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今日も愛すべき『フツウ』の日。
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星ヶ丘寮。
八十八旗 信彦
の部屋。
「舞衣ちゃん」
「なんですか?」
「あのさ、」
「あ、ネギがいい色になってきましたねー」
部屋主、
霧桐 舞衣
、
執事
の三人ですき焼きを囲んでいた。
霧桐はとびきりの笑顔を浮かべ、次々に食べたいものを投入しては、それぞれの皿に分けていく。
「おいしいときに食べないと勿体ないっす」
幸せそうに肉を、ネギを頬張る霧桐。
八十八旗のポケットマネーから出ているので、当然お肉は高級品。遠慮はなしだ。
「あの、舞衣ちゃん?」
何度か八十八旗が声をかけて、ようやく霧桐は不機嫌そうに返事をした。
「……なんっスか」
「そんなにたくさん食べれないんだけどな」
八十八旗が目の前の皿を指差す。
ほとんど手をつけていない山積みになったすき焼きたち。
霧桐はその皿を一瞥だけして、ぷいと横を向いた。
「そんなはずないっス。ご両親から食事管理も言われてるんで、ちゃんと食べるっス」
八十八旗はお腹に溜まったお好み焼きたちのことを考えないようにして、(かわいい舞衣ちゃんのため……)すき焼きに手を伸ばした。
花風 もも
は
自宅
を見据える。
もうすっかりと日が暮れているのに、灯りのついていない家を。
「ただいま」
帰宅してすぐに着替えて、少し濡れてしまった制服を部屋に干した。
それから夕飯の支度をする。
今日の献立はキャベツと揚げのお味噌汁、ちくわ、焼き魚。
「ん。おいしくできた……」
花風はお味噌汁をすすると、体の奥がポカポカしてくる気がした。
けれど、すぐに熱は冷める。
「やっぱり一人は……」
言葉にできない、したくない思いを噛み締めながら、花風は夕飯を終えた。
家事をこなして、風呂に入って花風はベッドに入る。
(また姉様と暮らしたい)
冷たいシーツが体温を奪っていく。
(頑張らなくちゃ。
明日になったらまた皆と会えるから、大丈夫。
明日も素敵な日になるといいな……)
ぬいぐるみをぎゅっと抱いて、花風は涙をのんだ。
ラトンを出てすぐに
後木 真央
は
八神 修
と別れて、
メイド喫茶『ねこのて』
に来ていた。
もちろんバイトをするために、だ。
「お帰りなさいませお嬢様♪ なのだ!」
品の良い店の雰囲気を壊さないように……という意識があるのかどうかはともかく、後木は笑顔いっぱいで接客をする。
ふとラトンで働いていた喜好のことを思い出す。
(喜好君、楽しそうだったのだ。それに、)
喜好が自宅不在のことを知ったとき、後木と八神は近所で聞き込みをしていた。
誰に聞いても、あの親子は仲がいいと言う。
――貧乏だと言う。
(貧乏に負けないように喜好君も喜好君ママも頑張ってるのだ!
真央ちゃんも負けずに頑張るのだ!
……閉店まで頑張ったら、うまうまのまかないが出るのだー!)
よだれをふきふき、後木は今日も全力でもてなすのだった。
バイトから引き上げた
氷華・クルバトフ
はまっすぐ自宅を目指す。
(今日も、いつも通りの一日だったな。
……明日もきっと変わらないんだろう)
そのことに安堵と不安を覚えつつ、氷華は歩いていた。
(……ランニングか、頑張ってるな)
いまだパトロールを
風雲児 轟
を見かけて、そんなことを思っているうちに家に着いた。
(明日は晴れるといいな)
理由のない願望を抱いて、氷華は戸をくぐる。
星ヶ丘寮・自室に戻って、八神は予習・復習に励んでいた。
彼の迷惑にならないように子犬のカーキーや猫達はじゃれて遊んでいる。
いつもその鳴き声をBGMに勉強している彼だったが、集中を切らしたというように筆を置いた。
(近所の評判はよかった。甘も元気そうだった。だが、母親には会えなかった)
自分の目で確かめなければ不安が残る。
八神はため息をついた。
(たとえ噂のとおり仲睦まじい親子だとしても、そんなに働いていたらいつかは母親が倒れてしまわないだろうか)
そんな環境の人間は山ほどいる。
それでも関わってしまった以上、八神は彼らのことを無視することはできなかった。
(考えても仕方がない。また、機を見て訪ねてみよう)
多忙な彼は、スケジュールを確認して訪ねる日を調整する。
調整を終えると、もう一度ため息をついてから、勉強に戻った。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
つるこ。
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年09月25日
参加申し込みの期限
2013年10月02日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年10月02日 11時00分
参加キャラクター一覧
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