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男の娘Day★
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「いらっしゃいませ~ようこそ、bonheurへ」
檜扇 舞華
が扉を開けた
滝原 レオン
を出迎える。
「あ、ああ……その、いま、スイーツがもらえるんだっけ?」
ぶっきらぼうに訊ねるレオン。
「はい。男の娘の変装をして頂くと、一つサービスとなっております」
「男の娘? それって……女装ってこと?」
(つい、スイーツに釣られて来ちまったが……よりよって女装とはな)
「はい。お客様はお綺麗な顔をされていますので、きっとお似合いですよ?」
「…………そ、そっか? な、なら、しょーがないな、ルールだものな」
(き、綺麗……か。し、したいから、するんじゃねーぞ、スイーツの為だからな!)
「はぁい! ではこちらご案内です!」
「うぉ~、なんだこの衣装の数は……和洋中、なんでもあるぞ……」
「はい! 当店の衣装は、多種多様取りそろえております、どれでもお好きなのをどうぞ!」
(あら、このお客様、男の方にしては珍しく、お洋服に興味があるのね)
あーでもない、こーでもないとクローゼットの前を歩き回るレオン。
取りだしては体に当て、又戻し、袖を通しては戻し……迷うことしばし……
「よし、これにしよう。……ま、まあ、どれでも良いんだけど」
赤い袴、白い上衣。紅白のコントラストが鮮やか
だ。
(
袴が短い
のが気になるが、シンプルで着こなせそうだ)
「ふふ、
巫女服
ですね、お目が高い。お着替えが済みましたら、お呼び下さい」
マイちゃんがカーテンの向こうに消える。
着ていた服を素早く脱ぐと、巫女服に袖を通す。
浅い呼吸がはやる気持ちを表していた。
(襟を整えて。やっぱり袴短いな……)
「き、着替え終わった」
「はい、只今……ふふ、良くお似合いです。お目もとが涼やかですので、エキゾチックな魅力がありますね」
「お、おう、そうか……あ、あと、髪はこのままでいいのか? 色、合わないかも」
「銀色の髪も素敵ですが……そうですね、
ロングのウイッグをお着けしましょうか。色は……茶色
の物がよろしいかと。その後、仕上げにメイクの方、させて頂きます」
「任せる……ん……」
「お任せ下さい! ……わ、肌のキメ、細かい……お化粧のしがいがあります」
プンと化粧品の香りがただよう。
マイの……女の子の匂いと混じり合い、レオンの鼻腔をくすぐった。
自分がどんな姿になるのか……不安半分、期待半分。
目を瞑りされるがままの時間が過ぎ……そして……
「はい、出来ましたよ。はい、如何ですか?」
「……ん、んん……お、おぉ? こ、これが……俺?」
鏡の前には小さく口を開けた女の子の姿があった。
切りそろえられた前髪の下からは、切れ長の瞳が恥ずかしげに覗いていた。
「はい、あなた様ですよ。そして、俺ではなく……私ですよ♪」
(私、か……そっか、どうせなら、違う自分になってみようか……)
「分かった、わ」
「はい! 当店では仮のお名前を名乗ることも出来ますが、いかがしますか?」
「そう……なら、
ましろ
にする」
カウンター席に案内されたレオンことましろ、早速オーダーをする。
(なんか、ちらちらと視線を感じる……恥ずかしいというか……でも……)
見られている……背筋がゾクゾクするような震え……これってなんだ?
「お待たせしました、本日のスイーツと、ミルクティになります」
贅沢にフルーツを使ったタルトが置かれる。
お皿にまで零れているほど、たっぷり、ソースが掛っていた。
「わーおいしそう~、うふ、いただきまーす♪」
フォークでちまちまと切り取り、口に運ぶ。
お口に入れた瞬間、フルーツとシロップの香りが爆発的に広がる。
一回、二回と咀嚼……生地に染みこんだカスタードクリームがじゅわっと溢れ出した。
「あはぁ~ん♪ おいしーーー! 来て良かったよ~」
甘みがましろに残っていた強張りを溶かし去る。
(はっ、いかん、口調が女の子になっていた……)
もう一口……こんどはもっと大きく切って……ぱくっ!
「あむ、あむ……んんぅ~~ん♪ あまくて、すっぱくて、おいしいよぉ~~~」
イチゴの酸味とマンゴーの甘さが複雑に絡み合う。そこにブルーベリーの酸味が入り込んできて……
「お口の中が、幸せだよ~~、あは~ん♪」
(また、女の子口調に……ってもう、いいやー)
片手でほっぺたを押さえながら、恍惚の表情を浮かべるましろ。幸せオーラが全開に放たれていた。
「ふふふ、そこまで喜んで貰えたら、作った人も幸せね」
思わずといった感じの笑い声が聞こえる。
ましろはにゃむにゃむと口を動かしながら、反射的に顔を向けた。
女教師姿の
桧垣 万里
が口元を抑えて微笑んでいる。
「ふふ、ごめんなさい、あまりにも幸せそうだったから、つい」
「わ、悪いか、よ……こ、これ、美味くってさ」
つい、ぶっきらぼうになるましろ。
「全然。美味しい物を美味しいって言えるのは、とっても素敵な事だと思うわ……ね、ましろさん」
どうやら、ネームプレートを見たらしい。
ましろを見つめる万里。
伊達眼鏡の奥の瞳が細められている。
「お、おう、そうだよな。俺、お菓子作りや、裁縫なんかするんだけどさ、作った物、褒められると、嬉しいよな」
(な、なんでこんなことまで言っちまってるんだ?)
「そうよ作る人は心を込めて作るんですもの」
万里は自分の店でお料理を出すときのことを思い出す。
残されてしまったら、悲しいし、綺麗に食べて貰ったらとても嬉しい。
「あんたも、なんか作るのか?」
「うーん、私はサービスをする方かしら。今日はこの通り……お客さんだけどね、ふふ」
ピンクのルージュを引いた唇が差し込む日差しを受けて光る。
レオンは思わず喉を鳴らした。
「食べているところ、ごめんなさい、ましろさん。さ、続けて……私は……見てるから、ふふ」
「あ、ああ……そんじゃ……」
(うう、見られてる……ちょっと恥ずかしい)
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
甲二
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
コメディ
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年09月24日
参加申し込みの期限
2013年10月01日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年10月01日 11時00分
参加キャラクター一覧
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