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\ オーバータイム!/
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寝子島高校
なぜ君は布団になるのか
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青空の下、少し顔の赤い高校生がふたり。
猫島 寝太郎
と
御剣 刀
は、先ほどまでしていたちょっとおませなトークのせいで恥ずかしい気持ちが残っていた。
男子が朝起きた時に出くわす、とある生理現象の話になりかけたせいだ。
もちろんそれはただの勘違いで、実際は寝太郎のろっこんについての話だったのだけれど。
その場を仕切り直すかのように寝太郎がこほん、と軽く咳払いをしてから口を開いた。
「それはさておき、御剣君のろっこんって加速だよね?」
「ん? ああそうだが、今は猫島のろっこんの話じゃないのか?」
「そうなんだけど、他の人のろっこんを見て気付くことももしかしたらあるかなって」
「なるほどな……まあ、俺のはこんな感じだよ」
言うと、刀は寝太郎の目の前で自らのろっこんを披露してみせた。
撃鉄が落ちるイメージをすることで己を高速移動できるようにするろっこん、『加速』。シンプルながらも、その効果は大きく役立つ場面も多い。
目で追いきれない速さで数メートルをあっという間に移動した刀に、一瞬自分の前から消えたような錯覚すら覚えた寝太郎は「おおっ」と驚きの声をあげた。
「前に見た時より早いねぇ〜、漫画みたいに分身とかできそう」
「分身?」
期待の眼差しを向ける寝太郎。友人にそんな目を向けられては、応えないわけにもいくまい。
「まあ出来る……かな?」
「本当に!?」
「やったことはないけど、この手のシナリオならできるだろ」
「この手のシナリオって何……? 何の話……?」
「いいんだよ今そういうことはどうでも」
逸れかけた話を、強引に戻そうとする刀。
要領としては、ペンを高速で左右に振ると二本に見えるのと同じだろう。たぶん。
少年漫画とかでよくそういうのは見かけたし、その感じをイメージすればできるはず。
「いくぞ!」
ろっこんを再度発動させ、刀は目にもとまらぬ速さで左右へと小刻みに動いた。
言うならば、反復横跳びを超スピードで繰り出しているような状態だ。
「どうだ! 分身してるだろ!」
「すごい、御剣君がふたりいる……忍者みたい……!」
「まだまだ!」
寝太郎の反応に気をよくしたのか、刀はさらに肉体を加速させた。好奇心から彼に触れてみようとした寝太郎だったが、それを妨げるように刀の声が聞こえた。
「こんなことだってできるんだぜ」
その言葉と同時に、寝太郎の手が刀に触れた……かに見えたが、その手はただ虚空を掴んだだけだった。
「え?」
と思った次の瞬間には、背後から声。
「……残像だ」
「何……だと……!?」
がばっと振り返った寝太郎。そこには満足げな表情の刀がいた。そして、どこからか焦げ臭いにおいがした。
「ん? 何かが焼けるにおい?」
どこからか、というかそれは思いっきり刀の足元からにおっていた。調子に乗りすぎて、刀の上履きが摩擦で焦げていたのだ。
「えっ」
「熱っ!」
慌てて底を覗くと、綺麗に穴が開いていた。
「あ〜……」
やっちゃった、と互いに顔を見合わせて苦笑する。
「加速しすぎると、こういう代償もあるってことだな」
「分身できそう、とか言っちゃったからかな……ごめんね」
「いや俺が調子に乗ったからそれは全然気にしなくていい」
「ていうか、何の話だっけ」
「ええと……自分のろっこんの発動条件の話かな」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
萩栄一
シナリオタイプ(らっポ)
プライベートシナリオS(400)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
定員
2人
参加キャラクター数
2人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2020年12月08日
参加申し込みの期限
2020年12月15日 11時00分
アクション投稿の期限
2020年12月15日 11時00分
参加キャラクター一覧
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