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\ オーバータイム!/
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出雲国怪奇譚
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「ヤマタノオロチ――8つの頭と8つの尾を持つ大蛇でございます。その大きさは山を乗り越え、谷を埋めるほど。性質は狂暴で、若い娘を狙います。今、この村で若い娘がいる家はここだけ。年に一度来襲するたびに娘が食われました」
八神 修
は、アシナヅチと名乗るその老人の話に聞き入っていた。
「それほど大きな怪物……人が倒すのは不可能に近い。だが、やれるだけのことはやるよ」
「ありがとうございます。どうお礼をしたらいいか……」
アシナヅチの妻である老女、テナヅチは修の手を取り、涙ながらに感謝した。その傍のクシナダも一緒に頭を下げたが、不安と恐怖はその顔に色濃く残っていた。
「どうか、お願いいたします……」
修は、涙の跡の残るクシナダの横顔を見て、自分にできるすべてを尽くそうと心に誓った。
「まずは、相手をよく知ることだ」
修は老夫婦に依頼し、村人――わすか数世帯だが――を集めてもらった。ヤマタノオロチについて知っていることを聞き取るためだ。
「ヤマタノオロチの進む速度は?」
「人の歩みくらいで、そこまで速くはないな。だが図体が大きい分、ちょっと首を伸ばしただけで人は簡単につかまってしまう」
「なるほど……毎年、どの方角から来てどこに向かう?」
「険しい山の多い南の方からだなあ。人を食って満足したら、また南に帰っていく」
「外見的な特徴は? 普通の動物なら喉や腹が急所になると思うが」
修は、思いつく限りの有用そうな質問をぶつけていく。表面が硬い鱗でも、鱗の少ない部位があるかもしれない。あるいは……
「喉のところに、逆向きになった鱗があったりしないか?」
「うーん……聞いたことはないなあ」
龍の一種なら「逆鱗」があるかもしれないと踏んだが、空振りのようだ。長老らしい一人の村人が言った。
「古い言い伝えでは、一つの頭を落とすとヤマタノオロチは死ぬという。他の首を切り落としても死なんそうじゃ」
「あ、今の情報は役立つかもしれない! 急所の首の特徴は?」
「それは流石に知らん。じゃが、頭は別々に動くというから、動きの様子でわかるかもしれん」
「なるほど……」
ヤマタノオロチが現れた時に観察するか。最初に動いて体を先導する首か、娘を食べる首か、どれかかもしれない。
「明るいうちに、近隣を歩いて下見しよう。地図はないか?」
「地図? なんだそれは」
そもそも、この時代の日本に紙はないらしい。修は村人に頼んで、近くの山や谷などの地形を地面に描いてもらった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
三城 俊一
シナリオタイプ(らっポ)
プライベートシナリオS(400)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
バトル
定員
1人
参加キャラクター数
1人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2020年10月26日
参加申し込みの期限
2020年11月02日 11時00分
アクション投稿の期限
2020年11月02日 11時00分
参加キャラクター一覧
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