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【修了式】今年度、最後の一日どう過ごす?
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◆
いつものように朝の支度を始めながら、
巫部 紫苑
はカレンダーを見た。
「今日で2年生も最後ですか……」
新年度に向けて、色々済ませないといけないこともある。
そのためにも、朝ごはんはしっかり食べてから学校に行かないと。
「折角だからちょっと豪華にしましょうか♪」
そうして出来上がった朝食は、ご飯に味噌汁、焼き魚にベーコンエッグ、肉野菜炒め等など盛り沢山。量で言えば、だいたい5人前くらいはあるだろうか。
そんなたっぷりの朝ごはんをぺろりと平らげ、紫苑は学校へと向かう。
――今日は修了式。
皆はいったい、どんな風に過ごすのだろうか。
◆
教頭先生が開式の辞を行ってから、もうどのくらいの時間が過ぎたのだろうか。
「シトラス・ガムダンは――」
校長先生は、まだ話し続けている。
(センセーのお話長いノ……ねむ……、眠くないワ……大丈夫ナノ……)
思わずでかけたあくびを、
御薗井 E セレッソ
はがんばって噛み殺していた。
今朝は早起きをしたせいだろうか。校長先生の長い長い長話は、子守唄のようにじわじわと眠気を誘う。
(もうすぐ3年生になるんだから……ワタシも……)
彼氏さんみたいな素敵なセンパイになるんだ、という意気込みでなんとか眠気に抗おうとするセレッソだが――
(……ん……)
こっくり。
……なかなかうまくはいかないようだ。
「シトラス・ガムダン――」
(なんでこんな長いんだろう……)
羽生 碧南
も、やはり長話による眠気と戦っていた。
しかしどんなに頑張っても、ふつふつと湧き上がってくる眠気には勝てそうにない。
少なくとも正攻法では勝ち目なし、といった具合に敗色濃厚。面白くもなければ興味もなしとくれば、それも無理もない。
かといって、そのまま寝てしまうわけにもいかない。
(しょうがない、こんな時は……)
ややあって、碧南の表情が微かに緩む。その視線が、あらぬ方を遠く遠く見つめ始める。
そして碧南の脳内を、コンプリ済みの乙女ゲーのスチルやセリフが駆け巡り始める。
修了式の真っ只中という状況につられたのか、まず脳内再生され始めたのは学園モノの学期末だとか、卒業式だとかの場面たち。
そこから妄想たくましく……じゃなかった、鮮やかな記憶を頼りに次から次へ、ジャンルもバラバラな色々な作品たちが脳内を巡る巡る。
退屈で長ったらしい校長先生の話なんてなんのその、ついさっきまでこみ上げていた眠気なんてどこへやら。
めくるめく脳内妄想にすっかり悦に入ってしまった碧南には、もう修了式なんて関係なくなってしまっていた。
それどころか悦が表情にも滲み出ていて、言ってしまえば残念きわまりない有様。そこに180センチという高身長が合わさった結果、めちゃくちゃ目立つ。
騒いだり、居眠りをしているわけではないので、とやかく言われることはない。
しかし周囲のクラスメイトたちからは、「またはじまった……」と呆れた視線が向けられていた。
でも今日は、だいたい校長先生の話が長いせいだ。だから、「仕方ないんじゃない?」みたいな空気もあったりなかったり。
「シトラス――」
(毎回思うけど、これって拷問じゃない?)
シトラス・ガムダンとかいう偉い人の話を聞き流しながら、
楡宮 遠海
はそんなことを思う。
話している本人は、きっと楽しいのだろう。
でなければ、毎度毎度こうもダラダラと、こう無駄なおしゃべりを長々と続けるはずはない。
だけれども、それを聞かされる方はたまったものじゃない。
座りっぱなしでずーーーーーっと退屈な長話につきあわされているせいだろうか、気分が悪くなってきた子も居るようだ。
自分もああなってしまうのだろうか、と少し心配になる遠海。しかし彼女の気分が悪くなる原因は、もっと別の所から――胃とか腸とかから、ゆっくりとにじり寄ってきていた。
周りには聞こえない程度に、それでいてはっきりと。お腹がきゅるっと音を立てる。
(お腹空いた……)
空腹のせいか、思考は自然と食事のことへと向いていく。
今日の日替わり定食はなんだろう、とか。
春休みの間は食堂とはお別れかあ、とか。
今日は食堂混雑するのかな、とか。
今日は何を食べようかな、とか。
気づけば遠海は、次から次へと食堂のことを考えていた。ひたすらに長ったらしい、拷問のような校長先生の長話をやりすごすために。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
風雅宿
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
NPC交流
定員
1000人
参加キャラクター数
19人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2020年12月10日
参加申し込みの期限
2020年12月17日 11時00分
アクション投稿の期限
2020年12月17日 11時00分
参加キャラクター一覧
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