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急に山脈 ~飛ばされてここはどこ~
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転:ストイックに、挑め ――クライミング・ハイ――
翌日からは落石を回避したりヤギの群れをやり過ごし、時にまよいかけながら3日かけて2000m登った一同。彼らはその翌日を丸一日休息日にあて、順応を図った。
「ここで丸一日休むのは……あれのせい?」
万条 幸次
がそういって目をやったのは、岩の壁である。傍らの
ルーク・ポーラスター
は「そうだ」と力強く頷いた。
「あの岩の壁を乗り越えたら、標高8000m。そこから上は本来人間が生存できないほど酸素濃度が低い。登山用語ではデスゾーンと呼ばれている」
そう言ったのは
高峰 一馬
。彼は
五十嵐 尚輝
が入れてくれたコーヒーを一馬と幸次に渡しながら説明を続けた。
「初心者もいるから、なるだけ山の環境に順応できるようゆっくり登ったつもりだ」
「でも疲れている子もいるみたいだし、しっかり登るためにも体力回復させておきたいの」
と、
相原 まゆ
もキャラメルを口にしつつ補足する。
「一応、迂回できる場所がないか調査してみるよ」
サキリ・デイジーカッター
はそう言って一礼し、周辺の調査に向かった。単独行動は危ないから、とそれにルークが続く。
「天候的には問題がないのですが……山の天気は変わりやすいですからね」
尚輝がため息交じりにそういい、山頂をみる。今のところは白い雲が数個、ふよふよしているだけで風も強くない。
(しかも、この山はそう簡単には頂上に行きたくないらしいし……)
幸次は不安げに頂上を見上げた。
そして6日目 ――標高7000m。
「う回路は?」
「迂回できそうな道が、ない。誰かが先に上り、引き上げるほうがよさそうだよ」
相原 まゆ
の言葉に、調査から戻ってきたサキリが首を振る。一同は、最初に2人がクライミングして上に行き、みんなと荷物を上げることで岩の壁を攻略する事にした。
そして……最初に上ることになったのは――。
「けっこう、難しそうね」
羽生 碧南
が目の前の岩の壁を見上げながら、ピッケルを握りしめる。傍らの
尾鎌 蛇那伊
はどこか不敵な笑みでそこを見つめていた。
「登ればいいのよ、登れば。……って、クライミングは登山装備だときついじゃないの!」
そういいながらも、蛇那伊は何を使うべきか行動しながら確認している。
ザイルなどクライミングに必要な道具を準備していると、一馬が口を開いた。
「こういう場合はビレイ……つまり、安全確保をする人が必要になるな。それか、ビレイなしでフリークライミングか……」
一馬が少し考え、ビレイが必要なら自分がやろう、と申し出た。もう一人に関してはまゆが手を挙げる。
蛇那伊は碧南とともに準備を進めた。
「頑丈なロープに、ロープ同士をつなぐ強度の高いカラビナに、ロープを接続するハーネス……、これね」
「こっちが、岸壁に打ち込むボルトとハンマー、ロープをつなぐ……あー、これ!えーっと……」
「ヌンチャク? 手錠? 正式名称何だったかしら」
と道具を出していく2人。自然と触れただけで名前が出るのが不思議だが、一つロープ同士をつなぐ、両端に輪のついた道具の名前が出てこない。
「それはクイックドローって言うんだ」
そう言って手伝ってくれたのは一馬。彼は念のため登りやすい場所や危なそうな場所を見て教えてくれるらしい。
(そういえば、最近遊んでいるゲームでも登山家のキャラクターがいたのよね)
ふと、碧南が思い出したのはちょっとミステリー要素のある乙女ゲーム『恋の分水嶺 ―山脈は紅に染まり―』に登場する少し影のあるイケメンだった。背丈やガタイはちょうど蛇那伊のような感じだっただろうか?
しかし、上のほうを見ると現実に戻っていく。最初のほうはまだ景色を楽しむ余裕のあった彼女であったが、登れど登れどまったく登った気がしなくなった。
(頂上は、まだ遠くなのよね……)
確かに彼女は女子バスケ部のキャプテンだけあって体力はあるほうだ。しかし、じわじわと消耗していることに変わりはない。
「それでも、登ったほうが早く終わる。いくしかないのよ」
碧南はこくん、と力強く頷くと装備に手を伸ばした。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
冒険
動物・自然
定員
10人
参加キャラクター数
6人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2020年11月19日
参加申し込みの期限
2020年11月26日 11時00分
アクション投稿の期限
2020年11月26日 11時00分
参加キャラクター一覧
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