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出雲国怪奇譚
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太陽が西に傾き、影が伸びてきた。ヤマタノオロチが出現するのは夜だ。急がなければならない。
「お客人の太刀を砥いでおきました。切れ味は十分でしょう」
「ありがとう」
修は、アシナヅチに預けていた太刀を受け取った。自分がいつの間にか身に着けていたこの太刀が、自分の、そしてクシナダの命を守る鍵になる。
いよいよ作戦の仕上げだ。修は禊をして自分の匂いを落とし、クシナダから借りた服を羽織る。
「見ず知らずの私のためにここまでしていただいて、お礼のしようもありません」
クシナダは、戦いに向かう修の見送りに来てくれていた。心配そうな表情のクシナダに、修は答える。
「気にしないでくれ。君のことは他人とは思えないんだ」
修はクシナダを勇気づけるように微笑むと、罠の場所に向かった。
ヤマタノオロチをおびき寄せるための酒や料理は、谷の出口部分に置かれている。うまくいけば、オロチは匂いにつられて狭隘な谷に入っていくはずだ。オロチに真っ先に狙われるであろう場所に、酒の匂いをつけた空樽を置き、修はその中に身を潜める。
日が落ちると、急速に気温は下がっていく。狭い樽の中で待っていると、時間が何倍にも遅くなったように感じる。太刀を握る手が、心なしか汗ばんでくる……
すべてが寝静まったかのように思えた夜半、修は遠くに異様な物音を聞いた。鈍い地鳴りのような音と、木々がしなって倒れる音。修は樽の小さな穴から向こうを確認した。
見たこともない巨大な生き物が、南方の丘を乗り越え、こちらにゆっくりと向かってくる。細長い体で、首がいくつも枝分かれしているのが、月明かりの下で辛うじて分かった。
「あれが、ヤマタノオロチか……」
修は、今にも飛び出したい気持ちを抑えて、樽の中で息を殺した。冷静に好機を見極める。そして好機が訪れたら、大胆に実行だ――
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
三城 俊一
シナリオタイプ(らっポ)
プライベートシナリオS(400)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
バトル
定員
1人
参加キャラクター数
1人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2020年10月26日
参加申し込みの期限
2020年11月02日 11時00分
アクション投稿の期限
2020年11月02日 11時00分
参加キャラクター一覧
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