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【修了式】今年度、最後の一日どう過ごす?
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◆
大掃除を終え、
水上 桜
は生徒会室へと向かう。
通知表の写真はニューヨークの両親に送ったし、今日やることは、あとは生徒会室の掃除くらい。
ということで生徒会室に向かうと、
巫部 紫苑
が一足先にやってきていた。既に掃除を始めていたようだ。
「巫部先輩、掃除お手伝いしますよ」
「じゃあ、廊下側の方をお願いできますか?」
「わかりました」
パイプ椅子に荷物を置き、桜も掃除に加わる。
黙々と掃除を進めていると、二人だけでもあっという間に一段落した。
「意外とホコリたまってましたね」
「すぐ溜まっちゃうんですよねぇ、埃とかって」
掃除用具をロッカーに片しながら、
「先輩はこの後、どうされるんです?」
「ついでに議事録の整理とチェックもしておこうかと」
「あ、だったら手伝います」
「ありがとうございます。ちょっと時間かかりそうですから……コーヒー淹れましょうか」
「私淹れますよ」
じゃあ、と紫苑は戸棚の方へ向かい、しまってあったお茶菓子の残りを出した。
たった数週間程度とはいえ、長期休暇を挟むわけで。食べ切れそうなら、今のうちに食べ切ってしまっておいた方がよさそうだ。
補充の方が消費よりもペースが早かったのだろうか、ちょっとした親戚の集まりに出すくらいには残っていた。
「これだけなら、全部食べれそうですね♪」
「えっ」
思わず声が出てしまった桜。
丸盆の上に並べたお茶菓子を長机に置きながら、紫苑は不思議そうに首を傾げた。
「あ、いえ、なんでもないです。……コーヒーどうぞ」
「ありがとうございます♪」
お菓子とコーヒーを傍らに、二人は書類の整理を始める。
◆
校長先生の話が長かったから、だろうか。
式の後のホームルームと大掃除は、なんだか短かったような気がする。
あっという間に二年生最後の日を終えた
青山 絢
は、下足箱へ向かっていた。
今日は部活もないし、このまま帰宅するつもりだった。
そんな彼女に、何の前触れもなく声をかけてきたのは
夢宮 瑠奈
だった。
「突然ですが、インタビューです!」
本当に突然のことに、リアクションすらままならないうちにつかまる絢。
「い、インタビューって?」
「あなたが今、この学校でたのしいと思ってることを聞かせてください!」
「ええっと……」
首をかしげる。いきなり『たのしいと思っていること』なんて聞かれても、どう答えたものか。
少しの間考えて、
「楽しいこと……っていえば、そうね。私は演劇部に所属していて、色々な役を演じることにハマってる、ということかな」
絢の回答を、瑠奈はふんふんと聞いている。
相槌に頷くたびにひょこひょこ揺れるひとつ結びを見やりながら、「それから」と絢は続けた。
「いま、『Cutie Kitty』って雑誌で読モしてるの。こっちもやはり楽しいわよ」
「読モやってるんだ、すごいね! じゃあ、もう一つ質問です! いろいろな役を演じることと読モって、どんな風に楽しいですか?」
「どう楽しいかって……」
どうして楽しいのか、楽しいと思う部分はどこなのか。改めて言葉にしようと思うと、案外難しい。
自分が楽しさを見出す部分はどこなのか、潜って、咀嚼して。そして見つかった答えを、絢は言葉にする。
「そうね……自分の中にいる自分じゃない誰かと出会えるのが楽しい、ってところかな」
そうして口に出してみると、今まであまり考えたことのなかった理由が、自分の中に見えてくる。
「演劇部に入ったり、読モをやってたりするのって、もっと『自分じゃない誰か』に出会いたいからなのかもしれないわね」
絢の話を聞き終えて、「すてきだね!」と瑠奈と笑う。
「自分の中にいる、自分じゃない誰かと出会う! それってたしかにすごく『たのしい』だね!」
突然の突撃インタビューには、ちょっと戸惑いはしたけれど。
「……でしょう?」
こうも素直に自分の「たのしい」に笑顔を向けてくれるなら、答えて悪い気はしない。
◆
瑠奈のインタビューはまだまだ続く。
「楽しい?」
「そ、たのしい!
突然のインタビューを受けたのは、
響 蒼留人
。「うーん」と小さく唸って、
「勉強は楽しくないが、剣道の手合わせは結構楽しいかな?」
「手合わせ! なんか言い方かっこいいね!」
「そ、そうかな?」
「サムライ、って感じがする!」
サムライかあ、と思いつつ。
「あとは……」
また少し考える素振りを見せた蒼留人に、「他にもある? 聞かせて聞かせて!」とグイグイ来る瑠奈。
「寮の同室の奴とのつきあいとか、イベントに参加したりするのも楽しいっすね」
ふむふむとうなずく瑠奈に、「こんな感じでよかったです?」と蒼留人。
「もちろん! 剣道に寮にイベント、あなたの『たのしい』を聞かせてくれてありがとう!」
そして瑠奈は、「じゃあね!」と去っていく。
その勢い、春風の如く。
後ろ姿を「元気だなあ」と見送って、蒼留人は当初の予定を思い出す。
「理事長探さないと。行方不明なんて一大事だろ」
とは言ったものの、どこをどう探せばいいのか蒼留人には見当がつかなかい。
とりあえずと理事長へ足を向けたところで、ミステリ研の先輩である
神野 美野梨
に出くわした。
「響くん、ちょうどよかった」
なんか、先輩によく話しかけられる日だなと思う。
「ミステリ研の呼び出しとかです?」
そうじゃないわ、と美野梨は首を横に振る。
「頼みたいことがあるの。探偵助手として」
――今、何て?
「探偵助手? 俺が?」
「理事長の行方が気になるの。理事長を最後に見た人、話した人に、様子はどうだったか聞き込みしてもらえない? もちろん何日前かもね」
わかったことがあればと連絡先の交換を済ませると、美野梨はすぐに去っていってしまう。
なんだかよくわからんうちに手伝いを頼まれて、残された蒼留人は一人ぽつねんと立ち尽くす。
「……まあいいか」
目的は一緒みたいだし。
頭をかいて、とりあえず職員室へ向かうことにした。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
風雅宿
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
NPC交流
定員
1000人
参加キャラクター数
19人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2020年12月10日
参加申し込みの期限
2020年12月17日 11時00分
アクション投稿の期限
2020年12月17日 11時00分
参加キャラクター一覧
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