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なぜ君は布団になるのか
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刀と寝太郎は、トイレから再び屋上へと戻ってきていた。
それぞれの手には自販機で買ってきた飲み物が。
「さっきはすごかったな……」
「うん……生きてるって素晴らしいね」
とりあえず実験の結果分かったことは、おっぱいの感触とか以前に命が危なかったということ、そして途中何かしらの条件を満たして寝太郎のろっこんが発動したということだ。
「でもちゃんと布団になってたよな、猫島」
「そうだね、びっくりした」
「やっぱりおっぱい揉んだら布団になるんじゃないか?」
「いや違うでしょ! なんでその答えになるの!?」
「え?」
「え? じゃないよ! そもそも揉んでないし、その動作してから発動までラグがあったよ」
「そっか、やっぱり違うか……だよなあ……」
「やっぱりって何……おっぱい実験したかっただけじゃないの……」
「まあさっきのは俺がおかしかったわ、ごめん」
おかしいおかしくないで言えばこの会話全体がもうおかしいが、とりあえずふたりは過ちに気付いたようだった。
「結局何が条件だったんだろうな」
「何だろうね」
肩だよ! 逆になんで分からないんだよ。
実験中に肩を2回叩かれていたことが完全に頭から抜けていた寝太郎と、そもそも自分が無意識にやっていた行動なので気付いてもいない刀。彼らが発動条件を解き明かすのはまだしばらく先になりそうだった。
◇
「そういえばさ」
「ん?」
先ほどの実験でとてつもない疲労に見舞われたため、ふたりはフェンスによりかかり、座ってとりとめのない話をしていた。
「御剣君は、よく一緒に帰ってる女の子たちいるじゃない」
「ああ……」
刀の脳裏に、該当する女子たちの顔が浮かんでくる。
「どっちが本命なの?」
唐突な質問に、飲んでいた缶コーヒーを少し吐き出しそうになりながら刀は寝太郎を見た。
「なんだよ急に」
「いやあ、何となく気になって」
そうだなあ、と一拍おいてから刀はゆっくりと答える。
「両方です。三人で付き合うことになりました」
「うん?」
「三人で付き合うことになりました」
世が世なら、これだから男性がどうとか叩かれそうな発言である。寝子島がそういう世じゃなくて良かった。そういう世じゃないですよね?
「へぇ〜、そうなんだあ」
大方の反応としては疑う・食ってかかる・たしなめるなどが挙げられそうだが、寝太郎の反応はそのどれでもなかった。不思議と心が凪いでいるのを、寝太郎自身も感じていた。
もしかしたら、少し前にオトナの女性と普段できない貴重な経験をして男子としてレベルアップしていたことも関係していたのかもしれない。
え? そのお話が気になるって?
これは決して宣伝ではないんですけど、
「鷲尾先生の憂うつ」
というシナリオにその一部始終が収められているそうですよ。
「なんというか、俺にとって奇跡が起きたんだ。凄いよな」
「うん、凄いと思うよ」
本当に凄い。できるならその奇跡の起こし方を教えていただきたいくらいには凄い。
「……で、その……したの?」
「した、って何を?」
「キスとか」
「キスですか?」
「なんで敬語……」
「えっと、その……なんだ? まあいいじゃん!」
ここまで来て、まさかのごまかしである。大体こういう時は7割方やってるもんだが、もちろん真相は彼にしか分からない。
「なんだあ、教えてくれないんだ。残念」
「そういう猫島こそどうなんだよ?」
「えっそういうのはないけど……」
「けど?」
この男、自分ことは隠したくせに人のあれこれはもの凄い掘り下げてくる。
「こないだ……」
「こないだ?」
「少しオトナっぽい時間は過ごしたかな」
照れながら言った寝太郎の言葉に、刀は驚きつつも「おいおいなんだオトナの時間って〜」と肘で小突いている。
もちろん寝太郎がここで浮かべていたオトナの時間は
こちら
です。
あの時は楽しかったなあ、またああいうシナリオがあったら参加したいなあ、なんてことを思いながら寝太郎は幸せを思い出して噛みしめていた。
「いいな、オトナの時間」
「御剣君の今の状態も、ほとんどの男子から見たらいいなって思われる状況だと思うよ」
「まあほら、奇跡だよ奇跡」
「起きないから、奇跡って言うんですよ……」
どこかで聞いたようなセリフを告げると、寝太郎は飲み物をゴミ箱に入れようと立ち上がった。刀もそれに続いて立つ。
「さて、これからどこに行こうか?」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
萩栄一
シナリオタイプ(らっポ)
プライベートシナリオS(400)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
定員
2人
参加キャラクター数
2人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2020年12月08日
参加申し込みの期限
2020年12月15日 11時00分
アクション投稿の期限
2020年12月15日 11時00分
参加キャラクター一覧
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