では、と蓮はプールに向かいました。一方で雅人も更衣室に足を向けたのですが、
「あ、小淋ちゃん!」
ここでふと、見学のベンチに座る小淋の姿を目にして手を振ったのでした。彼女も制服姿です。小淋はあまり体が丈夫なほうではないので、今日は見学に徹しているのでしょう。自由参加とはいえ、みんなの遊んでいる姿を眺めるのは楽しいものです。
小淋は言葉を発しませんが、すぐに雅人に気づいた様子で、立つと一礼してやや早足で近づいて来ました。
凜が二人を目にしたのはこの瞬間です。
そして、アクシデントが起こりました。
濡れたところを歩いたのがよくなかったのでしょうか。このとき小淋が、つるりと足を滑らせたのです。
あっ、という表情が彼女の顔に浮かびました。
「危ない! 小淋ちゃん!」
雅人は我を忘れ、飛び出して彼女を救おうとしました。
間一髪、間に合いました。彼の両腕は見事、彼女の体を抱き支えたのです。
「よし!」
でも、踏ん張ろうとした雅人の足は、運悪くそこに置いてあったビート板の上に乗ってしまいました。
水柱が上がりました。雅人と小淋の。
――ごめんなさい。私のせいで……巻き込んでしまって……。
小淋は雅人に頭を下げます。頭からぐしょ濡れ、制服のブラウスが肌にはりつき、はずれたボタンの間から、念のため着込んでいたビキニがのぞいています。備えあれば憂いなし、念のため水着を用意しておいて正解でした。結果、トータルとして妙に官能的な姿ですが、そんな自覚は本人にはありません。
メモ帳……小淋が言葉をつたえる手段も水に濡れて使いものになりませんが、彼女の気持ちは雅人に十分伝わっていました。
「気にしないで、俺がドジっただけだからね……」
――うぅ、ずぶ濡れだしなんかカッコ悪い……。
やはり雅人も濡れネズミです。ネクタイが外れワイシャツは半透明になり、ぺたっとアホ毛も垂れ下がっていました。これぞ文字通り、水もしたたるいい男(?)、と言ったら失礼でしょうか。
いいの、というように小淋は首を振りました。結末はどうあれ、あの瞬間、間違いなく彼はヒーローだったのですから。
「あーあ、落ちちゃった……大丈夫ー?」
凛が水から上がって声をかけます。そうして三人で、濡れた服や小淋のメモ帳などを天日に干したのでした。
「とんだ災難だったね」
でも……と凛は二人に目をやって、
「まぁ濡れちゃったんだったら、せっかくだし一緒に泳ごうよ! 気持ちいいよー♪」
「俺は最初からそのつもりだったけどー」
小淋ちゃんは? と聞いた雅人の顔に笑顔が戻りました。
アホ毛も元気に跳ね起きました。
なぜって、彼女が恥ずかしそうに、それでもしっかりとうなずいてくれたからです。
<< もどる
1
…
8
9
10
11
12
…
49
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
プールびらきはサニーデイ
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
桂木京介
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
学校生活
恋愛
スポーツ
定員
1000人
参加キャラクター数
108人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年09月26日
参加申し込みの期限
2013年10月03日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年10月03日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!