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出雲国怪奇譚
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怪物は、食べ物や酒の匂いにつられて少しずつ近づいてくる。だが、まだ遠い。
(もっと、引き付けて……)
ヤマタノオロチの体が、罠を仕掛けた谷に入り込む。胴体が巨石の真下に来る。
「今だ!」
修は精神を集中させ、巨石の下に敷き詰めてあった止め石を「分解」した。巨石はゆっきり傾き、やがて加速度をつけて真下に転がっていく。
岩は鈍い音を立てて怪物の胴に衝突した。ヤマタノオロチの動きが止まった次の瞬間、大蛇の重みと巨石の衝撃で、落とし穴の木枠が崩れた。
怪物の巨体が落下するとともに、すさまじい轟音と振動が修のいる樽にまで伝わってくる。鋭利な木の槍先がオロチの腹に刺さるだろう。大蛇の重みが仇となり、深々と突き刺さるはずだ。だが、オロチの動きは止まらず、むしろ興奮状態になっているようだ。
(やはりしぶといな……あとは罠の総仕上げだ)
亀裂を入れておいた崖に視線を向け、「分解」を発動する。崖を構成していた土砂や岩石が、土石流のようになってオロチの上部になだれ込んでいく。これで、怪物の行動はかなり制限されるはずだ。
修が指笛を吹くと、隠れていた男たちが矢を射かける。もとより、ダメージを与えられるとは思っていない。修から注意を分散し、急所以外の首を引き付けるのが狙いだ。
修は、8つの頭の挙動を慎重に見極める。矢の攻撃を受け、いくつかの首が一つを庇うような動きをする――
(あれだ! あれが狙う首だ!)
確信を持った刹那、修は迷わず樽から飛び出した。
太刀の切っ先を、狙う首の喉笛に深々と突き刺す。鮮血がほとばしり、怪物が雄たけびを上げる。
あらかじめ思い描いていた通り、修は横に動いてオロチの視界の背後にまわる。蛇の視野が狭いことを知っての行動だ。他の首が襲ってこないよう、急所の首の下に潜り込み、さらに切りつけた。
耳を貫くような断末魔とともに、ヤマタノオロチの動きは少しずつ緩慢になっていく。
加勢の男たちが、修のもとに駆け寄ってきた。
「怪我はないか?」
「大丈夫。これはオロチの血だ」
頭の下から、修がはいずり出てくる。
「とどめを刺さないと」
修は太刀を振り上げ、ヤマタノオロチの首を一刀のもとに切り落とそうとした――
ガチン、と金属同士がぶつかる音がした。
「――! これは……」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
三城 俊一
シナリオタイプ(らっポ)
プライベートシナリオS(400)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
バトル
定員
1人
参加キャラクター数
1人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2020年10月26日
参加申し込みの期限
2020年11月02日 11時00分
アクション投稿の期限
2020年11月02日 11時00分
参加キャラクター一覧
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