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\ オーバータイム!/
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【修了式】今年度、最後の一日どう過ごす?
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◆
HRも終わっていい感じに空腹になってきたお腹を抱え、
楡宮 遠海
は食堂へとやってきた。
お昼時なのにくわえ、部活や委員会がない生徒が集まっているのだろうか。なかなかの混み具合になっているなか、なんとか席を確保する。
(今日の日替わり定食何だろ?)
日替わりの内容を眺めつつ思案していると、
――くぅ。
周りには聞こえないくらいの、けれど遠海自身の耳にははっきりと聞こえる程度にお腹が鳴った。
本日二度目である。
もう我慢できない、と身体が訴えていた。
「えーっと、日替わり定食のAとBと、寝子島丼とサンマ丼とサンマの蒲焼き丼、寝子まんま、サンマさんランチとスタミナ丼と……」
来たくなってもしばらくは来られないのだと思うと……と、いうわけでもないけれど。定番メニューを片っ端から注文する。
そんな彼女の様子に、学食のおばちゃんは何故だか安堵したような表情を浮かべていた。
(なんでそんな顔するんだろう?)
首を傾げつつ、日替わり定食Aを手に席へと戻る。
片っ端から頼んでも、流石に席にいっぺんに置くことはさすがに不可能。だから自然と、何度か往復を繰り返すことになる。
逆に言えば、そんな机に一度に乗らない量を一人でぺろりと食べているわけで。
これがいかにも大食漢、といった大柄な人物ならともかく、遠海自身はむしろ細身な方。そのギャップも相まって、なかなかすごい光景になっていた。
日替わり定食をキレイに完食し、食器を返却口へ持っていって、次のメニューを受け取る。
また、おばちゃんたちの安堵した様子が目に入った。
それから、誰かが「すげー」と呟く声。
(どんな風に見られてるんだろう)
ふと、そんなことを思う。
食べ散らかしたりしているわけじゃないから、別に恥ずかしいとは思わない。かといって、別に大食ぶりを自慢する気もない。
ただ、ほんの少しだけ。そんなことが気になる午後だった。
そしてそんなのとは無関係に、今日もサンマさんランチは美味しかった。
◆
渡された通知表を見た時、
鴻上 彰尋
は少し申し訳ない気持ちになった。
苦手な英語は、やはり伸び悩んでいて。他の科目も、ほとんど代わり映えしない数値ばかりが並んでいる。少なくとも、彰尋にはそう見えた。
とはいえ客観的に見て、成績が悪いというわけではない。
けれど、よくなったと報告できる成績でもなくて。
そのことが、少し申し訳ないと思ったのだ。
まっすぐ家に帰る気になれなかったのは、そのせいだったのだろう。
家に帰っても、自分の分の昼ごはんを作って食べるだけ。そんな気分にもなれなくて、なんとなく学校のカフェテリアにやってきていた。
利用することはめったになかったし、この機会に楽しんでみてもいいのかもしれない。
「何にしようかな」
ほんのり楽しげにメニューを眺めていると、視界の端にひょこっと覗き込む影が一つ。
「彰尋くん?」
七夜 あおい
だった。
覗き込む仕草に少しだけどきりとしつつ、
「あおいさんもお昼?」
「うん。彰尋くんがカフェテリア来てるの、珍しいね?」
「そうだね。いつもは弁当作ってくるから、来ることなくて」
なんてやり取りをしながら、メニューを眺めるあおいに声をかける。
「あおいさん。よかったら、一緒にお昼どうかな」
振り向き、ぱっと笑うあおい。
「うん、一緒に食べよ!」
その返事に、彰尋の口元がちょっとほころぶ。
通知表を見てから、なんとなく靄がかかった気分のままだった彰尋。そんな彼の心に、晴れ間が差した気がした。
「じゃあ俺、席取っておくよ。お先にどうぞ」
「いいの?」
「もちろん」
というか、と彰尋は少し照れくさそうに頭をかいて、
「何食べようかちょっと迷ってて。席取ってる間に考えようかな、なんて」
そんな彰尋の答えに、あおいは少し可笑しそうに微笑んだ。
日替わり定食Bを手に彰尋が席へ戻ると、あおいは食べ始めずに待ってくれていた。
「先、食べててもよかったのに」
「ううん、大丈夫」
そんなやり取りをできるのが、ましてやその相手があおいだということが、なんだか嬉しくて仕方ない。
いただきますと一緒に食べ始め、少ししてから「そういえば」と彰尋。
「あおいさんは通知表どうだった? 俺は英語があんまりでさ……」
苦笑する彰尋に、
「家庭科がねー。料理は上達したんだけどなあ」
「そういうこともあるよね」
唇を尖らせるあおいの様子に、くすっと笑みをこぼす。ちなみに彰尋の家庭は、まあ良い方だ。家事は家でいつもやっているし。
「あ、でも体育はよかったよ」
「体育得意だもんね」
そんな話をするうちに、話題は自然と春休みの予定のことになって。
「あおいさんは春休み、帰省するの?」
「どうしようかなって。春休みじゃなくても、ゴールデンウィークとかにすればいい気もしてて」
お味噌汁のお椀を抱え、あおいは少し悩んだ様子を見せる
そんな彼女を見ていると、こうやって話をしていると。通知表を見た時の少し憂鬱だった気分は、いつの間にか晴れていくようだった。
あおいにとっても、このひと時が楽しい時間がったらいいのに。
そんなことを思いながら、ささやかな会話に花を咲かせる。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
風雅宿
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
NPC交流
定員
1000人
参加キャラクター数
19人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2020年12月10日
参加申し込みの期限
2020年12月17日 11時00分
アクション投稿の期限
2020年12月17日 11時00分
参加キャラクター一覧
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